81年に『キッスは目にして!』が大ヒットしたザ・ヴィーナス

81年に『キッスは目にして!』が大ヒットしたザ・ヴィーナス

1981年にヒットしたシングル『キッスは目にして!』。ベートーヴェンの「エリーゼのために」に、阿木燿子が日本語詞をつけたこの曲を演奏していたのが、『ザ・ヴィーナス』というバンドです。今回は、オールディーズ風アレンジを施した数々の楽曲を残していた彼らについて紹介していきたいと思います。


『キッスは目にして!』以外にも、倍賞千恵子の名曲『さよならはダンスのあとに』(1965年)のオールディーズリメイクや、レスリー・ゴーアのヒット曲『涙のバースデイパーティー』の日本語カバー、週刊プレイボーイで作詞家を募って優秀者に書かせた『テンプテーション』などさまざまな楽曲を残したのち、1983年に解散。

ザ・ヴィーナスはなくなりましたが、メインボーカルだった石川幸子(CONY)は現在「コニー」と名乗り都内のライブハウスで精力的に活動し、また、バンド自体も近年再評価される傾向にあるようで、2011年に『ザ・ヴィーナス/スーパー・ベスト』、2012年に『THE VENUS RADIO STATION』がリリースされています。

レトロでモダンで、それでいてどこか新しい響きがある…。そんな彼らの楽曲は、これからも親しまれ続けることでしょう。

The Venus ‎– The Hit Parade

The Venus - The Hit Parade = ザ・ヒットパレード (Vinyl) at Discogs

(こじへい)

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