日活ロマンポルノ熱狂時代・女優名鑑 55名

日活ロマンポルノ熱狂時代・女優名鑑 55名

日活ロマンポルノは1971年(昭和46年)11月に『団地妻 昼下りの情事』(白川和子主演)と、『色暦大奥秘話』(小川節子主演)を第1作としてスタートしました。以降、谷ナオミ(初代SMの女王)、田中真理、宮下順子、原悦子、泉じゅん、鹿沼えり、東てる美、高倉美貴、朝比奈順子、風祭ゆき、水原ゆう紀、美保純、可愛かずみ・・・数多くのスター女優が生れました。伝説の日活ロマンポルノの世界を支えた人気女優55名を振り返ってみましょう。


白川和子 「日活ロマンポルノ」の第1作目に主演。「団地妻」シリーズで人気を得、日活ロマンポルノのトップ女優になった。

白川和子は「日活ロマンポルノ」の第1作目『団地妻 昼下がりの情事』に主演。「団地妻」シリーズで人気を得、日活ロマンポルノのトップ女優になった。

「日活ロマンポルノ」の第1作目『団地妻 昼下がりの情事』(1971年11月20日公開、日活、64分)

白川和子・主演「団地妻 昼下りの情事」

白川和子・主演「団地妻 昼下りの情事」

1973年 2月21日、自身の体験に基づいた引退記念映画『実録白川和子・裸の履歴書』(曽根中生監督、田中陽造脚色)が公開される。

この作品は当時のロマンポルノオールキャスト作品として話題を呼んだ。

日活ロマンポルノのトップ女優「白川和子」の引退記念映画「実録白川和子 裸の履歴書」(1973年)

原悦子 伝説の元祖ポルノ・アイドル。日活ロマンポルノの黄金期を支えた重要な女優の一人。

ロマン・ポルノのアイドル 原悦子特集号 映画の友1979年5月号増刊より

当時、ファンクラブである「原悦子フレンドクラブ」の会員は70万人にも及んだ。

その人気にまつわるエピソードとして、武道館での大サイン会があり、彼女は多くの学園祭などにもひっぱりだこだった。

出典 原悦子 - Wikipedia

原悦子 元祖ポルノ・アイドル。日活ロマンポルノの黄金期を支えた重要な女優の一人。

その清純さと飾り気の無い笑顔が話題を呼び、数々の作品が大ヒットを記録、絶大な人気を博した。

原悦子 当時は「原悦子大明神」と言われるほど人気を博した。

当時のポルノ女優としては珍しくアイドル路線の売り出しかたをされたため、大学生を中心に若年層を劇場へ呼ぶことに成功。観客の年齢層が高く、集客に伸び悩んでいたポルノ産業へ新風を吹き込むきっかけとなった。

出典 原悦子 - Wikipedia

原悦子

原悦子

原悦子

原悦子

原悦子

小森みちこ(元アイドルグループ「トライアングル」のメンバー)

1981年1月に解散したアイドルグループ、トライアングルのメンバーの一人。

小森みちこ

映画『あんねの子守唄 -にっかつロマンポルノ-』1982年

にっかつの宣伝部によると「21才の処女で、キスも未経験。」ということになっており、そのことが各種雑誌で話題となる。

小森みちこ

小森みちこ

小森みちこ

泉じゅん 正統派の美人女優。ロマンポルノの中でも一世を風靡した女優。

EIGA NO TOMO 映画の友 1977年1月号

1976年、日活ロマンポルノの映画『感じるんです』(白鳥信一監督)の主役に抜擢されてデビューした。素人ながらも正統派の美顔、引き締まったスタイルに美巨乳という恵まれたプロポーションもあって、たちまち人気となり、映画もヒットした。

泉じゅん

泉じゅん グラフ特集号 感じる女の子 映画の友 7月号臨時増刊 昭52年/近代映画社より

泉じゅん

1976年、日活ロマンポルノの映画『感じるんです』(白鳥信一監督)の主役に抜擢されてデビューした。

感じるんです 泉じゅん (出演)

