あゝブルース
1976年はダウン・タウン・ブギウギ・バンド、というよりも宇崎竜童にとってターニングポイントとなりました。
先ずアルバムでは、6月にカバーアルバム「G.S. 」を発表。
G.S.
シングルは、3月の「裏切者の旅」、7月の「涙のシークレット・ラヴ 」に続いて、11月に「沖縄ベイ・ブルース」を発表します。どれも良い曲なんですよね。
そして12月にアルバム「あゝブルース Vol.1」と「あゝブルース Vol.2」を同時発売します。先行発売の「沖縄ベイ・ブルース」はVol.1に収録されています。
あゝブルース Vol.1
そして何とVol.2には「裏切者の旅」が!
あゝブルース Vol.2
実室的には2枚組の大作ですが、翌年にはライブアルバム「あゝブルース Vol.3」も出ていますから、ブルースはよほど気に入ったテーマだったのでしょう。
あゝブルース Vol.3
そして1976年は、6月の「横須賀ストーリー」を皮切りに宇崎竜童による山口百恵への楽曲提供が始まった年です。
それまで都倉俊一が手掛けていた昭和の歌姫:山口百恵の楽曲を宇崎竜童がメインで担当することになり、それは山口百恵が引退する1980年まで続きます。
奇しくも山口百恵の引退と同時にダウン・タウン・ブギウギ・バンドも解散することになるのですが。。。
バックストリート
明けて1977年。ドラムスの相原誠が抜けてしまっても依然快調なダウン・タウン・ブギウギ・バンドは、もう、どん底生活だけは御免だとでも言わんばかりにシングル「サクセス」をヒットさせます。
9月にやたらと重厚感のあるシングル「身も心も 」、翌月にはアルバム「身も心も 」を発表。もうこの頃は山口百恵での成功もあったからでしょうが、大御所と言った雰囲気で宇崎竜童にも楽曲にも貫録すら漂っています。
身も心も
しかし、1978年になると、これじゃイカンと思ったのか、「あゝブルース」に代わる興味あるテーマが見つかったからか、以前のお調子者のチンピラに戻ってブギをかましてくれます。
ジャケットからも漂うテディボーイな佇まい。「あれ!」収録の1978年9月発売のアルバム「バックストリート」です。