食わず嫌い!?いや行かず嫌いになってない?ロックフェスティバル!
2003年から始まった年越しロックフェス「COUNTDOWN JAPAN」は今年で15年目の老舗の音楽フェスティバルのひとつよ!そこにあたし「マツドデラックス」と時空探偵の助手である「富田葵」とともに潜入してイベントを満喫してきたわ!あくまでもミドルエッジ世代でも楽しめるという事を前提に「こんなアーティスとも参加してるのよ!」をミドルエッジ世代に伝え、もっとオジサン・オバサンパワーを見せつけて欲しいのよ!では参加していた中からあたしが選んだ10アーティストを紹介するわ!
奥田民生

1996年発売 「イージュー☆ライダー」
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12月28日 セットリスト
1・Rock and Roll(cover)
2・イージュー★ライダー
3・ギブミークッキー
4・エンジン
5・サケとブルース
6・御免ライダー
7・最強のこれから
8・さすらい
同世代の方々には「ユニコーン」の奥田民生と言ったらわかりやすいかしら?ソロでもラスト曲の「さすらい」や「息子」のヒット曲も有名よね!53歳になった今でも積極的に活動をしてるわ!「PUFFY」のプロデュースや「井上陽水」とのコラボもあったわね。さすが、ステージは安定の一言。1曲目に「レッド・ツェッペリン」の「Rock and Roll」から入ったのはびっくりだったわ!ナイスサプライズ!ただ、欲を言えばユニコーンの曲もやって欲しかったわ!まあ、「ユニコーン」「奥田民生」両方でフェスに参加しているのでセットリストもこうなってるのかも知れないわね!是非当時聴いていたファンの方は「生・民生」を見に行って頂戴!
JUN SKY WALKER(S)

1989年発売 「歩いていこう」
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12月28日 セットリスト
1・歩いていこう
2・START
3・MY GENERATION
4・ONE WAY
5・青春
6・すてきな夜空
2011年に再結成した「JUN SKY WALKER(S)」。1980年から活動していたので、ミドルエッジ世代にもファンが多かったはずよ!彼等も2018年のフェスに38年の時を超えて参加してるのよ!凄いわよね。もちろん「歩いていこう」をやってくれたわ!1991年のローソンのCM曲だった「START」も歌ってくれてミドルエッジ世代も大満足だったはずよ!バンドブーム全盛期の彼等が若手だらけのフェスでまだ「ロック」してる事が私たちにも励みになるわよね!!
電気グルーヴ

1997年発売 「Shangri-La(シャングリラ)」
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12月28日 セットリスト
1・Fallin’ Down
2・Shame
3・Shameful
4・MAN HUMAN
5・Baby’s on Fire
6・モノノケダンス
7・Shangri-La feat. Inga Humpe
8・燃える!バルセロナ
9・富士山(Techno Disco Fujisan)
1989年にデビューした彼等は90年代に「ポストYMO世代」の代表としてテクノ界を引っ張っていたアーティストだったわ。その中でも1997年の「シャングリラ(Shangri-La)」は本当にカッコ良い曲だったわね。彼等はライブ、映像ともに凝った演出をする事でも有名で、皆さんもご存知の「フジロック」では「富士山」を大合唱するのが恒例だけどまさか千葉の幕張で聴けたのは感動ものだったわ!そして個人的には2008年発売の「墓場の鬼太郎」の主題歌「モノノケダンス」が聴けたのも嬉しかったわ!ロックだけではなくテクノやPOPを聴けるのもフェスならではじゃないかしら?
東京スカパラダイスオーケストラ