泉じゅん

1980年に『百恵の唇 愛獣』(加藤彰監督)でロマンポルノに復帰。以後、ロマンポルノ作品に次々と出演した。

一般映画などへの出演経験から演技力もつき、もとより恵まれた肢体からくる完璧なヌードを惜しげもなく披露することから、ロマンポルノの中でも一世を風靡した女優となった。

特に主演をつとめた『天使のはらわた 赤い淫画』(池田敏春監督)、『乳首にピアスをした女』(西村昭五郎監督)、『主婦と性生活』(堀内靖博監督)、『看護女子寮 いじわるな指』(川崎善広監督)などはヒット作となった。

泉じゅん

泉じゅん

泉じゅん

泉じゅん

竹田かおり

1978年からにっかつ『桃尻娘シリーズ』で人気を得る。以後、明るく悲壮感のないお色気路線で映画・ドラマに出演。レギュラー出演した『探偵物語』では、ナンシー・チェニーと共にマスコット的な役割として画面に華を添えた。

竹田かおり

榊原玲奈(さかきばられな) - 竹田かほり
田口裕子(たぐちゆうこ) - 亜湖

桃尻娘 ピンク・ヒップ・ガール(1978年4月29日公開)

竹田かおり

竹田かおり

早乙女愛

1974年(昭和49年)、漫画雑誌『週刊少年マガジン』に連載されていた、梶原一騎原作の漫画 『愛と誠』が映画化されるにあたり、主人公・太賀誠を演じる西城秀樹の相手役が公募された。

中学を卒業した春休みに「タダで東京へ行けて、西城秀樹さんにも会える」という動機で、友人と共に応募し、4万人の中から選出され、松竹と専属契約。

同年、映画での役名と同じ「早乙女 愛」の芸名で映画デビューした。同作で脚光を浴び、1日に400通ものファンレターが殺到するほどの人気となった。

「愛と誠」でデビュー、清純派女優として活躍していた早乙女愛

豊満なボディを惜しげもなく晒す体当たりの演技は日本中に熱風を巻き起こし、公開当時ロマンポルノ史上空前の大ヒットを記録した。

清純派女優・早乙女愛がロマンポルノに初主演した「女猫」

『女猫』(めねこ)は、1983年12月公開の日本映画。にっかつロマンポルノエロス大作。カラー、ビスタ、86分。

『ミスターどん兵衛』で初メガホンをとった山城新伍の第2回監督作品。医科大学の学長一族の悪事を暴き、復讐に挑む女医の活躍を描く。

それまで清純派女優として売り出していた早乙女愛の濡れ場演技で話題となり、4億5000万円の興行成績を記録した。

早乙女愛・主演「女猫」

1983年(昭和58年)、成人映画である『女猫』(監督・山城新伍)に主演。それからはヌードシーンも厭わぬ大胆な演技に挑むようになった。

早乙女愛

早乙女愛

早乙女愛

志麻いづみ

日活ロマンポルノの女優として、日本舞踊の心得を生かした和装姿の役や落ち着いた容姿を生かした人妻役、団鬼六原作作品を中心にロマンポルノ後半期の10年に活躍した。

志麻いづみ

志麻いづみ

志麻いづみ

特に団鬼六ものに関しては、責め役を中心とした助演から、一時責められる側のヒロイン役を何本かつとめたのち(この分野では異例の細身の志麻の起用は話題を呼んだ)、再び助演に戻るという履歴でSにもMにも強いところを示している。

志麻いづみ

水原ゆう紀

教育実習生時代に不良生徒たちから輪姦されたことをきっかけに性の地獄に転落していく女・名美を演じて大胆なヌードを披露し、それまでの清純派のイメージをかなぐり捨てた体当たりの演技で、第一回ヨコハマ映画祭の主演女優賞を獲得した。

1979年、日活ロマンポルノ『天使のはらわた 赤い教室』に出演。

谷崎潤一郎の『痴人の愛』を題材とした『ナオミ』

水原ゆう紀

美保純

美保純 「隣のお姉さん」的な親しみやすいキャラクターで人気に。

1981年に映画『制服処女のいたみ』で主演デビューする。

1982年には映画『ピンクのカーテン』でブルーリボン新人賞を獲得した。

美保純・主演『ピンクのカーテン』

畑中葉子

清純派歌手である畑中のポルノ出演は世間に大きな衝撃を与え、初出演の『愛の白昼夢』、続く『後から前から』は、空前のヒットとなった。主演映画で自らが歌ったシングル『後から前から』も大ヒットした。

