【98年】もう20年くらい経ちますね【長野オリンピックの聖火リレー】の色々をふりかえる

【98年】もう20年くらい経ちますね【長野オリンピックの聖火リレー】の色々をふりかえる

1998年、こどもの頃、長野で開催された冬季オリンピックが古い聖火リレーの思い出です。今回は長野五輪の競技ではなく、聖火リレーに絞ってふりかえりたいと思います。


長野五輪のおもいで

日本が感動した、原田選手が「ふなき~ふなき~」と連呼したシーンは、幼少期の私の頭にさえ感動的なシーンとして刻まれています。
お陰様で長野五輪自体も強く脳裏に残っております。
また、日本開催ということもあり聖火の点火シーンは日本らしいコンセプトで素晴らしかったと思います。
ハプニングもありながら、見事に走り抜いた聖火リレーも十分素晴らしかったです。

現代聖火リレーの起源とは?

「1936年の夏季オリンピックが現代聖火リレーの起源」

「1952年冬季オリンピックが冬季初の聖火リレー」

では、長野五輪の聖火リレーのランナーについて

長野五輪の聖火ランナーは、間違いでなかったら学生も参加していた記憶もあります。
委員会が有名人の採用とは別に、一般公募も採用方法として選んだ気が覚えがあったので、調べてみたくなりJOCの公式サイトを見てみました。

第一次募集の聖火ランナー47人発表 - JOC

長野でのオリンピック聖火リレーの走者のリストはどこかにありま... - Yahoo!知恵袋

有名人と一般の方も含めた聖火リレーの採用は、リレーを見てる側にとってもエンパシー(共感・感情移入)を抱き易いので嬉しい選出方法だと思いました。
人生に於いて、易々と参加できない聖火を運ぶという役目を担えた方々は、衷心から楽しかったのではないでしょうか?

長野五輪のサプライズなランナー

当時Kinki Kidsの堂本光一さんが走られたかな…と思い出します。
98年、まるで王子様のような彼が芸能人聖火ランナーとして採用されたトピックをメディアで見た覚えがあります。懐かしいです。
ジャニーズ事務所もオリンピックへの協力は吝かではなかったのですね。

90年代流行のロン毛で走る堂本光一さんは懐かしいですよね。

堂本光一

長野五輪聖火リレー 県外のランナー決定 堂本光一さんら50人 (1997年12月26日掲載)

長野五輪の聖火リレールートをチェックしてみた!

全国ルートは▽沖縄県から九州西部、本州日本海側▽鹿児島県から九州東部、四国、本州太平洋側▽北海道から東北、関東―の3つ。各都道府県に12のリレー区間(各1キロ程度)を設ける。県内には1月23日に南佐久郡川上村、下伊那郡売木村、北安曇郡小谷村から入る。120市町村もれなく巡る合計約550区間を走り、長野市入り。

長野五輪の聖火ルート

松明(トーチ)に起きたハプニング

メディアで取り上げられていたからか、松明(トーチ)の燃料問題だったか…冬場だったからか…
リレーの最中に松明(トーチ)の火が消えるというハプニング定期的にあったと記憶しております。
後々知りましたが、松明(トーチ)を傾けると燃料が上手く供給できずに消えるというものだったようで、長野以降改善されたそうです。
作り手が一生懸命に作ったトーチにも予想外の事は起きてしまうものなのですね。

松明(トーチ)の制作・製造元は?

では、その松明(トーチ)は誰がデザインしたかと言いますと、長野五輪組織委員会(NAOC)が基本的に制作したまでは知っておりました。
しかし、実際何処の会社が製造したかは知りませんでしたので調べてみました。

長野五輪の松明(トーチ)

大原工業さんが、自社の機械と手作業の組み合わせを高い技術を持ってして、NAOCの注文通りの松明(トーチ)を仕上げるという職人魂を感じれたので嬉しかったです。
ちなみに個人的に、この松明(トーチ)のデザインはオリエンタルというか和風な感じが的を射ていて好みです。

ちなみに聖火リレーランナーのユニホームについて

長野五輪 聖火リレーのユニホーム、発表 清楚に情熱…表現 (1997年12月3日掲載)

聖火リレーランナーのユニホームがホワイトとブルーだとなんとなく覚えておりましたが、リンク先にあるコンセプトを読んでみて、NAOCはランナーのことも考慮してデザインをされていることも分かり素敵だなと思いました。

聖火の点火シーンをもう一度!

聖火リレーにハプニングもあったようですが、無事にオープニングセレモニーは開かれました。
日本開催なので「和」を強調されているのが良く分かると思います。
古代ギリシャからの連綿と続くオリンピックの歴史の重みも感じます。
「和」をテーマにした点火シーンは荘厳さと希望、神々しさも感じさせるもので良かったですよね。

最後に…

オリンピックは聖火リレーひとつとっても、ランナー決め、安全なルート設定、松明デザインと製造、ユニホーム決め、ハプニングやトラブルへの対処、世間の目を大会本番へひきつける入口としての役目など、関係者がいろいろ協力してやる大切な部分だと再認識しました。
2020年、東京五輪に於いても多くの方が聖火を繋ぐことになります。
長野の時の様に聖火を開会式まで運び、世界中を感動させる入口としての役目を無事に終えられることを祈って終わらせていただきます。ありがとうございました。

東京オリンピック(1964年10月10日)開催の年は色々熱かった! - Middle Edge(ミドルエッジ)

