4つの「Ⅳ」
イースⅣを冠する作品、または
「物語的にⅣである」作品は、現在4つ存在します。
【イースⅣ The Dawn of Ys 】・・・「PCエンジン」用として、ハドソンより発売。
【イースⅣ MASK OF THE SUN】・・・「スーパーファミコン」用として、トンキンハウスより発売。
【イースⅣ MASK OF THE SUN -a new theory-】・・・「PlayStation 2」用として、タイトーより発売。
【イース セルセタの樹海】・・・「PlayStation Vita」用として、日本ファルコムより発売。
イースⅣの開発経緯

【イースⅣ The Dawn of Ys】
イースIV - Wikipedia

イースIV MASK OF THE SUN

イースIV MASK OF THE SUN

イース セルセタの樹海
原案は同じでも、開発会社によって独自のアレンジがされており
その物語の展開や、結末はそれぞれに異なっています。
本作はPCエンジン版【イースⅣ The Dawn of Ys】

アナザーストーリー

アドル・クリスティン

フィーナとレア
PCエンジン作品の特徴として、CD-ROMの機能を活かした
声優陣による、ボイス演出も健在です。
PCエンジン版 【イースⅠ・Ⅱ】の続編
本作のオープニングは、PCエンジン版【イースⅠ・Ⅱ】の
ラストシーンから始まります。

エステリアにて
Darjeeling
エステリアからセルセタへ辿り着くまでが
前作からの「あらすじを含めたオープニング」と言えます。
セルセタに着いてからは、もう1つのオープニングとも呼べる
ムービーが流れます。
キャラクター紹介

ドギ

リリア

リーザ

カーナ
Darjeeling

エルディール

レファンスと五忠臣
Darjeeling

闇の一族

グルーダ
Darjeeling

バミー
Darjeeling

ガディス
現在では「ありふれた表現方法」となりましたが
アップグラフィック(顔グラフィック)と肉声によるボイス演出は
PCエンジンCD-ROM初期の作品から、よく用いられていました。
声優陣による一部の肉声には「熱の入り過ぎた」演出も存在し
聴く方によっては「ウルサイ」と感じてしまうかもしれません・・・。
舞台は「セルセタ」
基本システムは前作「イースⅠ・Ⅱ」のシステムを
ほぼそのまま継承しているクォータービューの、アクションRPG。
また、斜め移動も可能になっています。

いきなりクレリア装備!?
Darjeeling

店主もびっくり
Darjeeling

セルセタの樹海
Darjeeling

多彩なマップ
Darjeeling

仲間との共闘

伝書鳩によるヒント
Darjeeling
伝書鳩を呼び寄せることで、現在の状況や、次に向かう行き先
または「ヒント」などを、携えられた手紙から知ることが出来ます。
これにより「次どうすれば良いのか?」と、物語の中で迷う心配もありません。

魔法の習得
Darjeeling
魔法の宿った杖を装備し、MPを消費する事で魔法が使用可能に。
攻撃魔法「ファイアー」「フリーズ」は溜め撃ちが可能。

溜め撃ち
隠し要素だったのかは、わかりませんが
魔法を使っていれば、すぐに気付けるものでもあります。
この溜め撃ちの存在に気付いて、活用できるかで
ボス戦闘での難易度が大きく変わってきます。

ボス戦闘

弱点を見極める

有翼人について
Darjeeling
他作品ですが【イースIV MASK OF THE SUN】では
有翼人についてや、エルディールの思惑などが
より表現されているように思えます。

お約束の如く、囚われるリリア
Darjeeling
エステリアで「おとなしく」アドルの無事を
祈っていたリリアですが・・・囚われの身に。
本人もこの展開に呆れて、苦笑いしてるようにも見えます。
※実際はシリアスなシーンです。

アドル敗れる?!
Darjeeling
PCエンジン版にのみ、登場するキャラクター

フィーナ
Darjeeling

レア
Darjeeling
前作「Ⅰ・Ⅱ」で、フィーナとレアの2人は
石となって眠りにつく事となり
「アドルとフィーナの別れ」の描写もされていましたが
その2年後である本作では・・・「お久しぶりです」と再登場。
賛否両論ありますが、個人的には
再び2人に会えたのは嬉しかったです。

ジーク・ファクト
「Ⅰ」のラスボス「ダルク・ファクト」と同一人物という設定。
しかし、これはオリジナルの多くの設定と矛盾するため
オリジナルのファンにとって「受け容れがたい内容」という意見も多くありました。

レオ

アレム
イースⅣ The Dawn of Ys のBGM
本作もイースらしい軽快なBGMが多いです。
ここではBGMのメドレー動画を御紹介させていただきます。
異伝イース
アナザーストーリーとなった本作【イースⅣ The Dawn of Ys】は
おそらく「ファンサービス」の意図から
様々なアレンジを盛り込んだのかと推測されますが
オリジナルの設定からカケ離れた内容は、ファンからの反発も強く
逆に裏目に出てしまった惜しい作品といえます。
しかし、正史とは内容が異なりますが
イースとしての面白さは十分に備えており
また「PCエンジンらしい」完成度の高い作品となっています。

数ある結末の1つ
Darjeeling
冒頭にあげた通り、イースⅣは1つではく複数存在しています。
賛否両論があるのは当然の事ですが
「展開や結末が異なる、複数のイースを体験できる」
「また違ったイースが見れる」と考えれば
全ての作品を興味深くプレイできるのではないでしょうか。
関連作品

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