畑中葉子・主演「後から前から」

田口久美

「東京エマニエル夫人」「東京エマニエル夫人 個人教授」に主演している田口久美。

田口久美

田口久美 「東京エマニエル夫人 個人教授 」

田口久美

田口久美『東京ディープスロート夫人』スチル

可愛かずみ

1982年、日活ロマンポルノ映画『セーラー服色情飼育』(監督:渡辺護・脚本:ガイラ)で芸能界入り。(にっかつロマンポルノの主演の話がきたとき「考えさせてほしい」と言ったが、それは出来なかった。モデル事務所から「次のステップに繋がる」という勧めもあり、きわどいラブシーンをしないという条件で、承諾する)

「可愛かずみ」の芸名は、渡辺監督によって命名された。ロマンポルノ映画出演はこの1作のみだったが、幼さが残るあどけない顔立ちと抜群のスタイルで注目を浴びる。

可愛かずみ・主演「セーラー服色情飼育」

グラビア時代の可愛の人気は絶大で、毎週、特集を組んでいた雑誌もある。

可愛かずみ・主演「セーラー服色情飼育」

小田かおる

1983年に「セーラー服 百合族」でデビューし、1985年に第17回ミス日本に選抜される。当初は日活ロマンポルノの作品を中心に活動。ボーイッシュな魅力と山本奈津子との百合族コンビで人気を博す。

小田かおる

小田かおる

小田かおる

『セーラー服 百合族』に続く、『セーラー服 百合族2』の続編。山本奈津子との百合族コンビで人気を博す。

小田かおる・主演「OL百合族19歳」(1984年、監督:金子修介)

関根恵子

ラブレター(1981年、日活ロマンポルノ) - 加納有子 役

にっかつロマンポルノ10周年記念の大作『ラブレター』

鹿沼えり

『秘密戦隊ゴレンジャー』での、007(ゴレンジャーを補佐するイーグル女性隊員)役で注目された後、日活ロマンポルノ『時には娼婦のように』で主役級に抜擢された。

以後、1970年代後半から1980年代初めにかけて、日活を代表するポルノ女優の一人として活躍した。

鹿沼えり

鹿沼えり・主演『時には娼婦のように』(1978年、にっかつ)

天使のはらわた 名美(1979年、にっかつ)

鹿沼えり・主演「好色花でんしゃ」(1981年、ピンクリボン賞映画製作実行委員会)

水島美奈子

デビュー作品は「ひと夏の関係」で、ロマンポルノの新星として一世を風靡。 代表作は「高校エマニエル・濡れた土曜日」。

水島美奈子

水島美奈子

水島美奈子

水島美奈子

北原ちあき

1984年から翌年にかけて、にっかつロマンポルノ6作品に出演、4作品めの「セックス・メイド お掃除のあとで」では主役を張った。

北原ちあき

北原ちあき

北原ちあき・主演「セックス・メイド お掃除のあとで」

山本奈津子

1983年、日活ロマンポルノ「セーラー服百合族」でデビュー。

山本奈津子

18歳で日活ロマンポルノデビュー。1983年6月公開の『セーラー服 百合族』(小田かおるの映画デビュー作でもある)から、1984年7月公開の『OL百合族19歳』まで、約1年の間ににっかつ映画8作品に出演し、看板女優の1人として活躍した。

山本奈津子

山本奈津子・主演「宇能鴻一郎の濡れて打つ」

山本奈津子

三東ルシア

三東ルシア・主演「女教師 生徒の眼の前で」(1982年、にっかつ)

三東ルシア・主演「女教師 生徒の眼の前で」(1982年、にっかつ)