2018年発売 「明日以外すべて燃やせ」
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12月28日 セットリスト
1・The Battle of Tokyo
2・ペドラーズ
3・DOWN BEAT STOMP
4・Paradise Has No Border
5・銀河と迷路 -short-
6・SKA ME CRAZY
7・This Challenger
8・スキャラバン
9・明日以外すべて燃やせ feat.宮本浩次
10・Glorious
1985年から活動し積極的にフェスにも参加し常連となっているのが「東京スカパラダイスオーケストラ」よ!メンバーのほとんどがミドルエッジ世代の1960年代生まれのバンドでありながら圧倒的に若者に人気があるのは激しいステージのプレイが年代を超えて支持されているのよ!不幸にもヴォーカルの「クリーンヘッド・ギムラ」を若くして失い、バンドの存続すら危ぶまれていた所から、スカパラの十八番となって来た、強力(協力)コラボでさらに人気になっていったわ。「奥田民生」「チバユウスケ」「CHARA」「甲本ヒロト」等とコラボしてるの。そして、「ギムラ」の後にヴォーカルを置かないバンドスタイルを貫いているのよ。そして今回は「エレファントカシマシ」の「宮本浩次」とのコラボをフェスでやってくれたわ。ただでさえ熱い二組にコラボに会場もヒート気味!是非、この熱気を感じて欲しいわ!あっ⁉でもあまり前列で見ると若者のパワーに負けてしまうかも知れないのでご注意を!
BUMP OF CHICKEN
12月28日 セットリスト

2001年発売 「天体観測」
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1・スノースマイル
2・望遠のマーチ
3・記念撮影
4・話がしたいよ
5・ギルド
6・虹を待つ人
7・天体観測
8・ray
アンコール
9・メーデー
10・ガラスのブルース
幕張で圧倒的な人気を誇るのが千葉県出身で全員が1979年生まれの「BUMP OF CHICKEN」よ!1999年にデビューした彼等は幼馴染。メジャーデビュー以前からの仲なのよ。だから息はピッタリなの。そしてファンは熱いわ!バンドTシャツには「79」の数字が。そう!生まれた1979年をアピールするなんて意外とミドルエッジ世代向きなんじゃないかしら?今回も大ヒット曲「天体観測」をやってくれて盛り上がたわ!でも個人的には「Ray」がおすすめよ!ちなみに、フェスはアンコールが基本的にはないの。タイムスケジュールでキッチリ決まっているのだけど「BUMP OF CHICKEN」はアンコールが2曲。それは各会場の「トリ」に与えられた特権なの。フェスで「トリ」をとることが限られたアーティストにしか与えられないことが逆にアーティストにもファンにも嬉しいことなのよ!
HYDE

1998年発売 「HONEY(L'Arc〜en〜Ciel)」12インチ再販
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12月29日 セットリスト
1・FAKE DIVINE
2・AFTER RIGHT
3・HEAVEN’S DRIVE
4・ANOTHER MOMENT
5・GRAMOROUS SKY
6・MAD QUALIA
7・Ordinary World
8・HONEY
9・RISE UP
10・MIDNIGHT CELEBRATION Ⅱ
うちの助手の「富田葵」ちゃんは熱狂的な「ラルク」信者、いや「HYDE」信者なのよ!中学生時代から全国のコンサートを追っかけていた筋金入りなのよ!そして、COUNTDOWN JAPANに「HYDE」が出てきたとなれば人波をかき分け参戦するわけ。ここは彼女のレポートよ!
葵でございます‼HYDE様に会う為に少しでも前で見れるよう、会場を走り回っておりました。今回は「HYDE」様のクレジットでのフェス参戦なので「ラルク」の曲は期待していませんでした。と、ところがナント2曲も「ラルク」をやってくれたのでございます!「HONEY」と「HEAVEN'S DRIVE」の2曲‼もう、幸せの一言でございますわ。そして、「中島美嘉」様に楽曲提供された映画「NANA」の主題歌「GLAMOROUS SKY」までもプレゼントしてくらたのでございました!なかなか単独のライヴだと独特の世界観とファン層の「ラルク(HYDE)」様もフェスで聴けば皆様にも聴きやすいのではないでしょうか?葵でした!
佐野元春&THE COYOTE BAND

1986年発売 「ストレンジデイズ」
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12月30日 セットリスト
1・ストレンジ・デイズ
2・優しい闇
3・La Vitta e Bella
4・純恋
5・禅ビート
6・インディビジュアリスト
御年62歳の「佐野元春」。素敵だわ!カッコいい!あたしタイプなの~。好みの事はこっちに置いといて、1980年にデビューし今年で39年目!もう神的存在の佐野さんも未だにフェスにでているのよ!あたしはある意味この日は、佐野さんを聴きにいったようなものなのだけど、心の中では「アンジェリーナ」や「SOMEDAY」「彼女はデリケート」「約束の橋」等を期待してたんだけど今回は封印。その代わりと言ってはなんだけど1986年に発売されたアルバム「Cafe Bohemia」から「ストレンジデイズ」と「インディビジュアリスト」をやってくれたわ!懐かしかった!ただこの日の1番は「佐野元春&THE COYOTE BAND」の「禅ビート」よ!是非ミドルエッジ世代の心にも突き刺さる1曲に仕上がっているので聴いてみて頂戴!
Chara

