【1965年生まれ】2025年還暦を迎える意外な海外アーティストたち!

【1965年生まれ】2025年還暦を迎える意外な海外アーティストたち!

2025年(令和7年)は、1965年(昭和40年)生まれの人が還暦を迎える年です。ついに、昭和40年代生まれが還暦を迎える時代になりました。今の60歳は若いとはと言っても、数字だけ見るともうすぐ高齢者。今回は、2025年に還暦を迎える7名の人気海外アーティストをご紹介します。


1965年生まれのアーティスト一覧

アーティスト名 生年月日
ドクター・ドレー(Dr. Dre) 1965年2月18日
コリーン・ノーラン(Coleen Nolan) 1965年3月12日
クリス・ノヴォセリック(Krist Novoselic) 1965年5月16日
スラッシュ(Slash) 1965年7月23日
シャナイア・トゥエイン(Shania Twain) 1965年8月28日
ビョーク(Bjork) 1965年11月21日
デクスター・ホーランド(Dexter Holland) 1965年12月29日

ドクター・ドレー

ドクタ・ドレーが有名になったのは、1987年にイージー・E、アイス・キューブ、アラビアン・プリンスらと共に結成したヒップホップグループ「N.W.A」で、ギャングスタ・ラップという新たなサブジャンルを確立しました。1991年にソロ活動に転向すると、ソロデビューアルバム『ザ・クロニック』、その第1弾シングル『ナッシン・バット・ア・G・サング』が爆発的なヒットを記録し、ソロとしても成功。その後は、音楽プロデューサー、レコード経営者、俳優など、幅広い活躍を続けています。

コリーン・ノーラン(ノーランズ)

ノーランズ(旧名:ノーラン・シスターズ)は、アイルランド出身の姉妹グループで、欧米以上に日本で高い人気を誇ったことで知られています。コリーン・ノーランはその最年少メンバーで、デビュー曲『バット・アイ・ドゥ』ではリードボーカルを務めましたが、当初は公式のメンバーではありませんでした。1979年(日本では1980年)にリリースされた『ダンシング・シスター』が大ヒットし、その直後にコリーンは正式にメンバーとなっています。1981年に開催された第10回東京音楽祭世界大会では、『セクシー・ミュージック』でグランプリを獲得しました。



2025年現在、ノーランズとして活動していた姉妹のうち、コリーン、モリーン、アン、デニースは健在ですが、バーニーは2013年、リンダは2025年に亡くなっています。

クリス・ノヴォセリック(ニルヴァーナ)

1994年、フロントマンだったカート・コバーンの死で、解散を余儀なくされた伝説のロックバンドといえばもちろん、ニルヴァーナです。解散から30年以上経った今も、代表曲『スメルズ・ライク・ティーン・スピリット』ら名曲とともに多くのファンから親しまれています。



そのニルヴァーナを結成したのは、カート・コバーンとベーシストのクリス・ノヴォセリックでした。二人は、カートがクリスの弟の友人という縁で出会っており、カートの方が1966年生まれで年下です。



クリスは、ニルヴァーナの解散後は、自身で新たなバンドを結成して音楽活動を継続する一方、選挙制度改革団体の理事や会長を務めるなど、政治・社会活動にも積極的に関わっています。

スラッシュ(ガンズ・アンド・ローゼズ)

ガンズ・アンド・ローゼズは、日本でも高い人気を誇るハードロックバンドで、ファン以外の方でも、リードボーカルのアクセル・ローズや、ギタリストのスラッシュの名を知っている人は多いでしょう。アメリカ発のバンドですが、スラッシュ自身はイギリスのロンドン生まれです。代表曲は、『スウィート・チャイルド・オブ・マイン』、『パラダイス・シティ』、『ノーヴェンバー・レイン』など多数。



スラッシュは1996年にアクセル・ローズとの確執でバンドを脱退しましたが、2016年に正式に復帰しています。2009年にはTime誌で「最高のエレキギタリスト10人」の2位に選出されており、1位はジミ・ヘンドリックスでした。

シャナイア・トゥエイン

シャナイア・トゥエインは、カナダ出身のカントリーシンガーです。2025年現在、カントリーミュージック史上最も売れた女性アーティストであり、「カントリーポップの女王」と呼ばれています。



中でも、1996年にリリースしたアルバム『カム・オン・オーヴァー』は全世界で4000万枚のセールスを記録。女性ソロアーティストとして史上最も売れたスタジオアルバムとして、ギネス世界記録に認定されました。

シャナイア・トゥエイン『カム・オン・オーヴァー』

シャナイア・トゥエイン『カム・オン・オーヴァー』

ビョーク

ビョークは、アイスランドの首都レイキャヴィーク出身のシンガーソングライターで、日本とは数多くのゆかりがあります。たとえば、彼女は、ミュージックビデオの制作をアートディレクターの石岡瑛子に依頼したほか、かつてのパートナーであるマシュー・バーニーと日本文化を探求する実験的な映画を制作したことがありました。また、アコーディオニストのcobaを彼女の世界ツアーに同行させ、ビートボクサーのDOKAKAをアルバム制作で起用するなど、日本との縁は枚挙にいとまがありません。



俳優としても活動しており、2000年の映画『ダンサー・イン・ザ・ダーク』では主人公を演じ、カンヌ映画祭で最優秀女優賞を受賞しました。

デクスター・ホーランド(オフスプリング)

デクスター・ホーランドは、1984年結成のアメリカのパンクロック・バンド、オフスプリングのリードボーカルで、現在では唯一のオリジナルメンバーです。メンバーの入れ替わりはあったものの、40年以上もの間、解散せずに活動を続けているのが、実に驚異的です。



代表作は、世界的に大ヒットしたアルバム『スマッシュ』、『アメリカーナ』など。特に、『アメリカーナ』は、1999年の全米年間チャートで9位を記録し、名実ともに彼らの代表作となりました。

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