ラコステのロゴ
クロコダイルのロゴ
ワニのロゴを巡って、この両社で長いこと訴訟が行われていた。
その顛末については、下記の記事にて紹介。
違いは何?ワニのロゴで有名な「ラコステ」と「クロコダイル」二つのブランドによる長年の因縁…。
熊のロゴ、ゴールデンベア。
ゴールデンベアのロゴ
ジャック・ニクラス (Jack Nicklaus)
日本の老舗アパレルメーカー、株式会社コスギが1970年代からジャック・ニクラウスと契約を結び、ゴルフウェアを販売し、ゴルフブームの中で爆発的に売れた。
1985年には、ニクラウスの愛称「ゴールデン・ベア」に因んだスポーツウェアブランドを展開。
その後、スポーツウェア以外のファッションウェアまで領域を広げて、「品格」「家族愛」「先進性」という3つのコンセプトのもと、上質でリーズナブルなアメリカンカジュアルを提案している。
(公式ブランドサイト)ゴールデンベア Golden Bear
『二匹の竜』紋章のロゴ、McGREGOR(マックレガー)。
マックレガーのロゴ
ジェームス・ディーンが着用したアンチフリーズジャケット
1920年代、米国ファッションは英国の後追いをしており、一流品はすべて欧州からきたものであったた。
そこで、スコットランド生まれで米国育ちのデビッド・D・ドニガーは、ゴルフソックスや帽子などの輸入業の際に英国伝統のグレガー家のチェック柄、王冠、紋章を商品PRに活用。
そして1921年、それらをブランドのアイコンとした「マックレガー」が誕生した。
時代のニーズをつかんだマックレガーは、米国有数のスポーツウェア&カジュアルウェアブランドに成長していく。
1961年、日綿実業株式会社(現・双日株式会社)がライセンス契約締結、マックレガーが日本に上陸。
カジュアルウェアの概念がなかった当時の日本で、マックレガーは爆発的にヒット。
1965年には双日インフィニティの前身であるニチメン衣料を設立し、ブランドを定着させていった。
現在もアメリカンカジュアルの代表的ブランドとして、歴史と伝統を大切に継承しながらも、トレンドを取り入れることで、洗練されたカジュアルウェアを提供している。
(公式ブランドサイト)McGREGOR - マックレガー
風見鶏のロゴ、ウェザーコック
ウェザーコックのロゴ
1920(大正9)年創立の靴下(ソックス)、ストッキングを始めとするフットウェアに主軸をおくアパレルメーカー、株式会社ナイガイによる取り扱いが確認されている。
靴下・ソックス・ブランド ナイガイ
懐かしのロゴブランドをチェックしてみよう。
こうして振り返ってみると、70年代のゴルフブームがいかに凄かったかがよくわかる。
その当時、少年だった私はゴルフを見てもいなかったので何のブランドなのか知りもせず着用していたが…。
上記に挙げたブランド以外にも、アディダス・ナイキ・プーマなどの純スポーツメーカーのワンポイントロゴが入ったポロシャツや靴下は80年代以降大人気であった。
さらに、フレッドペリーやラルフローレンなどがポロシャツを中心に人気を誇った。
90年代中盤以降になると、アーノルドパーマーやラコステなどは「おっさんくさい」と若者に敬遠される流れも起きてしまったが、2000年以降に起きている'80s、'90sリバイバルの流れに乗って復活を遂げているブランドも多い。
「あれって、廃れたおっさんブランドなんじゃないの?ダサいでしょ。」と決め付けてしまってはもったいない。
今さら、半ズボンにワンポイント刺繍ロゴの白ソックスで街に出たら捕まってしまいそうだが、進化を遂げた懐かしのブランドアイテムを着用してみるのも楽しいのではないかと思う。