1997年発売「やさしい気持ち」
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12月30日 セットリスト
1・Junior Sweet
2・Twilight
3・Swallowtail Butterfly ~あいのうた~
4・やさしい気持ち
今回のフェスで一番曲数が少ないのに一番感動したステージを行ったのが「CHARA」だったんじゃないかしら?たった4曲。そのうちの2曲が本当にミドルエッジファンにはたまらない2曲だったのよ!それが「やさしい気持ち」と「YEN TOWN BAND」クレジットで発売された「Swallowtail Butterfly 〜あいのうた〜」よ!皆様もこの2曲を知らない人はいないと思うけど「やさしい気持ち」は資生堂のCM曲として「Swallowtail Butterfly 〜あいのうた〜」は映画「スワロウテイル」の主題歌として当時大ヒットしたわ!その2曲を時空を超えたフェスで聴けるなんて本当にラッキーだと思うわ!こうして、ベテランのアーティストが参加してくれるフェスにミドルエッジ世代のファンが来てくれることをあたしは本当に望んでるのよ!
ウルフルズ

1996年発売 「バンザイ~好きでよかった~」
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12月31日 セットリスト
1・ええねん
2・Wild Thing
3・チークタイム
4・笑えれば
5・サンキュー・フォー・ザ・ミュージック
6・バンザイ~好きでよかった~
1988年にデビューした「ウルフルズ」もフェスの常連よ!今回も「ええねん」で始まり「バンザイ~好きでよかった~」で締める安定のステージだったわ!ヒット曲の多い彼等にとってたった6曲のステージは聴く側にとっても何が聴けるかワクワクするのよ!でもあたしは「ガッツだぜ!」と格闘家「青木真也」の入場曲としても有名になった「バカサバイバー」を期待してたんだけど残念だったわ!でもこれも「フェス」の楽しみかたよ!お気に入りのアーティストの情報にアンテナを張り巡らせていると思いがけないステージが見れるかもしれないわ!
POLYSICS(ポリシックス)

2003年発売 「カジャカジャグー」
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12月31日 セットリスト
1・SUN ELECTRIC
2・Young OH! OH!
3・ワチュワナドゥー
4・Let’s ダバダバ
5・P!
6・Shout Aloud!
7・How are you?
8・Buggie Technica
9・カジャカジャグー
最後は、1999年にデビューした「POLYSICS(ポリシックス)」よ!これは正直言ってあたしの好みよ!なんせ正統な「DEVO」の継承者なの!黄色いツナギに一直線のサングラスはまさにDEVOを意識していたわ!もちろんサウンドもDEVOの影響を受けたシンセサイザー音楽全開のバンドなの。なんせバンド名の「POLYSICS」も初期メンバーの「カネコ」が使っていたシンセサイザー「Polysix」が由来なのよ!是非、ピコピコ音楽が大好きなミドルエッジ世代に是非聴いてもらいたいわ!ステージ最後の曲「カジャカジャグー」は、ライブでは欠かせない1曲となっているわ!ちなみに小ネタだけど「お願いランキング!」のオープニングで使われている「スティックス」の「Mr.ロボット」は実はPOLYSICSのカヴァーの「ドモアリガトミスターロボット」と言う曲なよ!皆さんご存知だった?
「COUNTDOWN JAPAN」はこんな楽しみかたもあるわよ!

会場入り口

会場内には神社もあるのよ!

年越し蕎麦&鯛茶漬け&カニコロッケ&ハムカツチーズ
音楽配信サイト「AWA」でミドルエッジ的フェスプレイリストも作ったわ!聴いてみて頂戴!
いかがだったかしら?今年は皆さんも是非フェスに参加して欲しいわ!きっと自分なりの楽しみかたを見つけられると思うの!ミドルエッジ世代の音楽も新たな音楽もやっぱり「音楽は最高!」って行きたいわね!それではまたお会いしましょう!