2012年には、始球式を務め、ファンの前に、あの大きな体を見せてくれて、懐かしの阪急ブレーブスのユニホームを見ることとなった。
怪人ブーマーの真実
あの阪急の名投手、山田久志に言わせると、ブーマーは、常にタイトルを争う成績を叩き出していたが、彼ほど、チームのことを第一にする選手はいなかった。記録をねらって打てばもっと、すごい記録が出ていたであろうが、チャンスにホームランではなく、ライト方向へのヒットでつなげる野球。チームのために打てる選手だったと語る。
サインを書く際には、決して断ることはなく、自らのサインの下に、カタカナでブーマーと署名し、ファンサービスも長けた人物である。
なぜ、怪人と言われるかというと、ブーマーの癖で、ベンチで奇声を上げることが多かった。それに加え、あの巨漢とパワーぶりから、怪人ブーマーと呼ばれ、称されることとなる。
誰が何と言おうと、ブーマー・ウェルズが最強の助っ人外国人だ!!
今までの選手で、誰が一番?とかよくある話題ですよね。そんな中に、やはりブーマーの名は出てくるのです。
こんなおちゃめな姿も見せてくれていましたよ。
ブーマー・ウェルズという打者を振り返って
ブーマーは、決して裕福ではなく、マイナー時代もハンバーガーばかり食べて、空腹を凌いでいました。ハングリー精神が高く、阪急時代も、1日2000円のお金でやってきたそうです。
そんな、強い精神力から、あの大記録。大打者へと成長したのかもしれませんね。
そして、みんなから愛されるブームを起こしたのかもしれません。
ファミスタでも、ブーマーは最強でした。
