バンド「EUROPE」について
カーディガンズから始まった、90'sスウェディッシュ・ポップ! - Middle Edge(ミドルエッジ)
「EUROPE」の結成ヒストリー
1980年に、ジョーイ・テンペストをボーカルとし、ギターのジョン・ノーラム、ベースのジョン・レヴィン、ドラムのトニー・レノらによって結成されました。結成当時は「FORCE」と名乗っていたそうです。
1982年、FORCEは、スウェーデンの4000以上のバンドが出場したコンテストで優勝を飾ります。そして「ヨーロッパ(EUROPE)」へとバンド名を変更します。
1983年にアルバム「EUROPE」でメジャーデビュー。
「北欧メタル」というジャンルの先駆けとして、世界で最初に日本で人気が出たそうです。
今ではフィンランドのコルピクラーニなども人気がありますね。(1997年に結成)
「EUROPE」の音楽性
1986年、「THE FINAL COUNTDOWN」で世界へ
THE FINAL COUNTDOWNは、1986年にEUROPEがリリースした、3枚目のアルバムです。アルバムは650万枚、アルバムのタイトル曲であるシングル「THE FINAL COUNTDOWN」はなんと780万枚も売れて25か国で1位になります。
このアルバムによって、EUROPEの名前が世界に知れ渡ります。
Bon Joviもライバル視した実力
「バッド・メディシン」などで有名なBon Jovi は、「THE FINAL COUNTDOWN」が大ヒットする前から、EUROPEのことをライバル視していたそうです。さすがですね。Wikipediaによると、日本のある雑誌でインタビューを受けた時に、「日本でのEUROPEの人気はどうなの?」と聞いたというエピソードがあるそうです。

Bon Jovi
ご参考までに バッド・メディシンはこの曲です。
こうして見ると、Bon JoviとEUROPEとは歌い方が似ていますね。
ただ、EUROPEのほうが、よりボーカルが目立つように感じます。
日本のロックに似ているのは、どちらかというとEUROPEのほうですかね。
EUROPEが日本で人気が出たのもうなずけます。
名曲「THE FINAL COUNTDOWN」
THE FINAL COUNT DOWNのアルバムのラインナップ
【特集】世界のニンジャ音楽まとめ - 今私は小さな魚だけれど
名作 THE FINAL COUNTDOWNを全部聴いてみると、かなり日本のロックと共通している曲調だなと感じます。
Bon Joviを比較にしましたが、アメリカのロックとは違うように感じます。
今でもこのアルバムは販売されていますので、リンクでご紹介します。
Amazon.co.jp: ヨーロッパ : ファイナル・カウント・ダウン - ミュージック