母の部屋の鏡台で髪をとかす理恵の目に母の布団が。乱れていない布団。母は昨夜帰宅しなかったようだ。
けん
母の布団に入り下着だけになり自慰行為にふける理恵。「お母さん」と繰り返しながら。
けん
理恵が東京に向かった頃、数学の授業が始まる時「昨日の変な人達(梅宮の恋人の母達)が来た説明をしてください!」と、潔癖な美智子は梅宮に詰め寄った。
けん
受験に向けて授業をすすめたい生徒達と美智子の言い争いが発端となり他の生徒達も交えて乱闘に!
けん
数学の授業をボイコットした泰子・由利・みどりは演劇部の部室でじゃれあう。
けん
本格的に台風がやってきた放課後。理恵の家族から「家出した」という知らせを受けた梅宮は、三上から話を聞き、「学校とは無関係です!」言い切る。理恵の家族は怒りと呆れで電話を切ってしまう。
その横で電話の内容を聞いていた三上は理恵が心配になる。そして雨風が激しくなってきた為、梅宮は学校の入口を施錠して帰ってしまう。
理恵を心配もせず、「学校は無関係!」といい加減な梅宮。
けん
一方、優等生・美智子は梅宮から昨日の事件の真相を話してもらうため、教室に残っていた。
そこに美智子の事を好きな健が現れた。美智子は健が大きらい!(以前、理科の実験中に背中に劇薬をかけられ火傷をおわされたからだ。)愛情表現が下手すぎる健は、嫌がる美智子を追いまわす。
美智子が無人となった職員室に逃げ込むと、清水は「ただいま」と「おかえりなさい」を繰り返し呟きながら、職員室のドアを蹴り続けた。
理科の実験中にふざけて劇薬を背中にかけられ、のたうちまわる美智子。
けん
「顔近づけてよく見ろ!」保健室の校医に「自分がどんな事したかわかってんの!?」と美智子の背中の火傷を見せられ激しく叱責される健。
けん
保健室から出てきた美智子に謝罪する健だが無視される。偶然通りかかった三上に泣いて抱きつく美智子・・・健と美智子2人にはそんな過去があった。
けん
2人きりになった教室。「来ないでよ!消えてよ!」叫ぶ美智子。
けん
職員室の木製のドアを押さえる美智子。廊下からは「おかえりなさい」「ただいま」呟きながらドアを蹴り続け破壊する健。
けん
健は美智子を押さえつけ、彼女のシャツを背中から破る。背中には理科の実験中にふざけて自分が美智子に負わせてしまった背中の火傷の痕。健は「おかえりなさい」「ただいま」呟きながら号泣。
そこにトイレで思索にふけっている間に学校に取り残されていた三上、演劇部の部室にいた泰子達3人が合流した。学校に残っているのは6人だけだった。
制服を破き背中の火傷の痕を見つける健。
けん
教室の机や椅子をどかし家に帰る気がない泰子達。(美智子は制服が破けたため職員室で見つけたと思われる教師のブレザーを羽織っています)
けん
三上は家族が心配しているから自宅に帰ろうと全員に提案するが、門が施錠されたこともあり、帰ろうとしない。三上は梅宮の自宅に電話をかける。しかし梅宮は泥酔していてまともに取り合おうとしなかった。
失望・絶望・怒り、いろいろな感情が押し寄せた三上は泰子たちと裸になり乱痴気騒ぎを始める。
「家族に電話したほうがいい」とも提案する三上だったが、真面目な美智子にまで拒否される。
けん
自宅で恋人とその家族達と酒を呑みながらカラオケ。泥酔していて「北国の春」熱唱中のじゅんこ母子のマイクからの声も大きく、電話の声や内容がイマイチ掴めない梅宮。
けん
そんな頃、学校に行かず原宿に行った理惠は大学生にナンパされ、彼のアパートに。「泊まってけよ!」という大学生に「みんなが心配しているし、やっぱり帰ります!」と理恵は嵐の中、駅に向かいアパートを飛び出す。