学生街の喫茶店
しかし、そう簡単には成功はやってきません。先ず72年6月25日に2枚目のアルバム「GARO 2」が発売されます。
GARO 2
「学生街の喫茶店」 もアルバムと同時期にシングルカットされるのですが、「美しすぎて(作詞:山上路夫、作曲:村井邦彦)」のB面扱いだったのです。
そしてアルバムもシングルもヒットすることはありませんでした。
外部の作家が作った曲を歌うことは不本意だったのでしょう。72年10月10日発売の4枚目のシングルは、マークが作詞・作曲した「涙はいらない」でした。マークが意地を見せた渾身の曲です。
涙はいらない
カップリングの「明日になれば」もトミーが作詩・作曲を手掛けた意欲作でしたが、ヒットには至りませんでした。
同年12月、3枚目のアルバム「GARO 3」が発売されます。
GARO 3
ここにきてようやくラジオや有線放送から火が付き、B面だった「学生街の喫茶店」にヒットの兆しが見え始めるのでした。神は見捨てません!
1973
「学生街の喫茶店」は1973年2月19日付けのオリコンのシングルチャートから、4月2日付けのチャートまで7週連続で1位を記録しました!
因みに「学生街の喫茶店」のスタジオバージョンで、印象的なベースを弾いているのは細野晴臣です。
このヒットで1973年はガロにとってもっとも華やかな年になります。
5月10日に発売された「君の誕生日」がこれまた大ヒット!
君の誕生日
しかし、オリコンで1位になったとはいえ、「君の誕生日」も作詞:山上路夫、作曲:すぎやまこういち の作品ですので、オリジナル曲で勝負したいという欲求は高まったことでしょう。
好調を維持して8月25日に発売した6枚目のシングル「ロマンス」もオリコン3位とこれまたヒット!
作曲をマークが担当したことで、ガロ本来のサウンドに回帰してきています。
マークの意地という感じですね。
73年には12月にもう1枚「一枚の楽譜」を発売して狂乱の1年が終わります。
一枚の楽譜