う~ん、やっぱりスタイリッシュですねぇ。天性のものとしか言いようがありません。
Help!
5枚目のアルバム「4人はアイドル」にはカバー曲は2曲。「アクト・ナチュラリー」と「ディジー・ミス・リジー」です。
4人はアイドル
「ディジー・ミス・リジー 」はラリー・ウィリアムズの作品で1958年2月にリリースされています。
カッコイイですね。ビートルズは実にいい曲を見つけてきています。そしてやっぱり洗礼されたカバーとなっています。
これ以降はカバー曲をオリジナル・アルバムに収めることはなくなり、最後のアルバム「レット・イット・ビー」に「Traditional Arr. Lennon - McCartney - Harrison - Starkey」と記載されている「マギー・メイ 」が唯一の例外となります。
一部の例外はあるものの総じてセールス的に振るわなかった曲やマニアックな曲ばかりを好んでカバーしている。それとカバー時代最終期の1965年頃に、彼らが好んでLarry Wiliamsをカバーしているのも興味深い。
LarryはJohn Lennonと同じ1980年に亡くなっているのだけど、死因はこれまた射殺だった。
レット・イット・ビー
ビートルズがカバーした曲はセールス的に振るわなかった、どちらかと言えばマニアックな曲が多くを占めています。
では最後にビートルズが現役中に公式に発表したカバー曲を記しておきます。アルバムだけでなく、シングルや、EP盤にのみ収録されたカバー曲もあります。
Arthur Alexander – Anna (Go to Him)
The Cookies – Chains (Carole King)
The Shirelles – Boys
The Shirelles – Baby It’s You
Julie London – A Taste Of Honey
The Isley Brothers – Twist And Shout
Barbara Cook & Robert Preston – Till There Was You (Original Broadway Cast ”Music Man”)
The Donays – Devil In His Heart
The Marvelettes – Please Mr. Postman
Chuck Berry – Roll Over Beethoven
Smokey Robinson & The Miracles – You’ve Really Got A Hold On Me
Barrett Strong – Money, That’s What I Want
Chuck berry – Rock And Roll Music
Dr. Feelgood & The Interns – Mr. Moonlight
Little Richard – Kansas City-Hey-Hey-Hey-Hey
Buddy Holly – Words Of Love
Carl Perkins – Honey Don’t
Carl Perkins – Everybody’s Trying To Be My Baby
Buck Owens – Act Naturally
Larry Williams – Dizzy, Miss Lizzy
Little Richard – Long Tall Sally
Larry Williams – Slow Down
Carl Perkins – Matchbox
Larry Williams – Bad Boy