高柳良一プロフィール
【高柳良一プロフィール】
名前:高柳 良一
(たかやなぎ りょういち)
戸籍上:髙栁 良一
生年月日:1964年1月31日(55歳)
出身地:東京都
身長:178㎝
高柳良一さんは、慶応義塾高等学校在学中の1981年、薬師丸ひろ子さん主演の
角川映画『ねらわれた学園』のオーディションに合格して、
芸能界に入りました。
1978年に『野生の証明』でデビューした薬師丸ひろ子さんは、同作品で一躍注目を集めましたね。
薬師丸さんを更にメジャーにするためにも、『ねらわれた学園』の相手役・関耕児は非常に重要になるわけです。
そこで、関耕児役は
一般からのオーディションで選ぶことに。
そして、応募総数18000人の中から選ばれたのが高柳良一さんでした。
確かに、育ちが良さそうな爽やか青年でしたよね。
因みに、クリス松村さんやフジテレビアナウンサーの笠井信輔さんも、同オーディションに書類を送った過去があるようですよ。

ねらわれた学園
ねらわれた学園は、1981年7月に公開。
同作品は、大林監督の独自の映像スタイルに拘った『大林ワールド』を確立させた映画でもあります。
映画のヒットにより、主演の薬師丸ひろ子さんの人気が更に上昇したこともあって、
同作品は『アイドル映画』の先駆け
と呼ばれるようになりました。
時をかける少女
ねらわれた学園で知名度を上げた高柳良一さんは、原田知世さんのスクリーンデビュー作
『時をける少女』に出演しました。
この映画は、1983年7月に公開され、
配給収入28億円を記録して、
邦画では年間2位となりました。
高柳さんは深町一夫を演じていたのですが、演技が『棒』過ぎて…
前作より下手になったんじゃない?
なんて思っていたのですが、実は未来人の役柄のため、敢えて棒読みにするよう
『監督から演技指導』
があったようなんです。
それでしたら納得ですね。
また、この映画で元ザ・タイガースの『岸部一徳』さんが漢文の教師役を演じていました。
この時、慶應義塾高等学校に在籍していた高柳さん。
高校(実生活)では、漢文の教諭で元ザ・タイガースの『瞳みのる』さんから授業を受けていました。
映画の高校では岸部一徳さんから
実生活の高校では瞳みのるさんから
元タイガースの2人から漢文を習うという
希有な経験をされているようです。
角川映画の常連に
ねらわれた学園でデビューした高柳良一さんは、角川映画の常連キャストとして活躍していました。
『里見八犬伝』『少年ケニア』『天国にいちばん近い島』など多くのヒット映画に出演。
『角川三人娘』と称された
✔薬師丸ひろ子さん
✔原田知世さん
✔渡辺典子さん
らと共演され、
角川映画及び大林宣彦監督作品には欠かせない存在となっていきました。
ところが、1986年4月公開の映画『キャバレー』を最後に、
俳優業を引退されたのです。
現在の高柳良一は?
1986年慶応義塾大学の卒業と共に、俳優業を退いた高柳良一さんは、角川書店に入社。
雑誌『野生時代』の編集などを担当。
その後、1994年に角川書店を退社して、ニッポン放送に入社されています。
2008年12月20日には、フジテレビ系『決定!!芸能界100人アンケート 今見たい聴きたいベストヒット!』の
『もう一度会いたい俳優』コーナーに出演して
ニッポン放送の促進部で副部長を務めていることを明かしました。
原田知世と交流を続けていた!
2011年5月7日、有楽町で開催された『時をかける少女』のトークイベントに、
客席から高柳良一さんが参加して
会場を沸かせたそうです。
28年ぶりとなる、大林宣彦監督・原田知世さん・高柳良一さんの
スリーショットにファンは歓喜。
原田さんとは、今でも家族ぐるみの付き合いを続けているそうですよ。
まとめ
角川映画に欠かせない存在だった高柳良一さんは、大学卒業と共に芸能界を引退。
その後、角川書店を経て、1994年からニッポン放送で働いていることがわかりました。
30年あまり姿を見かけることがなくなり、久しぶりに公の場に登場した高柳さん。
当たり前のことですが、爽やかな好青年のイメージとは随分かけ離れたてしまいましたね。