最凶の悪役(アニメ・漫画・特撮・映画の恐ろしいラスボス)列伝

最凶の悪役(アニメ・漫画・特撮・映画の恐ろしいラスボス)列伝

アニメ・漫画・特撮・映画の恐ろしいラスボスや悪の首領、悪のカリスマ・・・とっても恐ろしい悪役を昭和を中心に振り返ってみましょう。


『デビルマン』は、永井豪により1972年から1973年にかけて製作された日本の漫画作品、およびこれと同時期に制作・放送されたTVアニメ。

牧村夫妻は、悪魔特捜隊による拷問で惨殺され、美樹も暴徒と化した町の住人たちに惨殺される。最後の希望だった恋人も奪われ、人間に失望した明は、デビルマン軍団を率い、地上の覇権を賭け、サタン率いるデーモン軍団との決戦を決意する。サタンもまた、明との決戦は避けられないことを分かっていた。

原作漫画『デビルマン』の「人間の心を失った人間」 牧村美樹(まきむら みき)は悪魔に恐怖した暴徒により惨殺され、五体をばらばらにされてしまう。

外道!きさまらこそ悪魔だ!人間のからだを持ちながら、(人間の心を失い)悪魔になったんだぞ!

悪魔特捜隊
人間社会に潜むデーモンを一掃するために日本政府が発足させた警察隊。正式名称は「悪魔特別捜査隊」で、「特捜隊」「悪特隊」とも呼ばれる。
脳波探知装置、X線透写装置、血液分析装置などを備えた特捜自動車デーモンハンターカーで各地を巡回する。

悪魔に恐怖した暴徒

20年ののち、人類は滅亡する。

やがて戦いは終わり、半身を失った明に、サタンは語る。

かつて地球を支配していたデーモンは創造主たる神に滅ぼされようとしたが、それに反発したサタンがデーモン側について戦い、勝ち、次の神との戦いのために永い眠りについたこと。

目覚めたとき、人類が地球を荒らしていたので許せず、それを滅ぼそうと決めたこと。しかしそれは、神が行おうとした愚考と同じことでしかなかったこと。サタンは明に謝罪する。そのとき、まさに「天使の軍団」がそこに迫りきていたが、サタンはただ明の死に静かに涙する。

デビルマン軍団とデーモン軍団との最終決戦・アーマゲドンが終わり、「天使の軍団」がそこに迫りくる所で終了。

『ラー・アンドロメダ・プロメシューム』(『銀河鉄道999』の機械帝国の最高権力者)

銀河鉄道999
映画1作目
初登場作品。人間体の機械化人として登場し、能面のような容姿に加え、髪の毛と一体化して宇宙空間が映っている黒い衣が特徴。

映画2作目
映画2作目の『さよなら銀河鉄道999』では、プロメシューム自身が「惑星大アンドロメダ、すなわち私自身!」と述べているように、自身が作り上げた大母星・惑星大アンドロメダそのものが彼女自身であった。その中心部には白色の巨大なエネルギー体が存在し、吹き上がるエネルギーがその顔を形作るというものであった。ここにはガラスのように透明で楕円型のバリアが施された謁見室が設置されており、これは原作にも登場した。

また、こことは別にエネルギーの出力調整を行うコントロールルームがあり、メーテルはそこの端末を操作してプロメシュームの息の根を止めようとした。同ルーム内には白色の炎が吹き上がるパイプが数本設置されており、端末を操作したことで一瞬全ての炎が消えたものの、再び勢いよく吹き上がると、全てのパイプの中にプロメシュームの顔が亡霊のごとく浮かび上がった。

ラー・アンドロメダ・プロメシューム

「銀河鉄道999 (The Galaxy Express 999)」
漫画版アンドロメダ編を、コンパクトな形で再構成した全編新作のアニメ映画作品。1979年公開。製作した東映動画は、設立以来、親会社の東映の下で劇場アニメ映画の制作をしていたが、本作が東映動画にとっての初の自社製作の劇場映画となる。

「さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅」
松本零士は、続編を制作したのは、前作では解決していなかった機械帝国の問題に決着をつけ、少年の自立を描くためとして、これを持って『銀河鉄道999』は完結としていた。そのため前作で描かれなかった、生身の人間から魂を抜き取り、機械化人のエネルギーにしていたという「機械帝国の実態」と「メーテル、プロメシューム親子の過去」や車掌の正体という全ての謎を明かしている[33]。生身の人間(鉄郎)と機械化人(黒騎士ファウスト)との戦いに決着をつけることで本シリーズ通じての根本のテーマである限りある命の尊さを印象づけた。機械化世界の衰退とそれへの反発を表現した内容が多く見られ、機械化世界のコントロールの難しさが表現されている。

映画版「銀河鉄道999」

『銀河鉄道999』の機械帝国の最高権力者『ラー・アンドロメダ・プロメシューム』

魔界衆の首領『天草四郎時貞』(映画「魔界転生」)

『魔界転生』(まかいてんしょう)は、日本の小説・日本映画・日本の演劇・オリジナルビデオ・アニメ・漫画・ゲーム。

原作は山田風太郎の伝奇小説で、作中に登場する秘術の名でもある。大阪新聞に1964年12月から翌年2月まで連載され、当時の題名は『おぼろ忍法帖』(おぼろにんぽうちょう)。1967年に単行本化され、文庫は角川文庫・富士見時代小説文庫・講談社文庫から刊行されている。

1981年の映画化の際に山田が改題し、主演 : 千葉真一・沢田研二、監督 : 深作欣二によって製作され、日本では観客動員数200万人・配給収入10億5000万円、同年に『柳生十兵衛 魔界転生』のタイトルで演劇化もされた。

その後もオリジナルビデオ・アニメ・漫画・映画・演劇・ゲームとリメイクされ、山田も一番好きな作品と語っており、その雄大な構想と奇抜な展開で、数多い『忍法帖シリーズ』の中でも最高傑作と云われている。

1981年の日本映画。主演 : 千葉真一・沢田研二、監督 : 深作欣二、製作 : 角川春樹事務所・東映。

『天草四郎時貞』(映画「魔界転生」) 1981年の日本映画。

寛永十五年のキリシタン弾圧に端を発する島原の乱で、天草四郎時貞を始めとする2万人近い信者が惨殺された。しかし魔界の力を得て蘇った四郎は、徳川幕府へ復讐を決意。

自らと同じように現世で無念の思いを抱き、死んでいった者たちを魔界衆に引き入れようとする。細川忠興に見捨てられ、火の海に取り残された細川ガラシャ。柳生但馬守宗矩・柳生十兵衛光厳親子と、戦えなかった宮本武蔵。女性への煩悩を捨てられず、自殺した宝蔵院胤瞬。甲賀組頭・玄十郎が率いる甲賀衆に伊賀の隠れ里を襲われ、殺された伊賀の霧丸。次々と四郎の手で蘇っていった。

魔界衆の首領「天草四郎時貞」(演:沢田研二)「エロイムエッサイム 我は求め訴えたり」

『超巨大戦艦』(さらば宇宙戦艦ヤマト・宇宙戦艦ヤマト2)

白色彗星帝国のガトランチス本星(都市要塞)に収納されていた艦で、白色彗星帝国が保有する最大級の宇宙戦艦。全長は資料によって様々で、12.2kmとも、8kmとも言われる。

『超巨大戦艦』(さらば宇宙戦艦ヤマト・宇宙戦艦ヤマト2)

子供だった頃、映画「さらば宇宙戦艦ヤマト」を見ていて、倒したと思った白色彗星から超巨大戦艦が出てきたときには激しい絶望感に襲われた。

『超巨大戦艦』(さらば宇宙戦艦ヤマト・宇宙戦艦ヤマト2)

超巨大戦艦は、多数の砲塔による一斉射撃を行い、満身創痍のヤマトに更なる一撃を浴びせて戦闘不能に追い込んだ。

超巨大戦艦の一斉射撃を受けて、ヤマトは戦闘不能に追い込まれた。

ヤマトは戦う力が残されていない。

テレビドラマ「宇宙戦艦ヤマト2」の最終回では、見せしめとして地球に対して超巨大砲で砲撃を加えていく。

映画版では、地球は攻撃されなかったので、もっと酷い状況だ。

超巨大砲を打ちまくる。破壊され放題の地球。

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