「たかなシアター六番街」-ちびまる子ちゃんのブラック回-

「たかなシアター六番街」-ちびまる子ちゃんのブラック回-

たかなシアター六番街、今回は国民的アニメ「ちびまる子ちゃん」のブラック回(80年代後半~)を紹介します。


こんにちは。最近多忙を極めていてアップアップしているたかなし亜妖です。



本当は太ったあざらしみたいに毎日ゴロンゴロンして暮らしていたいんだけど、そうはいかず。笑



寝て起きて仕事して、また夜まで仕事して……の生活ですよ本当に。夢の中にまで仕事してくる自分が出てくるからびっくりしました、ええ。



年末のおやすみまであと少しありますが、あーや頑張っちゃうもんね。



(でもできることなら12時間くらいぶっ通しで寝たい。あざらしみたいに)



あざらしが12時間も寝るのかって?知りませんよそんな!!!!!!

ちびまる子ちゃん

たまにはメジャーな作品にも触れてみようかと思ったので、今回はちびまる子ちゃんをご紹介致します。



けれどフツーに紹介するだけではつまらないのと、まるちゃんのことなんて皆知っているので!今回は毒っ気のある一部分だけをずらずら挙げていきたいと思います。



ただ全巻ひっくるめるとあーやが死んでしまうので、とりあえずコミックス1〜10巻から抜粋することに。笑



初期は1987年スタート、10巻は1993年ですね。



かなり知られていますが、元々さくらももこ先生は丸尾くん、みぎわさん、花輪くんの名前をガロ系の漫画家さんからとっています。



作風もだいぶブラックであることから、ある意味ガロ系作家の一人と言っても過言ではないかもしれません。

本当に初期、特に〜3巻くらいまでは「え、大丈夫?」というような危ないネタが多いw



まるちゃんの心の毒づきがすごくて、しょっちゅうブスとかバカとか酷い発言を連発しています。ちなみにこれ、1巻の初っ端からこんな感じ。



まだ最初はよく知られるクラスメイトは全員出てきておらず、花輪くん等ごくごく一部の登場のみです。

遠足のバスの席順を決めるため、くじを引くまる子。



席順が結構重要、というのは分かりますけど……ねぇ!w



なんか先程のコマと合わせてみていると、まる子はきっと鼻垂らしてる系が嫌いなんだろうなぁ。



今の時代だとこの描写はやや問題が出そうですけど……。

うーんと、朝から花火ぶっぱなせるのってすごい。。。



朝6時って、地方でも怒られるのではないでしょうか?

これはマラソン大会の回。女子の一緒に走ろうね♡という意味もない約束は、この時代からとっくに存在していたのですね。



でも、あーやが言いたいのはそこではなく下部、左側のコマ二つですよ。



追試になる男の子と約束を守りつづける女子の描写が酷すぎて笑いました。ルックスから差をつけるなんて卑怯だぞ。

家庭訪問をこう捉える小学生、初めて見ました。

個人的に現代で大問題になりそうな描写ナンバーワン。



まる子の住んでいる地域で水害が起こってしまった時のこと。近頃の日本では水害、非常に深刻な問題になっていますよね。



幸いにも彼女の家は高地にあったので、被害を受けずに済んだそうですが……洪水というイベント楽しんでいるという危険なナレーションが。



「水害をバックに写真を撮ろう」って友蔵じーさん………………。



これりぼんに載っていたと思うと恐ろしすぎます。

うーん、誰もが思ったことあるかもね!w

静岡県民の方ってこうなんですか?防災頭巾の話から静岡県民ディスになるとは。



これも地震の多い今の時代だと大問題になりそうな……最後のコマ……。

おばあちゃんの家に行く際、迷子になってしまったまる子。



優しいお姉さんが助けてくれるのにもかかわらず、ブス呼ばわり。クズかな?



美人は彼氏との約束があって当然って、ブスは暇ってトンデモ偏見のオンパレードです。

「毎日の信頼のない子供は」。



「毎日の信頼のない大人」も世の中にはたくさんいますからね……セリフの一つ一つが深すぎるw

まる子が絵画コンクールで入選した絵。



これすっごく含みがあると思うのはあーやだけでしょうか?



美容師が手にしているもの、なんかトンカチとハサミに見えるんですけど……。



手術台にしか見えませんし、なんだろう。目潰しにしか思えない。

↑あの絵画が入選したと聞いた家族の顔。当たり前だ!

そしたかなり有名なのが、永沢君の家が火事で燃えてしまう回。



新聞にまで載ってしまう大規模な火災で、3軒ほど消失してしまいます。



ですが新聞を見てこのコメント……ど畜生もいいとこ。笑



火事でおしゃれしていくって、こりゃまた現代だと大荒れしそうな発言ですね。。。

ちなみにそのあと、余計なことしかしない(言わない)丸尾くんが永沢君を励ます会を提案。ほっといてやれよ。



このあとクラスメイトが次々と気まずそうに、頑張って、元気出してと苦し紛れに発言していくのがいたたまれない。



参加者全員不幸になる、誰得な会です。

その後別のお話、肝試しの回で再び永沢君の火災イジリネタが。



まさか引っ張られるとは誰も思っていなかったでしょう、うーん山田、最低!w

正論だけどかなり毒づいているたまちゃんの心の叫び。



いつもお金のないまるちゃんが!って、なかなか酷いこと言ってます。



たまちゃんってよくまる子と仲良いよなぁ、と思うのはあーやだけ?

かなり人を選ぶ漫画だった

とても国民的アニメと思えない、きゃっきゃうふふ!ほのぼの!な漫画ではないことが分かったでしょう。笑



今でもシュール・ブラックなネタはあれど毒っ気はずいぶん抑えられているような気がします。



昔のまるちゃんはアニメもなかなかハードで、無理矢理給食を食べさせているシーンとかもありましたね。今やると問題になりそう。



きっとそのうち、アニメの給食にカレーが出てきてもクレームつく可能性あるな。例え激辛でなかったとしても。



そんなたかなし亜妖が一番の爆弾を落としたところで、今回はここまで!



また次回もお楽しみに〜☆

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