三東ルシア

三東ルシア

三東ルシア

水島裕子

深夜番組『グッドモーニング』の「てん・ぱい・ぽん・ちん体操」で注目を集める。

水島裕子

1980年代半ばにはそのグラマラスさから日活ロマンポルノの作品(「部長の愛人・ピンクのストッキング」では擬似本番行為ではあるが、パンティストッキングを破かれる役を演じている)にも出演している。

水島裕子

高田美和

姿美千子とともに1960年代の大映の清純派スターとして世の男性達の人気を二分した。

高田美和

1982年、久しぶりの映画出演となったにっかつロマン・ポルノ大作『軽井沢夫人』に主演。大胆なベッドシーンに挑戦し、「清純派からの破格の大変身」と話題を呼んだ。

高田美和

黛ジュン

1960年代後半を中心に、独特のパンチの効いた魅力的な歌声でヒットを飛ばした。

黛ジュン

1983年には日活ロマンポルノ「女帝」に出演

天地真理

南沙織、小柳ルミ子とともに『三人娘』(のち『新三人娘』)と呼ばれた。70年代初期における天地真理ブームは老若男女を問わず厚い層に波及し、正に国民的スーパー・アイドルとなった。

天地真理 1970年代前半に国民的アイドルとして人気を博した。

天地真理が「全身全霊」でロマンポルノに挑んだ、衝撃のエロス大作「魔性の香り」

谷ナオミ(初代SMの女王)

1974年の団鬼六原作『花と蛇』に主演。その後も団鬼六原作のSM映画に数多く出演し、日活ロマンポルノを代表するポルノ女優となった。

「初代SMの女王」と称され、団鬼六とはプライベートでも親密な関係にあった。

谷ナオミ

谷ナオミ(初代SMの女王)

わが人生 わが日活ロマンポルノ

谷ナオミ主演SM映画の傑作『花と蛇』

「永遠のSM女優 谷ナオミ」
元祖『花と蛇』・妖艶に咲き誇る谷ナオミSM映画グラフティ。秘蔵写真収録。

谷ナオミ(初代SMの女王)

高瀬春奈

高瀬春奈 豊満な肢体を武器とした妖艶な演技。

高瀬春奈

太宰治と山崎富栄の心中事件を扱った日活ロマンポルノ『武蔵野心中』(1983年)

伊藤咲子・主演「刺青」

伊藤咲子・主演「刺青」(1984年、日活)

伊藤咲子・主演「刺青」

伊藤咲子・主演「刺青」

伊藤咲子・主演「刺青」

伊藤咲子

田中真理

日活がロマンポルノへと路線を転向した1971年、『セックス・ライダー 濡れたハイウェイ』(蔵原惟二監督)でポルノ映画の主役を飾る。白川和子、片桐夕子に次ぐ「ロマンポルノの星」として売り出され、初期ロマンポルノを代表するスターへと成長する。

田中真理・主演『セックス・ライダー 濡れたハイウェイ』

セックス★ライダー 濡れたハイウェイ - 成人映画 - DMM.R18

田中真理

田中真理

田中真理

田中真理

宮下順子

女優デビューは1971年。日活(にっかつ)時代は、小川節子、田中真理と並ぶロマンポルノ女優の代表だった。3人の中ではもっとも長期間活躍し、他社出演もこなしながら10年近くロマンポルノを支えた。

