【スターフォース】「連射」生みの親!アーケードからパソコン、ファミコンまで。ゼビウスと共にシューティングゲームブームの一角を担いました。

【スターフォース】「連射」生みの親!アーケードからパソコン、ファミコンまで。ゼビウスと共にシューティングゲームブームの一角を担いました。

80年代のシューティングゲームといえば「ゼビウス」と「スターフォース」。特に「スターフォース」は連射や隠れキャラ破壊など、スピーディーで爽快な縦スクロールシューティングの礎を築いたといってもよい秀逸なシューティングゲームでした。16連射で有名な高橋名人なども「スターフォース」から全国区となったといっても過言ではありません。


1984年、アーケードゲームとして登場した「スターフォース」

ハドソン、セガ、電波新聞社などから様々なハードに移植されました。
さらには有名な「16連射」高橋名人などもこのゲームで全国区となりました。

後のテクモ(コーエーテクモゲームス)からアーケードで提供された「スターフォース」

地上、空中の両方を同一武器(ショット)で攻撃することに加え、ショット連射の重要性、不定長なエリア、左右幅のあるスクロール、隠し要素の多様性など『ゼビウス』との明確な差別化が功を奏し、1980年代前半に起こったシューティングゲームブームの一角を担うほどのヒット作品となりました。

先行した「ゼビウス」との明確な差別化が功を奏した「スターフォース」

「スターフォース」まさに80年代シューティング全盛を支えたゲームでした。

ファミコン版では「スターフォース」に合わせて「ハドソンスティック」が発売されました

シューティングゲーム「スターフォース」の面白要素

「スターフォース」には「ゼビウス」を超える様々な隠れキャラクターや、特定の攻略方法で得られるボーナス得点が用意されていました。

これら隠し要素の数々は、ゲームプレイヤーに「プレイヤー間で獲得スコアを競い合う楽しさ」と「隠し要素を捜索する楽しさ」と「ボーナスを獲得するための技術を磨く楽しさ」を複合的にアピールすることに成功しました。

「プレイヤー間で獲得スコアを競い合う楽しさ」「隠し要素を捜索する楽しさ」「ボーナスを獲得するための技術を磨く楽しさ」

至る所に存在する隠れキャラクター「ヒドン」

浮遊大陸上には、当初は地中に埋まっていて視認することができないが、ショットが当たると姿を現す特殊な地上物「ヒドン」が隠されている場所が点在。出現する場所は決まっているので、場所を覚えれば容易に出せるようになる。

ヒドンはショットを1発当てると徐々に姿を現す。完全に出現させた後でないと破壊できない。破壊すれば、1つにつき2000点を獲得する。姿を現す速度は常に一定であり、一発ショットを当て、完全に出現した後もう一発当てればその2発で破壊可能であるし、完全に出現する前は何発撃っても壊せない。出現中の攻撃はエリアターゲットの出現条件には加算される。

隠れキャラクター「ヒドン」

「スターフォース」100万点ボーナスの謎

マップの最深部には、浮遊大陸上に象形文字(ヒエログリフ)が書かれた地上絵が出現する。これは、このゲーム最大の謎である「クレオパトラ」が隠されている場所を示すものである。

プレイヤー各々がその意味を解き明かし、クレオパトラの発見および破壊に成功すると、一時的に敵の出現が止まり、ボーナス獲得メッセージと共に専用のファンファーレが鳴り、100万点という破格のボーナスが獲得できる。ただし、クレオパトラ破壊による100万点ボーナスは別計算になっているようで、これでエクステンドスコアを越えたとしても自機の残機が増えることはない。

ヒエログリフの意味は「太陽の輝きは魚が見つめる黒い大地に現れる-クレオパトラ」である。実際にクレオパトラが隠されている場所も黒い大地(砂漠地帯のくぼみ)の近くで、シーラカンスの化石の視線の先である。

