【98年】もう20年くらい経ちますね【長野オリンピックの聖火リレー】の色々をふりかえる

【98年】もう20年くらい経ちますね【長野オリンピックの聖火リレー】の色々をふりかえる

1998年、こどもの頃、長野で開催された冬季オリンピックが古い聖火リレーの思い出です。今回は長野五輪の競技ではなく、聖火リレーに絞ってふりかえりたいと思います。


松明(トーチ)に起きたハプニング

メディアで取り上げられていたからか、松明(トーチ)の燃料問題だったか…冬場だったからか…
リレーの最中に松明(トーチ)の火が消えるというハプニング定期的にあったと記憶しております。
後々知りましたが、松明(トーチ)を傾けると燃料が上手く供給できずに消えるというものだったようで、長野以降改善されたそうです。
作り手が一生懸命に作ったトーチにも予想外の事は起きてしまうものなのですね。

松明(トーチ)の制作・製造元は?

では、その松明(トーチ)は誰がデザインしたかと言いますと、長野五輪組織委員会(NAOC)が基本的に制作したまでは知っておりました。
しかし、実際何処の会社が製造したかは知りませんでしたので調べてみました。

長野五輪の松明(トーチ)

大原工業さんが、自社の機械と手作業の組み合わせを高い技術を持ってして、NAOCの注文通りの松明(トーチ)を仕上げるという職人魂を感じれたので嬉しかったです。
ちなみに個人的に、この松明(トーチ)のデザインはオリエンタルというか和風な感じが的を射ていて好みです。

ちなみに聖火リレーランナーのユニホームについて

長野五輪 聖火リレーのユニホーム、発表 清楚に情熱…表現 (1997年12月3日掲載)

聖火リレーランナーのユニホームがホワイトとブルーだとなんとなく覚えておりましたが、リンク先にあるコンセプトを読んでみて、NAOCはランナーのことも考慮してデザインをされていることも分かり素敵だなと思いました。

聖火の点火シーンをもう一度!

聖火リレーにハプニングもあったようですが、無事にオープニングセレモニーは開かれました。
日本開催なので「和」を強調されているのが良く分かると思います。
古代ギリシャからの連綿と続くオリンピックの歴史の重みも感じます。
「和」をテーマにした点火シーンは荘厳さと希望、神々しさも感じさせるもので良かったですよね。

最後に…

オリンピックは聖火リレーひとつとっても、ランナー決め、安全なルート設定、松明デザインと製造、ユニホーム決め、ハプニングやトラブルへの対処、世間の目を大会本番へひきつける入口としての役目など、関係者がいろいろ協力してやる大切な部分だと再認識しました。
2020年、東京五輪に於いても多くの方が聖火を繋ぐことになります。
長野の時の様に聖火を開会式まで運び、世界中を感動させる入口としての役目を無事に終えられることを祈って終わらせていただきます。ありがとうございました。

東京オリンピック(1964年10月10日)開催の年は色々熱かった! - Middle Edge(ミドルエッジ)

長野オリンピック!自国開催の冬季五輪を振り返る - Middle Edge(ミドルエッジ)

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