宮下順子

代表作はロマンポルノの中でも傑作の一つとされる『赫い髪の女』(1979年)などがある。

宮下順子

宮下順子

宮下順子

東てる美

白川和子・宮下順子・山口美也子・岡本麗・美保純らとともに「ロマンポルノ出身で一般作でも成功した女優」の1人として活躍。

東てる美

東てる美

東てる美

東てる美

東てる美

1976年の『禁断 制服の悶え』でトップ女優としての地位を確立。

東てる美・主演「禁断・制服の悶え」

東てる美

東てる美

東てる美

東てる美

東てる美

高倉美貴 清楚で気品溢れるイメージからは余りにもかけ離れた大胆な演技で話題を呼んだ。

1983年、映画会社のにっかつに見出され、芸名を「高倉美貴」とし、ポルノ映画で女優デビューする。

高倉美貴

高倉美貴

高倉美貴

高倉美貴

高倉美貴

風祭ゆき 日活ロマンポルノの黄金期を支えた女優の1人。

1980年(昭和55年)、風祭ゆきとして、ロマンポルノ作品『赤い通り雨』で主演デビュー。 

以来、スレンダーな肉体と知的な美貌を活かして佳作、名作に多数出演した。

風祭ゆき

風祭ゆき

風祭ゆき

風祭ゆき

風祭ゆき

寺島まゆみ 「ロマンポルノ界の聖子ちゃん」のキャッチフレーズで一躍アイドルとなる。

『聖子の太股』シリーズに主演。そのカマトトぶりが松田聖子に似ていたことから、「ロマンポルノ界の聖子ちゃん」のキャッチフレーズで一躍アイドルとなる。

寺島まゆみ

ズームアップ 聖子の太腿 (1982.02.26、にっかつ)
聖子の太腿 ザ・チアガール (1982.07.23、にっかつ)
聖子の太腿 女湯子町 (1982.10.29、にっかつ)

『聖子の太股』シリーズに主演。

寺島まゆみ

1981年に北原理絵、太田あや子と共に「スキャンティーズ」というアイドルユニットを結成。

寺島まゆみ

五月みどり 熟女ヌードのさきがけ。

1975年(昭和50年)には主演ポルノ映画『五月みどりのかまきり夫人の告白』(東映)が話題になった。

その後、40歳を過ぎても日活ロマンポルノ作品に主演し、若々しい肉体と大胆な演技で世に衝撃を与えた。熟女ヌードのさきがけとも言える。

五月みどり

五月みどり

五月みどり

小松みどり

実姉は五月みどり(女優)。

『小松みどりの好きぼくろ』という日活ロマンポルノに出演し話題になる。

小松みどり

「小松みどりの好きぼくろ」(にっかつ)

小松みどり

小松みどり

北原理絵

北原理絵の名でにっかつロマンポルノ女優として1980年の『ハードスキャンダル 性の漂流者』でデビュー。

1986年の『ベッド・イン』(柳美希主演)で映画から引退し歌手となるが、1987年小説「青い傷」で女流新人賞を受賞、以後作家となる。

北原理絵

北原理絵

北原理絵

北原理絵

北原理絵

中川梨絵 初期の日活ロマンポルノのスターとして白川和子さんらと一時代を築いた。

幼い頃から子役として活躍し、5歳の時に『藤娘』で初舞台。NHKの人気ドラマ『ホームラン教室』『お笑い三人組』などに出演した。

1971年にロマンポルノ路線に転じた日活に入社、『OL日記・牝猫の匂い』、『花弁のしずく』、『OL日記・牝猫の情事』、『エロスの誘惑』、『恋人たちは濡れた』、『(秘)女郎責め地獄』、『女地獄・森は濡れた』などに出演し、一躍、女優として花開いた。

中川梨絵

中川梨絵・主演『(秘)女郎責め地獄』

中川梨絵・主演『エロスの誘惑』

山口美也子

白川和子、宮下順子、岡本麗、東てる美、美保純などと同様に「ロマンポルノ出身で一般作でも成功した女優」の1人として著名。

山口美也子

山口美也子

1980年までは日活ロマンポルノで活躍。

山口美也子

1982年、『さらば愛しき大地』での演技でブルーリボン賞助演女優賞、報知映画賞助演女優賞を受賞。

山口美也子

沢田 和美

「ガール・フレンドとオイルはいつも新鮮なのがいい」のCMで知られる共同石油イメージ・ガール、そして第5代目の旭化成水着キャンペーンモデルであった。

沢田 和美

「ガール・フレンドとオイルはいつも新鮮なのがいい」 これは現代では完全にアウトな表現ですね。

1983年、笹沢左保原作の『悪魔の人質』に主演以降、少女のように可憐な笑顔とは対照的に成熟したバストのギャップで魅力を発揮。にっかつロマンポルノ後期の銀幕で活躍する。それに留まらず、映画をはじめテレビドラマにおいても大胆なヌードを辞さなかった。

