どうしてこうなった!?一度見たら忘れられない「鳥刺し踊り」!!
ミドルエッジ世代にはおなじみのアイス「パナップ」ですが、あのCMで流れる”パパパパ~♪”はオペラ『魔笛』の中の「鳥刺しパパゲーノの歌」です。今回はこの鳥刺しにまつわる伝統芸能「鳥刺し踊り」について。一度見たら忘れることが出来ません♪
2018年になりました。本年もなにとぞよろしくお願い申し上げます。年始め、第一発目のコラムは挨拶について。空手家にとどまらず幅広く皆様に愛される「押忍!」のルーツについて昨年、その疑問を解決してくれる本に出会いました。
蕎麦だけじゃない年越し料理、 地域で伝わる独自の年越し風習。
父母揃って讃岐(香川)生まれ・育ちの下で生まれ育った私にとって、年越しの食事といえば「ウドン(讃岐うどん)」でした。風習として代々受け継がれてきたわけではなく、単にウドン(乾麺)が家に余りあるほどあったため、お蕎麦を買うよりウドンを食べていました。我が家ではお蕎麦は遠い存在でした…。
12月19日から国立科学博物館で始まった「南方熊楠生誕150周年記念企画展南方熊楠-100年早かった智の人-」。 南方熊楠(みなかたくまぐす1867年(慶応3年)~1941年(昭和16年))は自分の勉強領域の偉人です。
「祟り」は予測不可能な天災や疫病を現世に恨みを残して死んだ霊の仕業と捉える、日本的な霊魂への信仰。
江戸を代表する神社の1つである富岡八幡宮(とみおかはちまんぐう)、通称「深川八幡宮」で、とても悲しい事件がおこりました。そのニュースの中で、「祟る」というキーワードが出ていたので、これについて少し書かせていただきます。事件とは別のものとして読んでくださいませ。
自衛隊音楽まつりで目にした懐かしの和菓子「玉羊羹(ようかん)」。直径35㎜程の丸ゴム風船の中に羊羹がキュムっと入っている、ご存知玉羊羹。じつは自衛隊で売られてしかるべき歴史を持つオカシだったりします。
社会人になると、ミスなどした時など時々「初心忘るべからず」とか諭されたり、諭したりすることがあったりします。もとは能楽に出てくる言葉ですが、能楽に限らず万事に通じる事だから現代社会でも使われるフレーズなのかな?と思うこの頃、東京オリンピックが見えてきた今だからこそ思い出す事例があります。
温泉が恋しい季節になってまいりました。温泉宿に行くと、お部屋に入ると、机の上にお茶とご当地お茶菓子がそっと用意されてあったりして、日本らしい「おもてなし」にホッコリしたりする、そんな季節が。温泉といえば温泉饅頭(まんじゅう)!と、饅頭が頭に浮かんだので、今回は饅頭のコネタを。
おみくじの種類はいくつかご存知ですか?代表的な7種以外のおみくじをご紹介!
皆様が想像するおみくじは、おそらく7種類バージョン【大吉・吉・中吉・小吉・末吉・凶・大凶】が一般的なのかな?と思います。吉・中吉・小吉あたりの順番は神社によって異なると思いますが、とりあえずこの7つが現代では最も一般的なのではないでしょうか?
まるでハレー彗星?日本に存在する「72年に1回」開催される祭礼とは。
私が各地の祭礼を現地に見に行きだしてから、気が付けば20年ほど・・・思えば結構な年数です。今回はその中でも、「もう次は絶対見れない。その時には私は死んでいる、多分」的な礼を紹介いたします。
語源は「附子」?「民俗コネタとして「ブス」を取り上げてみます。
インターネットテレビ局AbemaTV (アベマTV)のバラエティ番組「おぎやはぎの『ブス』テレビ」をご存知でしょうか?番組案内によると「ブス」が「ブス」のことを考え、明日の「ブス」のために語り合う番組とのこと。ここでは民俗コネタとして「ブス」を取り上げてみましょう。
日本人だけ特別!?おにぎり、お寿司、佃煮など私たちの胃袋を癒してくれる「海苔」。
食欲の秋がやってまいりましたので、今回は食べ物コネタをば。日本人にとって最も身近な食材のひとつ・・・海苔!おにぎり、お寿司、佃煮など私たちの胃袋を癒してくれる存在です。
ことわざ「鬼がでるか蛇がでるか」なぜ蛇は鬼と同格になったの??
「これからどんな恐ろしいことが起きるか予測ができないこと」を、ことわざで「鬼がでるか蛇がでるか」と言います。鬼も蛇も不気味で恐ろしい存在ということで、このことわざが生まれたそうです。が!古代日本では蛇は不気味な存在ではない。どうして鬼と同格になったのか。
現代社会ではあまり馴染みがない9月9日の節句は「重陽の節句」。その一方で別の記念日として「男色(だんしょく・なんしょく)の日」でもあるということ、ご存知でしたか?
給食でお馴染みだった「冷凍ミカン」は小田原駅が発祥、そして大洋漁業との関係。
小中高生の夏休みが終わりました。そんな学生たちの姿を東海道線で見て、ふとコネタを思い出しました。ミドルエッジ世代の給食シーンではお馴染みだったであろう「冷凍ミカン」。新幹線などでも売られていて、その場合は網に入っていることが多かった記憶があります。
自分が勉強のご縁をいただいた「民俗学」。学問自体は近世に入ってから確立されたものですが、もともと江戸時代に日本のことを学ぶ一派がありました、『国学』です。国学といえば『本居宣長』、日本神話『古事記』の研究で知られています。この本居宣長の末裔が、日本文化の新たな扉を開いた一人でもあります。どの扉かというと、それは…映画。誰かというと、それは…小津安二郎(1903~1963)!
桃太郎伝説からナマハゲまで、日本の様々な鬼のなかでも「ヘンテコな鬼」!?
鬼といえば、たとえば桃太郎伝説、大江山伝説(酒呑童子)、紅葉狩りといった「退治される鬼」として有名な伝説がある一方で、秋田県のナマハゲや鹿児島県のトシドンなど「来訪する神」としての存在もあります。真面目に考え出すと一晩で済まない存在ですが、面白い鬼も多いので今回はそれをいくつか紹介させていただきます。
野球にサッカー、バレーボール…球技の神様は京都にいらっしゃるのをご存知ですか?
侍や武士、柔術、柔道、剣道・・・など色々のキーワードから武道の神様は結構認知されていると思われますが、こちらはご存知でしょうか?それは・・・球技の神様!はい、京都にいらっしゃいます。今回はこちらをば。日本に古くから存在する球技というと何か。それは…「蹴鞠」!
「腹の虫がおさまらない」「腹の虫の居所がわるい」…虫で病気を表現した日本のお話について。
夏真っ只中。暑いですね。クワガタやカブトムシを取りに、夜中や夜明けに林に行った子供時代が懐かしいです。そして、夏といえば…食べ物がどうしても傷みやすくなり、お腹がやられたりします。今回は「夏といえば昆虫だなあ」と思いながら、虫で病気を表現した日本のお話についてです。
「ヘタレって何処?」その土地にはヘタレどころか熱い戦いの歴史があるのです。
「ヘタレ」。一度は言ったり使ったりしたことがあるかと思いますが、実は地名にもこの読みがあります。しかも結構ヘタレていない歴史があるんです。