長野オリンピック!自国開催の冬季五輪を振り返る - Middle Edge(ミドルエッジ)

関連する投稿


吉田沙保里  強すぎてモテない霊長類最強の肉食系女子の霊長類最強のタックル その奥義は「勇気」

吉田沙保里 強すぎてモテない霊長類最強の肉食系女子の霊長類最強のタックル その奥義は「勇気」

公式戦333勝15敗。その中には206連勝を含み、勝率95%。 世界選手権13回優勝、オリンピック金メダル3コ(3連覇)+銀メダル1コ、ギネス世界記録認定、国民栄誉賞、強すぎてモテない霊長類最強の肉食系女子。


室伏広治の学生時代「アジアの鉄人」と呼ばれた父親とやり投げの「幻の世界記録保持者」によって覚醒。

室伏広治の学生時代「アジアの鉄人」と呼ばれた父親とやり投げの「幻の世界記録保持者」によって覚醒。

ハンマー投げは、パワー×技×精神力、そして人間の本能を呼び覚ませ!!!


「キン肉マン」超人オリンピックに出場したスイス出身の『ウォッチマン』のフィギュアが登場!!

「キン肉マン」超人オリンピックに出場したスイス出身の『ウォッチマン』のフィギュアが登場!!

ハイクオリティフィギュアの製造・販売で好評を博しているSpiceSeed フィギュア事業部より、キン肉マンシリーズのフィギュア『ウォッチマン』が発売されます。


イベンダー・ホリフィールド  圧倒的!!  無敵のクルーザー級時代。

イベンダー・ホリフィールド 圧倒的!! 無敵のクルーザー級時代。

悲劇のロスアンゼルスオリンピックの後、プロに転向。超タフなドワイト・ムハマド・カウィとの死闘を制しWBA世界クルーザー級チャンピオンとなり、WBA、WBC、IBF、3団体のタイトルの統一にも成功。すぐに「最強」の称号を得るため、マイク・タイソンが君臨するヘビー級への殴りこみを宣言した。


石井慧  運動オンチ少年がオーバーワークという暴挙で起こした奇跡。

石井慧 運動オンチ少年がオーバーワークという暴挙で起こした奇跡。

石井慧の幼少児から国士舘大学に入るまで。地球上で60億分の1の存在になる、人類で1番強い男になるための序章。


最新の投稿


世界が熱狂!葛飾商店街×『キャプテン翼』コラボ「シーズン2」開催!新エリア&限定メニューで街を駆け抜けろ!

世界が熱狂!葛飾商店街×『キャプテン翼』コラボ「シーズン2」開催!新エリア&限定メニューで街を駆け抜けろ!

葛飾区商店街連合会は、2025年10月10日より『キャプテン翼』とのコラボイベント「シーズン2」を亀有・金町・柴又エリアで開催。キャラクターをイメージした限定メニューやスタンプラリーを展開し、聖地巡礼と地域活性化を促進します。


キン肉マン愛が英語力に!超人たちの名言・名場面で学ぶ『キン肉マン超人英会話』発売

キン肉マン愛が英語力に!超人たちの名言・名場面で学ぶ『キン肉マン超人英会話』発売

人気アニメ『キン肉マン』の「完璧超人始祖編」の名言・名場面を題材にした英会話学習書『キン肉マン超人英会話』が、2025年11月29日(土)にKADOKAWAより発売されます。超人たちの熱い言葉を通じて、楽しみながら実用的な英語表現をインプットできます。TOEIC満点保持者やプロレスキャスターなど、豪華プロ集団が監修・翻訳を担当した、ファン必携の英語学習本です。


【カウントダウン】あと2日!古舘伊知郎&友近「昭和100年スーパーソングブックショウ」いよいよ開催迫る!豪華ゲスト集結の東京国際フォーラムは「昭和愛」で熱狂へ!

【カウントダウン】あと2日!古舘伊知郎&友近「昭和100年スーパーソングブックショウ」いよいよ開催迫る!豪華ゲスト集結の東京国際フォーラムは「昭和愛」で熱狂へ!

開催直前!TOKYO MX開局30周年記念「昭和100年スーパーソングブックショウ」が10月16日に迫る。古舘伊知郎と友近がMC、豪華ゲストと共に贈る一夜限りの昭和ベストヒットに期待高まる!


ギタリスト 鈴木茂「BAND WAGON」発売50周年記念ライブを東阪ビルボードで開催!

ギタリスト 鈴木茂「BAND WAGON」発売50周年記念ライブを東阪ビルボードで開催!

ギタリスト 鈴木茂が、『鈴木茂「BAND WAGON」発売50周年記念ライブ~Autumn Season~』を11月13日にビルボードライブ大阪、16日にビルボードライブ東京にて開催する。今回は、1975年にリリースされた1stソロアルバム「BAND WAGON」の発売50周年を記念したプレミアム公演となる。


【1965年生まれ】2025年還暦を迎える意外な海外アーティストたち!

【1965年生まれ】2025年還暦を迎える意外な海外アーティストたち!

2025年(令和7年)は、1965年(昭和40年)生まれの人が還暦を迎える年です。ついに、昭和40年代生まれが還暦を迎える時代になりました。今の60歳は若いとはと言っても、数字だけ見るともうすぐ高齢者。今回は、2025年に還暦を迎える7名の人気海外アーティストをご紹介します。