沢田 和美「悪魔の人質」

沢田 和美

小川節子

小川節子・主演「色暦大奥秘話」 記念すべき日活ロマンポルノ路線の第1作。

小川節子

小川節子

片桐夕子

研究生を経て1971年に役名がそのまま芸名となった『夕子シリーズ』の主演に大抜擢され、以降日活ロマンポルノ初期のスターの一人となる。

片桐夕子

1970年代半ばより次第にロマンポルノ以外の作品への出演が増え、1980年代以降はロマンポルノを離れて一般映画やテレビドラマに活動の場を移した。

片桐夕子

片桐夕子

宮井えりな

1974年、アングラ劇「吸血鬼共同体」で初舞台を踏む。1974年度ミス・インターナショナル東京代表になる。『プレイガールQ』『人間の條件』等で端役を経た後、76年、『超高層ホテル殺人事件』で映画デビュー。日活に招かれ「団地妻 (秘)出張売春」にて主演を果たす。

宮井えりな

宮井えりな・主演「ズームアップ 暴行現場」

宮井えりな・主演「ズームイン 暴行団地」(1980年、にっかつ)

宮井えりな

朝比奈順子

1981年日活「女教師のめざめ」で映画主演デビュー。ロマンポルノ・デビューにもかかわらず、看板女優たちが演じてきた人気の女教師レイプ・シリーズの主役に抜擢され、生徒たちや教頭、果ては犬にまでレイプされてしまう女教師を演じた。その後、日活ロマンポルノを代表するポルノ女優の一人として活躍した。

朝比奈順子

朝比奈順子

速水典子

ラブホテル  速水典子 (出演), 寺田農 (出演)

速水典子・出演「ラブホテル」

速水典子

大信田礼子

大信田礼子

大信田礼子・主演のにっかつロマンポルノ・エロス大作『ジェラシー・ゲーム』

新藤恵美

1971年、テレビドラマ『美しきチャレンジャー』の主演で人気を得る。1980年代には日活ロマンポルノ作品にも出演。

新藤恵美・出演「ルージュ」(1984年、にっかつ) 火野正平 (出演)

新藤恵美

新藤恵美

真咲乱 巨乳ブームのさきがけとして公称100cmのバストで人気を博した。

日活ロマンポルノでの初主演は1985年12月の『団鬼六 美教師地獄責め』である。当時巨乳ブームのさきがけとして公称100cmのバストで人気を博した。

真咲乱

エキゾチックな顔立ちと当時流行の太い眉で意志の強さを感じさせる一方、豊かな胸と豊満な肉体の官能美を持つ。

真咲乱

真咲乱

滝川真子 1980年代中期のにっかつを代表する女優の一人として活躍した。

当時の人気は非常に高く、数多くの男性雑誌にグラビアが掲載されたほか、『TV海賊チャンネル』などのテレビ番組にも出演した(1984年10月-1985年9月)。

滝川真子

1984年9月ににっかつロマンポルノ『痴漢保健室』でスクリーンデビュー、1980年代中期のにっかつを代表する女優の一人として活躍した。

滝川真子・主演『痴漢保健室』(1984年9月29日、にっかつ)

滝川真子・主演「痴漢テレクラ」(1987年1月24日、にっかつ)

川村真樹

1972年封切りの初主演映画『八月はエロスの匂い』での体当たり演技が話題となり、以降は日活ロマンポルノの常連女優として活躍。

同時期には東映でも内藤誠の『ネオンくらげ』や五社英雄の『暴力街』に出演した。

川村真樹

川村真樹・初主演『八月はエロスの匂い』(1972年、日活)

飛鳥裕子

日活ロマンポルノ大作「夢野久作の少女地獄」で飛鳥裕子の芸名を与えられ主演デビュー。この作こそ女子高生役であったが、硬質な美貌でクールな大人の女性役を得意とし、デビューからわずか2年半後、24歳のときの「少女縛り絵図」では高校受験生の息子を持つ母親役を助演している。

