世代を超える共通体験「学校給食」の過去・現在・未来を味わう
誰もが一度は口にし、放課後の話題をさらった「学校給食」。時代の変化とともに献立や食器、調理法は進化を続けていますが、その根底にある「食の楽しみ」は今も昔も変わりません。
業務用厨房機器の総合メーカーとして、1946年の創業以来、長年にわたり日本の給食現場を支えてきた「株式会社中西製作所」は、2026年1月24日から始まる「全国学校給食週間」に合わせ、特別なイベントを企画しました。それが、学校給食の無料試食イベント「第2回給食タイムトラベラー」です。
2026年1月27日(火)と28日(水)の2日間、東京・新川にある同社本社の特設会場にて開催されるこのイベントでは、各日先着90食限定で、世代を超えた「思い出の味」と「最新の技術」をワンセットにした無料試食が提供されます。
クジラから3Dプリンターまで!驚きのラインナップ
今回のイベントで提供される試食セットは、まさに「タイムトラベル」をテーマにした豪華な内容です。
■昔の代表:クジラの竜田揚げ
昭和世代にとって給食の「ごちそう」といえばクジラ。現代では口にする機会が減ったものの、あの独特の食感と風味を懐かしむ声は絶えません。
■今の定番:ABCスープ
アルファベットの形をした小さなマカロニが入ったスープは、今の子供たちに大人気のメニュー。器の中から自分の名前や単語を探す楽しさは、現代給食の醍醐味です。
■不朽の人気:揚げパン(きなこ)
今も昔も不動の1位を守り続ける「揚げパン」。今回のイベントでも、揚げたての香ばしいきなこ揚げパンが用意されています。
■未来の体験:3Dフードプリンターで作るチョコレート
今回の目玉の一つが、最新の「3Dフードプリンター」によるデザートです。複雑な造形も自由自在な未来の技術を、実際に味わうことができます。
これらのメニューは、実際に現在の小学校で使用されているカラフルな樹脂製の食器とトレー、カトラリーを使って提供されます。細部までこだわり抜かれた演出は、大人にはノスタルジーを、子供には新鮮な驚きを与えてくれるでしょう。
厨房機器メーカーが伝える「給食の裏側」
なぜ、厨房機器メーカーがこのようなイベントを開催するのでしょうか。中西製作所は、戦後のアルミ食器の販売から始まり、現在では大型の自動調理器や食器洗浄機などを通じて、安全・安心な給食づくりを舞台裏で支えています。
会場内のフリーエリアでは、整理券がなくても楽しめるコンテンツが充実しています。3Dフードプリンターによるお菓子作りの実演や、明治時代の給食の始まりから昭和30年代までの再現給食の展示、さらには「全国学校給食甲子園®」の受賞献立の紹介など、教育的な側面からも給食を学ぶことができます。
普段、私たちが何気なく食べている(あるいは食べていた)給食の影には、徹底した衛生管理と効率化を支える高度なテクノロジーがある。その事実を、クイズやパネル展示を通じて楽しく知るきっかけを提供しています。
親子で参加したい、2日間限定の特別体験
昨年開催された第1回イベントでは、開場後すぐに整理券がなくなるほどの熱狂ぶりを見せました。その反響を受け、今年は開催期間を2日間に拡大し、さらに多くの人が楽しめるよう工夫されています。
試食体験には当日10時45分から会場1階で配布される「時間指定整理券」が必要ですが、展示エリアや3Dフードプリンターの実演は見学自由。茅場町駅や八丁堀駅から徒歩圏内というアクセスの良さもあり、冬休みの思い出作りや、親子での食育体験として最適なスポットとなりそうです。
「あの頃の揚げパン、美味しかったよね」「今の給食はこんなに進化しているんだよ」。そんな会話が自然と生まれる本イベント。給食という共通言語を通じて、世代間の絆が深まる、心もお腹も満たされる2日間になることでしょう。