楽曲も素晴らしいですが、松田聖子の歌いっぷりも見事です。
呉田軽穂
楽曲提供する際に呉田軽穂と松任谷由実をどのように使い分けているのかは不明ですが、松田聖子にだけ呉田軽穂として提供しているわけではありません。
薬師丸ひろ子に提供した「Woman」は、呉田軽穂としての代表曲ですね。
一般にはあまり知られてはいないようですが、1982年にリリースされた須藤薫のアルバム「Amazing Toys」には呉田軽穂名義で「さよならはエスカレーターで 」と「セカンド・ラブ 」(共に作詞のみ)が収録されていて、どちらもぜひ一度聴いて頂きたい良い曲です。
須藤薫 Amazing Toys
意外な感じということでは、宮本典子に提供した「エピローグ」でしょう。
宮本典子というソウルフルなシンガーと呉田軽穂の組み合わせ。一見ミスマッチとも思える組み合わせですが、実際に聴いてみると、やっぱりこれは相性が悪かったんじゃないのかという気がします。
ボーカルは素晴らしいし、曲もいい。しかし、ここはハイファイセットあたりに歌ってほしかったです。
そして最後に、呉田軽穂としての最高傑作は何か?!ご紹介したいと思います。
現時点でのそれは、1979年のアルバム「レイト・レイト・サマー 」に収録されているブレッド&バターが歌った「あの頃のまま」ではないでしょうか?!
レイト・レイト・サマー
細野晴臣が中心となってアレンジを担当しているだけあって、ティン・パン・アレーやYMOのメンバーも参加しており、このアルバム自体が素晴らしく、名盤といってよい出来ですね。
しかし、その中でもユーミンのこの曲「あの頃のまま」は光ってます!
それにしても、名義が何であれ、誰が歌おうとも、ユーミンの才能は巨大だということを再認識させられます。