飢えと乾き
けん
夜の寒さ
けん
サメの恐怖
けん
生還
陽子の乗った筏は流されるままに島に漂着する。砂浜には無数の死体が並べられていた。呆然と見つめる陽子は弘子先生と再会した。
流れ着いた遺体なのか、辿り着いてすぐ亡くなったのか・・・。
けん
「ごめんね!ごめんね!」弘子先生は泣きながら謝り続けた。
けん
鹿児島の病院で検査をした陽子は「足の指を切断しなければならない」と診断されるが、けなげに「足くらいなくたって大丈夫!」と言う。病院内で弘子先生と陽子は宮里先生と再会する。
「戦争は武器を持たない人間を巻き込んだと身にしみてわかりました。疎開をすすめた私は子供たちにどう謝ったらいいのか。」と言う弘子先生に、「教育者としての信念は間違っていなかった。」と言う。
怒りで睨みつける陽子の顔をまともに見ることができない宮里先生。「娘のきょう子も5歳で戦死しました。」と、死んだ生徒やきょう子は戦死したと自分に言い聞かせる宮里先生に、「小さな子供を戦死させるなんて間違ってます!」弘子先生は声を震わせた。
陽子の怒りをまっすぐ向ける瞳に顔を背ける宮里先生。
けん
乗っていた筏が漁船に助けられた清は同じく生き残った子供たちと共に沖縄に戻された。家に帰される前に那覇警察署に連れて行かれ、「対馬丸のことを話したらスパイとみなす!スパイは銃殺!」と脅されたのだ。家に戻り何を聞かれても答えない清。母は毎日「帰ってこない子供たち」の家族から事情を聞いてくれと頼まれていて困り果てていた。それでも清は口を閉ざし、押入れの中で1人辛さに耐えるのだった。
押入れの中で1人で泣く清。
対馬丸さようなら沖縄 - Twitter検索
涙を指にとり押入れの中で口に出せない言葉を書いた。
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ラストシーン
10月10日、清の住んでいる地域にも空襲が始まった。家が倒壊し父親は清を庇い死んでいた。
父が清を庇い亡くなる
けん
生き残った母と2人きりになった清は、とうとう言えなかった言葉を口にする。
けん
エンドロールでは亡くなった生徒たちの名前と年齢が流れる。
けん
対馬丸からどうにか筏に乗り、過酷な漂流をした小学生に、「話したら銃殺!スパイ!」とさらにプレッシャーをかけて脅す警察に激怒し、押入れで母に伝えたいけれど口に出せない「しんだ」という文字を涙で書く清に号泣しました。
オープニングから沈没までのダイジェスト
対馬丸事件を題材にした少女漫画
1975年「デラックスマーガレット・夏の号」に掲載された「「ああ七島灘に眠る友よ!―疎開船「対馬丸の悲劇―」
くだん書房:目録:マンガ:雑誌:集英社:デラックスマーガレット
1976年単行本化されてます。残念ながら購入困難作品。
まんだらけ中野店 3F 本店 木内千鶴子「ああ七島灘に眠る友よ!」入荷 - まんだらけトピックス
清役の声優はルフィーの田中真弓
☆ちなみに健治役の声優さんはカンタの母ちゃん丸山裕子