プロ野球、オフシーズンの注目はドラフト!5球団以上からドラフト1位指名を受けた歴代の注目選手たち!!

プロ野球、オフシーズンの注目はドラフト!5球団以上からドラフト1位指名を受けた歴代の注目選手たち!!

レギュラーシーズンを終えて日本シリーズを戦うと、プロ野球は来春までのオフに突入します。オフシーズンで注目されることといえばドラフト、年俸更改、移籍(FA)ですよね。なかでも選手補強の重要イベントであるドラフトは、夏の甲子園の興奮なども蘇って大いに注目されます。そんなドラフトでも注目を浴びた歴代の選手たち。


2010年 西武:大石達也(早稲田大⇒西武)

2010年のドラフト会議では、同じ早稲田大学の斎藤佑樹や福井優也、中央大学の澤村拓一らと共に「ハンカチ世代」として高い注目を集めました。

大石達也(プロ入り当初の2011年の春季キャンプではブルペン投球を受けた達川光男から「津田恒実を彷彿させるストレートだった」と評されています)

競合した他球団の外れ1位指名

阪神 → 榎田大樹(東京ガス)
広島 → 福井優也(早稲田大)
オリックス → 後藤駿太(前橋商)
横浜 → 須田幸太(JFE東日本)
楽天 → 塩見貴洋(八戸大)

5球団による指名

5球団指名の記録は過去に3回。
近藤真市(1986年)、佐藤由規(2007年)、長谷部康平(2007年)です。

そして2016年、田中正義に加えて外れ1位指名で5球団に指名された佐々木千隼が加わりました。

1986年 中日:近藤真市(享栄高⇒中日)

140km/h台中盤から後半の直球と大きく縦に割れるカーブ、さらに高校生離れした風貌と貫禄で10年に一人の逸材と注目を浴び、ドラフトの目玉となりました。

近藤真市(1987年の対巨人戦(ナゴヤ球場)で先発登板、プロ野球史上初の快挙となる初登板ノーヒットノーラン達成)

競合した他球団の外れ1位指名

ヤクルト → 西岡剛(近畿大)
日本ハム → 西崎幸広(愛知工大)
阪神 → 猪俣隆(法政大)
広島 → 栗田聡(三菱重工神戸)

この外れ1位のなかに、大人気となった「トレンディエース」西崎投手の名前もありますね。

2007年(高校生選択) ヤクルト:佐藤由規(仙台育英高⇒ヤクルト)

2007年の高校生ドラフトでは中田翔(大阪桐蔭)、唐川侑己(成田)と並んで「高校ビッグ3」と呼ばれました。
ドラフト指名後の会見では、家族に対する感謝を述べた際に家族が目に入り号泣。後にプロ入り前の激励会でも涙、「泣き虫王子」「号泣(剛球)王子」と呼ばれます。

佐藤由規(2010年、当時の日本人最速となる161km/hを計測)

競合した他球団の外れ1位指名

楽天 → 寺田龍平(札幌南高)
横浜 → 田中健二朗(常葉菊川高)
中日 → 赤坂和幸(浦和学院高)
巨人 → 藤村大介(熊本工)

2007年(大学生・社会人選択) 楽天:長谷部康平(愛知工大⇒楽天)

北京五輪アジア予選メンバーに唯一アマチュアから選出され優勝。
大場翔太、加藤幹典とともに「大学BIG3」と呼ばれ注目を浴びました。

長谷部康平(当時楽天の先発だった岩隈久志、田中将大に次ぐ3番手として期待されます)

競合した他球団の外れ1位指名

西武 → 平野将光(JR東日本東北)
広島 → 篠田純平(日本大)
ロッテ → 服部泰卓(トヨタ自動車)
中日 → 山内壮馬(名城大)

そして2016年には史上初の出来事が ※寄稿時点では正式入団確定前です

2016年 ソフトバンク:田中正義(創価大⇒ソフトバンク)

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