飛鳥裕子

超電子バイオマン(1984年 - 1985年、東映・ANB) - ファラ

幾度かの共演歴があった黒崎輝とは「バイオマン」での共演がきっかけとなり交際。黒崎は6歳年下であったが、交際は順調に進み後に結婚した。

飛鳥裕子

飛鳥裕子

飛鳥裕子

岡本麗

豊満な肉体を生かした体当たりの演技で、いきなりデビュー作「女高生100人(秘)モーテル白書」(1975)がヒット。すぐに続編の製作が決定し、ポルノ女優としての道を歩むことに。ロマンポルノ終焉まで日活を支え、一般作品にも出演。

白川和子・山口美也子・宮下順子・東てる美・美保純らと並び、ポルノ女優から一般女優への転身に成功した存在である。

岡本麗

岡本麗・初出演/デビュー作「女高生100人(秘)モーテル白書」(1975)

岡本麗

岡本麗

亜湖

主演した映画『星空のマリオネット』で大胆でみずみずしい肢体を披露し、確かな演技力が評価され、山口百恵と共演したテレビドラマ『人はそれをスキャンダルという』で演じたヒロインの異母妹という難役を演じ、世間的な認知度を獲得した。

以後、テレビドラマや映画、舞台に多数出演するようになった。
中でもにっかつロマンポルノに数多く主演、助演し、どことなく陰のある魔性の女とはつらつとした今時の女の子と硬軟演じ分け、好評を得ていた。

亜湖

亜湖

亜湖・主演「ハードスキャンダル 性の漂流者」(1980年、にっかつ)

小川亜佐美

デビューは、1977年、『OL官能日記あァ!私の中で』

小川亜佐美

小川亜佐美

小川亜佐美

小川亜佐美

小川亜佐美

梢ひとみ

岩手県立黒沢尻南高等学校(現・岩手県立北上翔南高等学校)卒。1973年に小原宏裕監督の『女子大生SEX方程式・同棲』でデビューする。

梢ひとみ

梢ひとみ・主演「続 ためいき」(1974年2月16日)

梢ひとみ・主演「昭和おんなみち 裸性門」(1973年)

潤ますみ

潤ますみ

潤ますみ

藍とも子

1974年、テレビドラマ『ウルトラマンレオ』(TBS)第17話の城南スポーツクラブの練習生役でデビューし、第26話から松木晴子隊員役で準レギュラーとして出演。

映画では、東宝『メカゴジラの逆襲』(1975年)の真船桂役が有名。

主演映画『春画』(1983年、にっかつ)、『スチュワーデス・スキャンダル 獣のように抱きしめて』(1984年、同)、雑誌グラビアなどでヌードを披露。

藍とも子・主演「春画」(1983年、にっかつ)

藍とも子・主演『スチュワーデス・スキャンダル 獣のように抱きしめて』(1984年)

関連する投稿


レトロゲーム配信サービス「プロジェクトEGG」より『トラぶるCHASER 第1話』『3Dテニス』が配信スタート!!

レトロゲーム配信サービス「プロジェクトEGG」より『トラぶるCHASER 第1話』『3Dテニス』が配信スタート!!

レトロゲーム関連の復刻・配信ビジネスなどを行うD4エンタープライズが運営するレトロゲーム配信サービス「プロジェクトEGG」にて、新規コンテンツ『トラぶるCHASER 第1話 トラブルは空から未来から(PC-9801版)』『3Dテニス(MSX版)』の配信がスタートしました。


『オホーツクに消ゆ』と北海道紋別市がコラボ!ゲームに登場するシーンを使用したアクリルジオラマが「ふるさと納税返礼品」に!

『オホーツクに消ゆ』と北海道紋別市がコラボ!ゲームに登場するシーンを使用したアクリルジオラマが「ふるさと納税返礼品」に!

ジー・モードより、推理アドベンチャーゲーム『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ ~追憶の流氷・涙のニポポ人形~』の世界観を再現したオリジナルグッズが、北海道紋別市のふるさと納税返礼品として提供されます。


抜群のスタイルで💦世の脚光を浴びた『広田恵子』現在は?!

抜群のスタイルで💦世の脚光を浴びた『広田恵子』現在は?!

高校時代からモデル活動を始め1986年に「カネボウ・スイムウエアイメージモデル」として脚光を浴びた広田恵子さん。現在は家族で〇〇を組んで活動している・・・。


完璧・無量大数軍の一人「完肉」の称号を持つキン肉マン『ネメシス』が、SpiceSeedキン肉マンシリーズに登場!!

