企画展ポスター
かつて、私たちの生活を劇的に変え、未来への希望を象徴していた「家電製品」たち。 昭和100年という節目を迎え、あらためて当時の暮らしの息吹を感じられる注目のイベントが、東京都豊島区で開催されています。
公益財団法人としま未来文化財団が運営する「トキワ荘通り昭和レトロ館(豊島区立昭和歴史文化記念館)」では、現在、企画展『レトロ家電だョ!全員集合』を絶賛開催中です。本展では、昭和という激動の時代を彩った名機たちが一堂に会し、当時のライフスタイルの変遷を鮮やかに描き出しています。
憧れの「三種の神器」が勢揃い
本企画展の目玉は、なんといっても昭和30年代前半に「三種の神器」と呼ばれた家電の数々です。 当時、一般庶民の憧れの的だった「電気冷蔵庫」「白黒テレビ」「電気洗濯機」。これらが普及することで、家事の負担は軽減され、娯楽の形は一変しました。会場では、これらの家電がどのように進化し、人々の生活に溶け込んでいったのか、その歴史的背景とともに実物が展示されています。
また、昭和50年頃のダイニングを再現したコーナーも見逃せません。当時の家族が囲んだ食卓や、そこに置かれた家電たちの佇まいは、当時を知る世代には懐かしく、若い世代にはどこか新鮮でエモーショナルな光景として映ることでしょう。
「三種の神器」の展示
触る・動かす・撮る」体験型展示の魅力
本展の大きな特徴は、単に貴重な展示物を眺めるだけでなく、実際に体験できるスポットが豊富に用意されている点です。
■五感で感じる昭和の日常
会場内には、実際に「触る」ことのできる展示や、当時の仕組みを「動かす」体験ができる仕掛けが施されています。また、SNS映え間違いなしの「撮る」スポットも充実。時代や世相を反映した個性豊かな「ホーロー看板」などは、レトロな雰囲気満載のフォトスポットとして人気を集めています。
■地元・豊島区企業との特別コラボ
「家電×豊島区」という切り口から、豊島区に本社を置く家電量販店大手「ビックカメラ」とのコラボレーションコーナーも設置されています。地域密着型の展示を通じて、家電の歴史がより身近に感じられる工夫が凝らされています。
ワークショップやミニツアーでより深く楽しむ
展示をさらに深く味わうための関連事業も目白押しです。
■ワークショップ「昭和の洗濯体験」(1/24, 1/31, 2/7開催)
現代の全自動洗濯機とは異なる、当時の苦労と工夫を肌で感じられる体験プログラムです。
■ギャラリートーク「昭和四十年ごろの家電、そして…」(2/8開催)
専門的な視点から、家電が社会に与えた影響やエピソードを詳しく聞くことができます。
■ミニツアー「昭和五十年の暮らしと昭和四十年の暮らし」(2/14開催)
時代ごとの生活様式の違いを比較しながら巡るツアーで、タイムスリップしたような感覚を味わえます。
これらのイベントはいずれも参加費無料で、事前予約も不要。ふらりと立ち寄って気軽に参加できるのが魅力です。