因みに“まちぶせ”という言葉は歌詞には出てこないんですよね。タイトルにしか使われていないんです。考え抜かれてますよねぇ。さすがはユーミン!
元ネタの“まちぶせ”
ユーミンが「まちぶせ」を作る際にインスパイアされたと言われているのがフランソワーズ・アルディの「 さよならを教えて」です。
さよならを教えて
フランソワーズ・アルディはフランスの歌手であり女優です。「さよならを教えて」は1968年に発売され大ヒットしました。因みに作詞は何かとお騒がせなセルジュ・ゲンスブールです。
カバーされ続ける“まちぶせ”
國府田マリ子 が1996年にシングルとして発売しています。
日本のポップスにおいては珍しいのではないかと思うほど、今日まで様々なアーティストにカバーされ続けている「まちぶせ」。
悪く言えば、ストーカー的な内容ですし、底意地の悪い女学生の歌と言えなくもありません。しかし、同時に意地らしく可愛くもあるという魅力を持った曲ですね。
最近でもJUJUが歌っています。
変わったところでは、「けいおん」などで知られる声優の豊崎愛生もカバーしています。
更にはAKB48の柏木由紀と石川ひとみのデュエットという珍しいものもあります。
柏木由紀はともかくとして、石川ひとみ可愛すぎませんか?!若いという言葉だけでは済まされないような、奇跡的といっていいほどですね。高音も相変わらずきれいに出てます。
カバーしているのは女性だけではありません。徳永英明がやってくれています。
VOCALIST3
徳永英明の「まちぶせ」は、名曲ばかりを集めたカバーアルバムである「VOCALIST3 」で聴くことが出来ます。
お聞かせできないのが残念ですが、もしかすると、このカバーが一番いいかもしれないという出来栄えですよ。
これからも「まちぶせ」は、カバーされ続けていくのでしょうねぇ。楽しみです!