時代を超えて魂を揺さぶる!名作ドラマ「中学生日記」が舞台「2025」として蘇る
1972年の放送開始以来、2012年まで約40年間にわたってNHKで全国放送され、多くの視聴者の共感を呼んだ学園ドラマの金字塔「中学生日記」が、2025年12月に舞台化されることが決定しました。
そのルーツは1962年度の『中学生次郎』に遡り、通算50年もの長きにわたり、その時代の中学生の日常や、抱える悩み、葛藤、そして教育現場で起きるリアルな問題を描き続けてきました。一般公募の中学生が出演するという異色のスタイルも話題を呼び、当時の社会現象を映し出す鏡のような存在でした。
奇しくも2025年は「昭和100年」という節目の年。その節目に蘇る舞台「中学生日記2025」は、携帯電話やSNSが存在しなかった時代の、不器用ながらも力強く生きた中学生たちの青春を描きます。情報やつながりが限られた中で、直接的な対話や偶然の出会いを通じて、時間をかけて信頼や絆を築いていった彼らの姿は、令和を生きる若者たち、そしてかつて中学生だった大人たちの心に、大きな共鳴を呼び起こすでしょう。
オリジナル脚本で描かれる1970年の熱い青春
本作はオリジナル脚本で展開されます。物語の舞台は、廃校寸前の中学校。そこを訪れた老夫婦とその孫の会話から、物語は50年前にタイムスリップします。
<あらすじのハイライト>
物語の核となるのは、大阪万博が開催された1970年。受験を控えた中学3年生の彼らは、最後の文化祭で自主映画の制作に挑みます。当時の教師や大人たちからは「受験の大事な時期に無駄なことはするな」と反対され、時には強制や偏見、差別といった問題とも戦いながら、繊細で壊れそうな一瞬の時間を大切に生きた生徒たち。
「今の僕たちを見てください。これが僕たちの今です!」
若者たちが全身全霊で叫ぶ青春の「今」のメッセージが、時代を超えて観るものの魂を揺さぶる奇跡を生み出します。
実力派キャストが紡ぐ「昭和の時間」
主演を務めるのは、ミュージカル『コードギアス』や舞台『ヒカルの碁』、そしてミュージカル『1789⁻バスティーユの恋人たち⁻』で実力派俳優として高く評価されている小南光司(大山一・先生/担任役)です。
脇を固める俳優陣も実力派が揃います。ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』で主演を務めた二宮礼夢(橘健二・生徒役)、舞台『ブルーロック』『HUNTER x HUNTER』THE STAGEなどに出演の織部典成(山田哲也・生徒役)、今年テレビシリーズ出演の三本木大輔(古茂田正輝・生徒役)、そしてYouTubeでブレイク中の女優、二瓶有加(佐藤香・先生/保険役)など、若手からベテランまで総勢25名の豪華キャストが集結します。
脚本・演出は、長戸勝彦(東京印)が手掛けます。目の前で展開される舞台だからこそ感じられる、生々しい若者たちの情熱や葛藤を通して、懐かしくも新しい“昭和の時間”を体感できるでしょう。
公演概要とチケット情報
舞台「中学生日記2025」は、2025年12月5日(金)から12月9日(火)まで、シアター1010(東京都足立区)にて全8公演が上演されます。
タイトル: 舞台「中学生日記2025」
脚本・演出: 長戸勝彦(東京印)
日程: 2025年12月5日(金)~12月9日(火)
会場: シアタ−1010(東京都足立区千住3丁目92 ミルディスⅠ番館 10階)
チケット料金: SS席11,000円 / S席9,900円 / A席7,700円(全席指定・税込)
チケット発売日(先着): 2025年11月14日(金)22:00~
さらに、本公演は「令和7年度文化庁劇場・音楽堂等における子供舞台芸術鑑賞体験支援事業」に採択されており、子供鑑賞体験会無料ご招待も実施されます。詳細はオフィシャルHPをご確認ください。
舞台「中学生日記2025」<br />2025年12月5日(金) 〜 12月9日(火)<br />脚本・演出:長戸勝彦<br />会場:シアター1010
時代を彩った名作ドラマが、2025年冬、俳優たちの熱い息遣いとともに舞台で蘇ります。年の締めくくりに、どっぷりと昭和の熱量を感じる感動の舞台をぜひご体感ください。