完璧・無量大数軍の一人「完肉」の称号を持つキン肉マン『ネメシス』が、SpiceSeedキン肉マンシリーズに登場!!

ハイクオリティフィギュアの製造・販売で好評を博している株式会社SpiceSeed フィギュア事業部より、キン肉マンシリーズのフィギュア『ネメシス』が発売されます。


懐かしの名作が勢揃い!特製クリアしおりが貰える書店フェア「藤子・F・不二雄 S(すこし)★F(ふしぎ)な世界」が開催!!

懐かしの名作が勢揃い!特製クリアしおりが貰える書店フェア「藤子・F・不二雄 S(すこし)★F(ふしぎ)な世界」が開催!!

藤子・F・不二雄による名作の数々を紹介する書店フェア「藤子・F・不二雄 S(すこし)★F(ふしぎ)な世界」が、8月7日(木)より全国のフェア参加書店にて順次開催されます。


最新の投稿


世界が熱狂!葛飾商店街×『キャプテン翼』コラボ「シーズン2」開催!新エリア&限定メニューで街を駆け抜けろ!

世界が熱狂!葛飾商店街×『キャプテン翼』コラボ「シーズン2」開催!新エリア&限定メニューで街を駆け抜けろ!

葛飾区商店街連合会は、2025年10月10日より『キャプテン翼』とのコラボイベント「シーズン2」を亀有・金町・柴又エリアで開催。キャラクターをイメージした限定メニューやスタンプラリーを展開し、聖地巡礼と地域活性化を促進します。


キン肉マン愛が英語力に!超人たちの名言・名場面で学ぶ『キン肉マン超人英会話』発売

キン肉マン愛が英語力に!超人たちの名言・名場面で学ぶ『キン肉マン超人英会話』発売

人気アニメ『キン肉マン』の「完璧超人始祖編」の名言・名場面を題材にした英会話学習書『キン肉マン超人英会話』が、2025年11月29日(土)にKADOKAWAより発売されます。超人たちの熱い言葉を通じて、楽しみながら実用的な英語表現をインプットできます。TOEIC満点保持者やプロレスキャスターなど、豪華プロ集団が監修・翻訳を担当した、ファン必携の英語学習本です。


【カウントダウン】あと2日!古舘伊知郎&友近「昭和100年スーパーソングブックショウ」いよいよ開催迫る!豪華ゲスト集結の東京国際フォーラムは「昭和愛」で熱狂へ!

【カウントダウン】あと2日!古舘伊知郎&友近「昭和100年スーパーソングブックショウ」いよいよ開催迫る!豪華ゲスト集結の東京国際フォーラムは「昭和愛」で熱狂へ!

開催直前!TOKYO MX開局30周年記念「昭和100年スーパーソングブックショウ」が10月16日に迫る。古舘伊知郎と友近がMC、豪華ゲストと共に贈る一夜限りの昭和ベストヒットに期待高まる!


ギタリスト 鈴木茂「BAND WAGON」発売50周年記念ライブを東阪ビルボードで開催!

ギタリスト 鈴木茂「BAND WAGON」発売50周年記念ライブを東阪ビルボードで開催!

ギタリスト 鈴木茂が、『鈴木茂「BAND WAGON」発売50周年記念ライブ~Autumn Season~』を11月13日にビルボードライブ大阪、16日にビルボードライブ東京にて開催する。今回は、1975年にリリースされた1stソロアルバム「BAND WAGON」の発売50周年を記念したプレミアム公演となる。


【1965年生まれ】2025年還暦を迎える意外な海外アーティストたち!

【1965年生まれ】2025年還暦を迎える意外な海外アーティストたち!

2025年(令和7年)は、1965年(昭和40年)生まれの人が還暦を迎える年です。ついに、昭和40年代生まれが還暦を迎える時代になりました。今の60歳は若いとはと言っても、数字だけ見るともうすぐ高齢者。今回は、2025年に還暦を迎える7名の人気海外アーティストをご紹介します。