クレオパトラの100万点ボーナス

「スターフォース」の実質的な続編「スターソルジャー」

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様々なゲーム機に移植された「スターフォース」

SG-1000版: ハード性能の制約から32Kで作られ、スクロールがBG(8ドット)単位でキャラも単色で、敵キャラクターの種類も少ないが、忠実にアーケード版の雰囲気を再現している。エリアターゲット・ステージクリアデモ・隠しボーナスデモ・地上絵などはFC版よりもオリジナルに近くなっている。音楽がFC版より1オクターブ高く、ゲーム開始ジングルは和声も異なり(ニ長調主和音のままでヘ長調への転調がない、よってメロディと合わせるとセブンスコードとなる)パーサー取得時のBGMもオクターブと音色の違いが印象的である。 ファミリーコンピュータ版: 主に以下の点がアーケード版と異なる。 ハードウェア性能の制限から、アーケード版では同時に15の敵機が出現したものが、敵8機、弾が6発となっている他、コスト要因から、当初32KiBのROMで予定されたものが、16KiBのものに変更され、それに伴い、下記の変更がされている。 敵要塞のデザイン種類が16から6へ。エリアターゲットの形状も4種類だけになっている。 ギリシア文字が表示できなかったため、エリアとエリアターゲットは対応したアルファベットの頭文字(ALPHAならA、BETAならB、GAMMAならGというように、A,B,G,D,E,Z…)で表示される。 100万点ボーナス獲得のヒントを、地上絵の代わりに砂地とボーナスターゲット「B」で表現している。 エリアターゲット出現時のスコアが100の位が奇数のときは右、偶数ならば左に動く(アーケード版と逆)。 ケラの出現位置が獲得スコアの100の位によって決定されるため、スコア調整によりケラが任意に出せる。難度は高いが、一画面中で複数出すことも可能。 複合攻撃などが減少し、敵の撃ってくる弾の量も減ったと共に、自機の連射性能が上がっているため、難易度が大幅に下がっている MSX版: ハドソン独自の規格「Beeカード」というカード型のROMによって発売された。MSXのソフトは、性能が近いSG用ゲームを移植されることが多かったが、これはFC版を移植している。 NES版:テクモ 1987年北米発売(日本未発売) アーケード版の開発元のテクモが北米向けに移植。アーケード版の海外版は『MEGA FORCE』であったが、NES版は『STAR FORCE』である。ROM容量の増加に伴い、基本仕様はアーケード版により近づけた内容となっている。 X68000版: 『ビデオゲームアンソロジー vol.3』として発売。アーケード版の完全移植は当時全くなく、移植度も比較的高かった。基板の電源投入時のクロスハッチと呼ばれる格子表示のテスト画面まで再現されている。 スーパーファミコン版: 『キャラバンシューティングコレクション』に収録。FC版をベタ移植。他に『スターソルジャー』、『ヘクター'87』を収録。 Windows版: 『Super1500シリーズ』のひとつとして発売。アーケード版からの移植。Windows95/98/Me/2000/XP対応。 PlayStation 2版: 『テクモヒットパレード』に収録。アーケードからの移植。初代『スターフォース』の完全移植をテクモが出すのはこれが初。タイトル画面に「テーカン」のロゴが入っている。敵弾の速度など、難易度はアーケードより低く設定されている。 Xbox版: 『テクモクラシックアーケード』に収録。PlayStation 2版の『テクモヒットパレード』と収録タイトルは同一。 ゲームボーイアドバンス版: 『ハドソンベストコレクションVol.5 シューティングコレクション』に収録。FC版をベタ移植。ちなみにスーパーファミコンの『キャラバンシューティングコレクション』と収録タイトルは同一。 PlayStation 4版(アーケードアーカイブス):2015年9月4日配信開始。 アーケードからの移植。5分間で獲得できたスコアを競うキャラバンモードなどを搭載。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%B9

スターフォース - Wikipedia

80年代縦スクロールシューティングの雄「ゼビウス」

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