70年代のロックが好きならこれを聴け!マイケル・シェンカーを輩出したブリティッシュ・ハードロックバンド“UFO”

70年代のロックが好きならこれを聴け!マイケル・シェンカーを輩出したブリティッシュ・ハードロックバンド“UFO”

ギターヒーローと言う呼び方がピッタリなマイケル・シェンカーがUFOに参加したのは、なんと若干17歳の時です!70年代のロック好き、特にブリティッシュ・ハードロック好きには避けて通ることが出来ないマイケル・シェンカー在籍時のUFOをご紹介します。


UFO

UFOと言っても謎の空飛ぶ円盤ではありません。ゲームセンターにあるやつとも違います。70~80年代にレッド・ツェッペリンやディープ・パープルと並んで人気を集めたイングランド出身のブリティッシュ・ハードロックバンドです。

UFOはギターヒーローと呼ぶに相応しいマイケル・シェンカーを輩出した事でも知られていますが、やはりこの時期は勢いがあります。ロック魂を熱くさせます。

ということで、マイケル・シェンカー在籍時のUFOをご紹介します。

マイケル・シェンカー

マイケル・シェンカーは、天才ギタリストと呼ぶよりも、やはりギターヒーローと呼んだ方が相応しいように思います。勿論、天才には違いないのですが!

生誕:1955年1月10日
出身地:西ドイツ
活動期間:1972年 - 現在

マイケル・シェンカー

マイケル・シェンカーのキャリアは、実のお兄さんがスコーピオンズのリーダー(ルドルフ・シェンカー)ということもあって、スコーピオンズのデビューアルバム「恐怖の蠍団」にリード・ギターとして参加したことから始まります。
マイケル・シェンカー、その時若干17歳です。

UFOに参加するのは1973年6月のことで、マイケル・シェンカー18歳。UFO参加後の初アルバム「現象」は翌年に発売されています。
脱退は1978年ですから5年ほどしかUFOでは活動していないのですが、ロックファンに強烈な印象を残しています。

Phenomenon

UFOとしては4枚目のアルバム「現象」。ここからマイケル・シェンカーのギターヒーロー伝説が始まります。

1. オー・マイ
2. クリスタル・ライト
3. ドクター・ドクター
4. スペース・チャイルド
5. ロック・ボトム
6. トゥー・ヤング・トゥー・ノー
7. タイム・オン・マイ・ハンズ
8. ビルト・フォー・コンフォート
9. リップスティック・トレーシス
10. クイーン・オブ・ザ・ディープ

現象

音的にはハードロックというよりも、ハードな音のロックといった感じがします。イギリスのバンドらしく陰影に富んでいて生ギターを効果的に使った曲も入っています。

Force It

1975年の「フォース・イット」ではマイケル・シェンカーも慣れてきたのか、前作に比べると随分キャッチーなフレーズが増えています。

1. レット・イット・ロール
2. シュート・シュート
3. ハイ・フライヤー
4. ラブ・ロスト・ラブ
5. アウト・イン・ザ・ストリート
6. マザー・メアリー
7. トゥー・マッチ・オブ・ナッシング
8. ダンス・ユア・ライフ・アウェイ
9. ジス・キッズ(インクルーディング)ビトウィーン・ザ・ウォールズ

フォース・イット

元テンイヤーズアフターのキーボード奏者チック・チャーチルの参加が音にバリエーションを持たせる結果になっていますね。
因みに本作は初めて71位ながらアメリカン・チャートに顔を出しています。

No Heavy Petting

UFOは1976年の「ノー・ヘヴィ・ペッティング」から正式にキーボード奏者を加入させています。前作で手ごたえを掴んだのでしょうが、キーボード奏者はチック・チャーチルではなく結果1年ほどで解雇されることになるダニー・ペイロネルです。

1. ナチュラル・シング
2. アイム・ア・ルーザー
3. キャン・ユー・ロール・ハー
4. ベラドナ
5. リーズンズ・ラヴ
6. ハイウェイ・レイディー
7. オン・ウィズ・ジ・アクション
8. ア・フール・イン・ラヴ
9. 火星の風景

ノー・ヘヴィー・ペッティング

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