1980年の邦楽ヒット曲 ランキング。売上枚数「年間ベスト10」はこの曲だ!

1980年の邦楽ヒット曲 ランキング。売上枚数「年間ベスト10」はこの曲だ!

80年代に突入し、新しいアイドルが出現したことで、まさしく花盛りとなった日本の音楽業界!1980年もまた素晴らしい曲がてんこ盛りです。シングル年間売り上げの上位10曲、一挙にご紹介します。


第3位 大都会

第3位なのですが、これはナント言ったらいいのでしょう?ロックでいいんですかね?ロックと呼ぶには違和感がある。かと言ってニューミュージックというのとも違う気がする。1979年の世界歌謡祭でグランプリを受賞した「大都会」。歌うのはもちろんクリスタルキングです。

歌手:クリスタルキング 
発売日:1979年11月
作詞:田中昌之・山下三智夫・友永ゆかり 
作曲:山下三智夫 
累計売上:118.1万枚

大都会

当時は誰もが度肝を抜かれたツイン・ボーカル。個性的ですよねぇ。その個性を最大限に活かした楽曲です。

ツイン・ボーカルということもあり、クリスタルキングは7人組。ボーカルが4人ということで先のシャネルズは10人組。大所帯を維持するというのは実に大変な事なんですよね。ヒット曲を連発しないととてもバンドは存続できないというキビシイ現実が待っているようです。そんな中、クリスタルキングもシャネルズも良く頑張りました!

第2位 異邦人

「異邦人」は久保田早紀のデビュー曲です。それがいきなりの大ヒット!三洋電機がタイアップに付いたというのが大きな要因でしょうね。

歌手:久保田早紀 
発売日:1979年10月
作詞:久保田早紀 
作曲:久保田早紀 
累計売上:140.4万枚

異邦人

何故そんなに恵まれたスタートを切れたのか?そうですねぇ、曲の良さもさることながら、久保田早紀の美貌はやはり無視できないですよね。

オリエンタル・エキゾチック路線、これが功を奏しました。ただ、その後は「異邦人の久保田早紀」のイメージが強すぎて、結局「異邦人」を乗り越えることは難しかったようですねぇ。結婚を機に1984年一旦音楽活動を終了しましたが、現在は久米小百合として元気に活動しています。

第1位 ダンシング・オールナイト

1980年シングル売り上げの第1位は、もんた&ブラザーズの「ダンシング・オールナイト」。4月発売と言うこともあって売上枚数は伸びに伸びてダブルミリオンです。スゴイですね。

歌手:もんた ブラザーズ 
発売日:1980年4月
作詞:水谷啓二 
作曲:もんたよしのり 
累計売上:200万枚

ダンシング・オールナイト

今にして思うと何故なんだろう?という感じですが、最初にこの曲を聴いたとき、というか、もんたの声を聞いた時、「これ女性が歌ってる?」と思った人が多かったんですよ。何故そう思ったのかは、今となっては謎です。

この曲もデビュー曲ですが、シャネルズの「ランナウェイ」もクリスタルキングの「大都会」もデビュー曲なんですよね。なんと、1980年は1位から4位まで全てデビュー曲という珍しいことになりました。いや、ホントに珍しい。強力な新人を多数輩出した年だったんです。
では、1981年はどうなんでしょう?それはまたの機会に!

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