ファミリーベーシックとは?
上の文章だと何が出来るのかイマイチよくわかりませんよね。
要は自分でプログラミングしてゲームを作っちゃおうということです。
自分でソフトを作るなんて、凄い難しそうですが、そこは任天堂。
初心者向けに出来ているので、小さい子供でも出来るようになっています。
ファミリーベーシックのCM!
懐かしいCMですね。
ゲームソフトを買うのは駄目って言われても、プログラミングできるならいいでしょう買って!
っておねだりした子供はどれくらいいるだろう?
でもよく考えるとファミコン本体と同じ値段ですからね・・。なかなか厳しいですね。
仕様は?
ハドソン、シャープと共同開発だったんですね。
ハドソンがとても懐かしいです。シャープもこの頃は元気があった・・・。
ファミリーベーシックでは何ができるの?
ファミリーベーシックではゲームプログラム、グラフィック、そしてカリキュレータボード(計算)
ミュージックボード(音楽演奏)、メッセージボード(伝言・メモ)、コンピューター占いができました。
そして値段は14800円!!高いです。
プログラムの領域が約2KBという要領です。今思うと凄く小さいです。

キーボードです
キーボードとしては結構できが良かったように思います。
ストロークもありますしね。カラーがファミコンと合っていていいですよね。
このキーボードでブラインドタッチとか覚えた子供はいないんだろうか?
いたら凄いけどなあ・・。
でもキーボードを打っているだけで、なんとなくプログラマーみたいな気持ちになっていた気がします。
子供ってそんなもんですよね・・・。

ファミリーベーシック専用データレコーダー
この時代は記憶させるのに、カセットテープなんですよ。
カセットテープにデータを記録するのです。
今の子供カセットテープを知らない子もいる気がしますけど・・・。
そのカセットテープに音を録音することでデータを保存していたんですよね。
今で言うFAXのピーギャーーゴロゴロー見たいな音をしていたと思います。
それではファミリーベーシックでできることをご紹介していきましょう。
ミュージックボードの動画をどうぞ!
ジングルベルですね。何が凄いって、音符も何も無いところですよね。
それでも曲が作れてしまうっていうのはある意味画期的な発明じゃないでしょうか?
これなら音楽が苦手な子供でも作れますよね?
音楽とか最初の入り口はこれぐらい出いいと思いますよ。
興味を持った子供達が、ハマっていって作曲家とかになってるかもしれませんよね。
カリキュレーターです。

カリキュレーターボード 画面
ボードに数字を記入すると計算してくれるというもの。
普通に電卓使った方が早いって言うのは置いといて・・。
子供の頃はこれでも”オー凄ー”って思った記憶もあります。
こんな計算できるんだ! コンピューターって凄いなって感じです。
メッセージボードはこちら!

メッセージボードですね。
キーボードを使い文字をボードに打つだけなんですけど、
文字を一文字うつごとに、マリオとかの任天堂キャラクターがインク瓶から
一歩づつ出てきて楽しいです。
占いもしてくれる?
ファミコンと会話しているようで楽しいですよね。
こういう作り込みがさすが任天堂という感じです。
取っつきやすいというか、初心者の子供の事を思って作っているな思います。
なんだろう、とてもシンプルですけど、ファミコンというロボットと会話している気になりませんか?
凄く夢のあるものだと思います。
お次はプログラムのご紹介です。
BASIC言語を打ち込み、キャラを動かしたり、ということですね。
この場合だとマリオを表示させています。
あらかじめキャラクタは用意されているんですが、要領があまりにも少ないため、要領節約のテクニックが必要になっています。
ちなみにファミリーベーシックV3というのもあります。

ファミリーベーシックV3です。
1985年2月21日に発売されたファミリーベーシックの上位バージョンです。
プログラミングの機能が強化されて、サンプルのゲームプログラムが同梱されていますが、
キーボードは付属していません。ファミコンベーシックを買った人で、興味のある人が買ったということですね。お遊び要素をなくして、発売と言うことです。本格的?にプログラミングをしたい人向けということで、
売り上げはどれくらいあったのかな?メモリ容量も倍増(といっても4k)です。
お値段は9800円。これを高いとみるか、安いと思うかはその人次第ですよね。
プログラミングに興味を覚えたのなら、安く感じたと思います。
それではプログラミングしたゲームを紹介!
とってもシンプルですけど、これだけ作るのにも大変だというのがわかりますよね。
プログラミングって凄いなって思います。
文字を打って命令文などで、キャラを動かす。
なんかわかんないけど凄いと思います。
プログラミング次第で、色々なゲームが作成できるのがわかりますよね。
こう言うのを自分で作れるって言うのを魅力に思う人がファミリーベーシックを購入したんだと思います。
ペンギンが壁にぶつからないように走って行くという単純なゲームですけど、
それでも、プログラミングの量は凄いですよね。
プログラマーの力量もそうですけど、今期もいる仕事だというのがわかります。
それだけに、完成したときの喜びも大きいですよね。
ファミマガとは?

ファミマガ!
ファミリーコンピューターMagazineの略でファミマガですよね。
攻略記事などが載っています。こちらにファミリーベーシックのプログラミングのソフトとか、お助け情報も載っていました。
今はいくらでファミリーベーシックは買えると思う?
正直、凄く高いんだろうな?って思っていたんですが、
アマゾンで19800円で販売してました。
そうでもないですよね。まあ、買おうという気持ちはないんですけど・・。
Amazon.co.jp: ファミリーベーシック: おもちゃ
いかがでしたでしょうか?
ファミリーベーシックについて調べました。
あまり、購入した人はいないのかもしれません。
でも、このファミリーベーシックを購入し、その後プログラマーになった人も結構いると聞きました。
プログラミングを習うという意味ではとても魅力があったと言うことでしょう。
自分でソフトを作らなくても、ファミコンには面白いゲームもたくさんありましたけどね。
任天堂の歴史として、無くてはならない商品だと思います。