70年代に、大映テレビが制作した「岡崎友紀」主演のライトコメディシリーズ。

70年代に、大映テレビが制作した「岡崎友紀」主演のライトコメディシリーズ。

大映テレビが制作したライトコメディシリーズによって岡崎友紀はブレイクし、それまでのアイドルの概念を変えてしまいました。70年代の前半は岡崎友紀のものだったといってよいでしょう!


「なんたって18歳」も漫画があるのですが、「おくさまは18歳」とは違い原作ではありません。ドラマに合わせて漫画化されたんです。それほどまでにヒットしたドラマだったというわけです。

牧野和子 (著)

なんたって18歳

それにしても牧野和子、絵が下手い。とても6年後に「ハイティーン・ブギ」を描いた人と同一人物とは信じがたいです。急激に成長したんですねぇ。「ハイティーン・ブギ」最高ですもんねぇ。

ママはライバル

岡崎友紀主演のライトコメディシリーズ第3弾は「ママはライバル」で、佐々木守・作、忠津陽子・画で週刊マーガレットに連載されていたものが原作となっています。

脚本:佐々木守ほか
監督:ゆあさのりあきほか
出演者:岡崎友紀、純アリス、高橋悦史ほか
プロデューサー:春日千春、野木小四郎、下川隆輝
制作:TBS、大映テレビ
放送期間:1972年10月4日~1973年9月26日
放送時間:水曜19:30 - 20:00
放送枠:TBS水曜7時30分枠の連続ドラマ
放送分:30分
回数:52

ママはライバル

内容的にもタイトル的にも前作、前々作と大きく変わってます。ラブコメではありませんね。対象がパパですもんね。ただライバルのママを演じるのが純アリスです。美人。
同級生がママになるという、「おくさまは18才」とはまた違ったコメディです。

「ママはライバル」は純アリスのデビュー作なんですよね。それなのにソフト化されていないようですし、観ることが出来ないのは残念でなりません。原作の漫画も入手困難ですしね。なんとかならんもんですかね。

ラブラブライバル

第4弾「ラブラブライバル」。なんか呪文のようなタイトルに見えますが、「ラブ・ラブ」です。それに「ライバル」です。となると、3作目の「ママはライバル」とタイトルが似てくるわけですが、まぁ、問題ありません。
原作は岡崎友紀が20歳になった記念に出版した「明日のスケッチ」なのですが、自分の原作を自らが演じるというのは、なかなか珍しいですね。

原作:岡崎友紀「明日のスケッチ」より 
脚本:ながのひろし、村山庄三、佐々木守、胡桃哲 
監督:ゆあさのりあき、岡屋竜一、青木敏、帯盛迪彦 
出演者:岡崎友紀、時本和也 ほか
プロデューサー:野木小四郎、春日千春、下川隆輝
制作:大映テレビ TBS
放送期間:1973年10月2日~1974年3月26日
放送時間:火曜 19:00 - 19:30
放送枠:TBS火曜7時枠の連続ドラマ
放送分:30分
回数:26

ラブラブライバル

岡崎友紀が手掛けているのは原作だけではありません。このシリーズの主題歌は岡崎友紀が歌っており「ラブラブライバル」の主題歌「風に乗って」もそうなのですが、作詞を担当している高木飛鳥、実はこれ岡崎友紀のペンネームなんです。高木飛鳥というのは、「おくさまは18歳」で岡崎友紀が演じたヒロインの名前ですね。

ニセモノご両親

第5弾にして最終作「ニセモノご両親」。タイトルからして新機軸って感じしますね。というか、このシリーズ、実は内容的にはバラエティにとんでるんですよね。それはそれとして、「ニセモノご両親」で驚かされるのは岡崎友紀が大人になっているということです。ヘアスタイルがボブということもあるのでしょうが、いやぁ、岡崎友紀が大人になっています。

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