【歌謡曲】ありえないシチュエーション!歌詞がおもしろくて笑ってしまう歌謡曲5選!

【歌謡曲】ありえないシチュエーション!歌詞がおもしろくて笑ってしまう歌謡曲5選!

昭和の歌謡曲には、現代ではお蔵入りしてもおかしくないほど、ありえないシチュエーションを描いた詞が数多くあります。その中には、残酷な人物像や露骨な情景描写もあり、思わず笑ってしまうような歌詞もありました。今回は、筆者の独断と偏見で、歌詞がおもしろくて笑ってしまう歌謡曲を5曲ご紹介します。


春ラ!ラ!ラ!

リリース:1980年1月1日

作詞:伊藤アキラ

作曲:森田公一

編曲:竜崎孝路




『春ラ!ラ!ラ!』は、石野真子の8枚目のシングルで、作詞・作曲を手掛けたのは、いずれも彼女の曲は初めての二人、伊藤アキラと森田公一です。



曲だけを聴くと、明るくノリの良い典型的なアイドルソングに聴こえますが、歌詞の内容は奇抜です。



「春という字は三人の日と書きます」という半ばふざけた歌詞で始まり、その後、「三人の日」がどう展開するのかと思いきや、元カレを思い起こす三角関係に。「あってみたいな 久しぶり あなたも話が合うでしょう」と、今のカレに「元カレとも気が合うはずだから、三人で会いましょう」と、あり得ない提案をします。アイドルらしいポップな雰囲気とのギャップが激しく、その強烈な違和感が笑いを誘います。

けんかをやめて

リリース:1982年9月1日

作詞:竹内まりや

作曲:竹内まりや

編曲:清水信之




『けんかをやめて』は、河合奈保子の10枚目のシングルで、作詞・作曲を手掛けたのは、シンガーソングライターの竹内まりやです。竹内まりや自身も、1987年のアルバム『REQUEST』にてセルフカバーしています。



この曲のテーマを一言で表すなら、「二股をかけた女性の歌」。サビの「けんかをやめて」「私のために争わないで」という歌詞は、同時に付き合っていた二人の男性が争う様子を描写したものです。さらに歌詞の中では、「ごめんなさいね 私のせいよ 二人の心 もてあそんで ちょっぴり 楽しんでたの」と、二股したことへの言い訳や謝罪の思いも綴られています。



本曲について、竹内まりやは、クリス松村との対談で次のように述べています。

おっとCHIKAN!

リリース:1986年4月21日

作詞:秋元康

作曲:長沢ヒロ

編曲:山川恵津子




問題のある歌詞といって真っ先に思い浮かぶのが、おニャン子クラブの楽曲でしょう。作詞家・秋元康の大胆な戦略が功を奏し、当時は社会現象となりました。



デビュー曲『セーラー服を脱がさないで』では、いきなり「友達より早く エッチをしたいけど」や「デートに誘われて バージンじゃ つまらない」など過激な表現を連発。

2曲目の『およしになってねTEACHER』も、「最後の切り札は 教壇のあの人に 見える角度で スカートチラリ お色気じかけ」など、女子高生らしい少し刺激的な歌詞が目立ちました。



しかし、その中でも最もありえない現実離れした内容といえるのが、4曲目のシングル『おっとCHIKAN!』です。



この曲のテーマを一言で言うなら、「痴漢冤罪」。満員電車に乗っているまじめそうな男の子を "痴漢にでっち上げる" という、アイドルの曲としては考えられないストーリーです。「無実のその手 つかまえて ちょっと いじめちゃおう! 女の子の悪だくみよ この人はCHIKAN! 大きな声で」という歌詞があり、現代なら間違いなく大炎上するでしょう。

ホテル

リリース:1984年2月21日(歌:立花淳一)

リリース:1985年2月5日(歌:島津ゆたか)

作詞:なかにし礼

作曲:浜圭介




『ホテル』は、1984年に立花淳一が、1985年に島津ゆたかがリリースした楽曲で、後者の代表曲として知られています。作詞・作曲は、なかにし礼、浜圭介のコンビ。



男女の不倫関係を女性の立場から歌った曲で、男性には家庭があり妻子持ち、男性とはホテルでしか会えない関係を嘆いています。



最も笑いを誘う詞が「あなたの黒い電話帳 私の家の電話番号が 男名前で 書いてある」。不倫相手の女性の電話番号の宛名を男性にすることで、カムフラージュを図ったということなのでしょうが、直接的な描写に思わず笑ってしまいます。

時には娼婦のように

リリース:1978年2月10日

作詞:なかにし礼

作曲:なかにし礼

編曲:萩田光雄




『時には娼婦のように』は、黒沢年男(現:黒沢年雄)の19枚目のシングルで、作詞・作曲を手掛けたのはいずれも、なかにし礼です。『ホテル』に続いて再び、なかにし礼の登場です。



この曲は、娼婦の姿をモチーフに男性の思いを赤裸々に表現しています。たとえば、「大きく脚をひろげて 片目をつぶって見せな」「自分で乳房をつかみ 私に与えておくれ まるで乳呑み児のように むさぼりついてあげよう」など、露骨で生々しい描写が特徴的です。現代なら間違いなくお蔵入りでしょう。

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