第 6位 「ラヴ・ミー・テンダー」
第 5位 「好きにならずにいられない」
第 4位 「監獄ロック」
第 3位 「イン・ザ・ゲットー」
第 2位 「イフ・アイ・キャン・ドリーム(明日への願い)」
栄えある第 1位 「サスピシャス・マインド」
総評
上記のベスト10を総評すると、まず、ムーディーでバラード調の曲が多数入選していることだろう。ロックンロールな曲は「監獄ロック」だけと言っても過言ではないだろう。デビュー当時からエルヴィスは歌いながら腰を揺らすその歌唱スタイルから、(彼に批判的な人々から)「Elvis the Pelvis(骨盤のエルヴィス)」と呼ばれた。アメリカのバラエティー番組『エド・サリヴァン・ショー』の3度目の出演の際には、保守的な視聴者の抗議を配慮した番組関係者が意図的にプレスリーの上半身だけを放送したというエピソードが伝えられている。その際にサリヴァンが「このエルヴィス・プレスリーはすばらしい青年です」と紹介したことからサリヴァンにも罵声が飛んだというのだから・・・ こういったことが現代にも反映されているのであろうか? 私にはわからない。
エルヴィスの死因は諸説あり??
エルヴィスの死因に関しては、一般的には長年の薬物摂取が原因で心臓発作を起こしたことになっているが、色々な説があるのでここでは2つばかり紹介する。
1.『便秘』説
晩年の10年間主治医を務めた医師が、このほど死亡の真相を明らかにした。心臓発作で亡くなったと伝えられているが、実は『便秘』で死亡したのではないかと明らかにしている。
エルビスの主治医であったジョージ・ニコポウラス博士(別名ニック博士)は彼と長く親交があり、1977年8月16日彼が亡くなるのを看取り、死亡後の解剖検査にも立ち会っている。エルビスは便所で倒れ、心臓発作で42歳の若さで亡くなったとされている。陰謀により殺害されたとの噂もあるのだが、博士は「かねてから処方薬の飲み過ぎで、不整脈があったのは確かだ。しかし、それ以前から慢性の便秘にも悩まされていた」と説明し「彼の死亡直後、実は運び込まれた病院でも、死亡原因についての意見が分かれた」と心臓麻痺だけが原因ではなかったことを語っている。そして、博士はエルビスの死亡原因について、ずっと研究を続けて来た。
晩年のエルビスは、過度のストレスから過食症に陥りジャンクフードを食べまくっていた。そのため体重が激増。おまけに睡眠薬も服用しており、体調は悪くなる一方であった。博士は慢性の便秘に苦しむエルビスに、人口肛門手術を受けてみてはどうかとアドバイスをしたのだ。だが、彼はプライドが許さずに拒否したそうだ。
ちなみに『便秘』は侮ると大変怖い病気だ。重度の場合には、便が直腸にコンクリートのように詰まるほどだ。便が出ないと腸内にガスが溜まり、腹痛・嘔吐などを引き起こすこととなる。さらに悪化すればショック症状を起こし、死に至るようだ。エルビスの便秘による苦痛も、相当のものであったのではないだろうか。
2.『遺伝子変異』説
米カンザス州のスティーヴン・キングズモア博士が、エルヴィスさんの美容師の友人から手に入れたエルヴィスの髪の毛をDNA解析した結果、片頭痛、緑内障、肥満を引き起こす遺伝子の変異のほか、心臓が厚くなって心筋が弱まる「肥大型心筋症」を引き起こす変異が見つかったという。
エルヴィスは晩年、頭痛、視力の低下、体重の増加に悩まされており、不整脈、疲労、失神、高血圧など肥大型心筋症に見られる症状を併発していたことで知られる。
キングズモア博士は、今回のDNA解析の結果によって、エルヴィスの死を彼自身の不摂生によるものだと非難することはできないことが証明されたとコメント。司会のマーク・エヴァンスも「長い間、エルヴィスの死は、彼の過食やドラッグの乱用に原因があるとされてきた。もちろんそうした依存が健康にいいわけはないが、彼はDNAに問題を抱えていたようなのだ」と続けた。
如何せん、諸説があり、本当の原因は以前と闇の中である。
