ブラック・サバス-70年代の三大ハードロックバンドの中でも最も重い!

ブラック・サバス-70年代の三大ハードロックバンドの中でも最も重い!

レッド・ツェッペリン、ディープ・パープルとそして、ブラック・サバス、この三バンドは70年代の三大ハードロックバンドと呼ばれています。その中でも、最も音が重い! 「黒い安息日」という不吉な名前を持ったブラック・サバスの、オジーオズボーン在籍時(70年代)を中心に辿ってみます。


ブラック・サバスのデビューアルバム「黒い安息日(Black Sabbath)」です。
1970年の2月13日‥‥13日の金曜日に発売されたという、デビューから「曰くつき」「不吉」ですね!

日本版のシングル。

シングル「悪魔の世界(Wicked World)」

中古買取りのWAREHOUSE様

日本版シングルで、「Wicked World」が「悪魔の世界」という邦題‥‥!
70年代ならではの、ちょっとおもしろい邦題です。

このデビュー作ですが、
「他の音楽の境界線を越えて加速するスピード狂の様にリールするギターとベースの不協和音のジャムで、同一性がまったく見当たらない。」(Wikipediaより参照)。
というローリングストーン誌での悪評‥‥同誌だけでなく、全体的に評判としてはあまり良くなかったようです。

「パラノイド」でスマッシュヒット!

この画像のリンクは、2009年のリマスター・ヴァージョンのものです。

2ndアルバム「パラノイド」

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デビュー作から7か月後というハイスピードで出されたセカンドアルバム「パラノイド」は、後のブラック・サバスの代表作的なアルバムとして評されることにもなり、また1970年当時も全英ナンバー1という快挙を成し遂げたアルバムです。
なんとサイモン&ガーファンクルの「明日に掛ける橋」を抜いてしまったという逸話まであります。

デビュー作の不評ももろともせず、セカンドアルバムでセールス的にも成功を収めたブラック・サバスの快進撃、スタート! のアルバムでした。

安定期、そしてオジー脱退‥‥

1971年。

3rdアルバム「マスター・オブ・リアリティ」

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1972年。

4thアルバム「ブラック・サバス4」

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1973年。

5thアルバム「血まみれの安息日」

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この5番目のアルバム「血まみれの安息日(Sabbath Bloody Sabbath)」までは、順調にセールスも伸ばしていました。
この中の「サブラ・カダブラ」は、プログレッシヴロック・バンド、イエスのメンバーだったリック・ウェイクマンをキーボード奏者として迎えたりと、曲調の幅を広げた作品でした。
そのせいなのか、この「血まみれの安息日」(それにしても凄いタイトル!)に収められている曲は、後にカバーするミュージシャンも多く現れます。

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