【1984年のテレビゲーム】コンピュータゲームが大きく発展した1980年代を、ファミコンを中心に1年ごとに丁寧に振り返る。
【1984年のテレビゲーム】1980年代に幼少期から青春時代を生きた私たちは、家庭用ゲーム期黄金世代と呼ばれる世代です。1983年のファミコン登場以降、家庭用ゲーム機が遊びの主流へと駆け上がる中で、私たちは「外遊び」「家遊び」「勉強」を巧みに使い分けながら、ファミコンを中心とした家庭用ゲーム機の進化を肌で味わってきたといえるでしょう。そんな1980年代を1年ごとに振り返る、今回は1984年について振り返ってみます。
繰り返される人類の争い、近未来の月面戦争を描いた名作SLG【ネクタリス】PCエンジン版
1989年2月9日、PCエンジン用ソフトとしてハドソンより発売。ジャンルはシミュレーション。当時、シミュレーションゲームといえば敷居の高いものでしたが、本作はその点を簡略化し多くの方に同ジャンルの楽しさを伝えた作品とも言えます。プレイヤーは劣勢に立たされている連合軍の指揮官となり、ガイチ軍の最終兵器「MOA」を破壊するため「ベース・ネクタリス」を目指します。
ファミリーベーシックはファミコン初期の任天堂の戦略?どれくらい売れた?キーボード初心者におすすめ!」
ファミリーベーシックって皆さん知ってますか? 任天堂から発売されたファミコンの周辺機器ですね。1984年6月21日に発売されています。 買った人はどれくらいいるんですかね・・・。プログラミングにこれで目覚めた人もいるかもしれませんよね。
「イースⅣっていくつあるの?」アナザーストーリーとなったPCエンジン版【イースⅣ The Dawn of Ys】
1993年12月22日、PCエンジンSUPER CD-ROM² 用ソフトとしてハドソンより発売。ジャンルはアクションRPG。ファルコムの原案を元に、開発された『イースIV』オリジナル作品の1つ。発売当時はこちらが『イースⅣ』の正史という扱いであったが、後にアナザーストーリーの位置付けとなる。
2つの名作が、1つの新たな名作に【イースⅠ・Ⅱ】PCエンジン版
1989年12月21日、PCエンジンCD-ROM²版として、ハドソンより発売。ジャンルはアクションRPG。前後編であるものの、独立した2つの作品だったオリジナル版イースⅠ、そしてイースⅡ。本作PCエンジン版【イースⅠ・Ⅱ】は、その両作品を1つに繋ぎ合わせ、大幅なバランス調整やPCエンジンCD-ROMならではの演出により、アレンジの強い異色作となった。新たに描かれたイースを舞台に、アドル・クリスティンの冒険が再び始まる。
意外と難ゲーだった「高橋名人のBUGってハニー」高橋名人の冒険島とはうって変わったゲームシステム
高橋名人の冒険島で人気の高橋名人シリーズの1つ。アニメでも人気になった「Bugってハニー。」アクションとブロック崩しゲームが融合した斬新なゲームシステムが話題になりました。ブロック崩しがおまけというよりむしろメイン?と思うくらい、難易度が高かった思い出のゲームです。
桃から生まれた桃太郎:新たな仲間を引き連れ、いざ鬼退治!【新桃太郎伝説】
桃太郎電鉄?いえいえ、正統派RPG新桃太郎伝説です。人知れず名作である今作はなんといっても仲間に出来るキャラの多さが多く楽しめる。スリの銀二や金太郎、はたまた風神雷神、はらだし、あのえんま様まで!?好きなキャラで君だけの物語を!
【ミッキーマウス 不思議の国の大冒険】ミッキーとミニーがとにかくかわいすぎる!
1987年に発売され、大人気となったミッキーマウス 不思議の国の大冒険。大好きなミッキー&ミニーをファミコンで遊べるなんて…と心躍った時代がありました。敵も、キャラクターもみんなカワイイのに、意外と難易度が高い! 今やっても楽しめるゲームの1つです。
シンプルな操作のアクションパズルゲーム。アレンジ作品が作られたり、PCからアーケードまで様々な機種に対応していますが、日本ではハドソンで販売されたファミコン版が有名ではないでしょうか。
1987年ハドソンから発売された、おとぎ話の「ももたろう」を題材にした「コミカルRPG」。 売り上げ100万本を超え広く愛されたシリーズの第一作目です。音楽はサザンオールスターズ 関口和之氏が担当、当時を反映したギャグが多く含まれたコミカルな展開で発売後はアニメ化も。 RPGをいくつか楽しんだ人なら、絵柄やシステムのゆるさっぷりに癒されつつ、ギャグ敵の面倒臭さに うんざりしたり、ラスボスはがっつり強かったり。緩急含めたその魅力にあっという間にはまっちゃいますよ!
ファミコン界のスーパースター高橋名人の冠がついたファミコンソフトの名作。なんで高橋名人が冒険しているかは未だに謎だが、当時の小学生はみんなはまっていたファミコンソフト。懐かしい思い出と共に押入れから引っ張り出そう!!
【スターソルジャー】映画『GAME KING 高橋名人VS毛利名人』の題材となった本作はファミコンやPCエンジンで大人気!
「スターソルジャー」が登場したころは高橋名人や毛利名人など、シューティングゲーム少年たちの憧れの存在が輝いていた時代でしたね。元々「スターフォース」続編として開発された「スターソルジャー」でしたが、主にPCエンジンを主戦場とするその後の「ソルジャーシリーズ」ブームの礎となった記念すべき作品でした。
【スターフォース】「連射」生みの親!アーケードからパソコン、ファミコンまで。ゼビウスと共にシューティングゲームブームの一角を担いました。
80年代のシューティングゲームといえば「ゼビウス」と「スターフォース」。特に「スターフォース」は連射や隠れキャラ破壊など、スピーディーで爽快な縦スクロールシューティングの礎を築いたといってもよい秀逸なシューティングゲームでした。16連射で有名な高橋名人なども「スターフォース」から全国区となったといっても過言ではありません。
実は「ロードランナー」のスピンオフ作品だった『ボンバーマン』!!
「ボンバーマン」!!とにかく爆破が派手で楽しいハドソンの人気ゲームでしたね。実はロードランナーのスピンオフでしたが、ボンバーマンのほうが人気が出たんですよね~。
「ファミコン名人」、「16連射」、「ゲームは1日1時間」。このワードだけでピンとくること間違いなし! 当時のファミコン界をリードしたお子様たちのアイドルにしてカリスマ的存在、高橋名人。 一時期だけの人気に終わらない、圧倒的存在感は今もなお健在。 高橋名人の時代を超越したその魅力に迫ってみたいと思います!
「ハドソン!ハドソン!」 1985年にハドソンから発売されたバンゲリングベイ。コロコロコミックとタイアップしたド派手な売り文句と実際のゲーム性のギャップが多くの悲劇を生んだ! その話題性の秘密に迫ってみましょう。