良い曲だとは思いますが、シングルとしては地味すぎはしないでしょうか?という心配をよそに全英2位、全米19位とヒットしました。フィル・コリンズに勢いがあったんだと思わずにはいられません。
Hello, I Must Be Going
1982年にリリースされた2枚目のソロ・アルバム全英2位、全米8位となっています。シングル・カットされたスプリームスのカバー曲「恋はあせらず」は、全英1位、全米でも10位とヒットしました。
フィル・コリンズ 2:心の扉
「恋はあせらず」。これは楽しいです。ヒットしたのも素直にうなずけます。
No Jacket Required
フィル・コリンズの曲で忘れてはならないのが、1984年発売の「見つめて欲しい」でしょう。この曲は映画「カリブの熱い夜」の主題歌として使われ初の全米1位(全英2位)となっています。
1984年には、「見つめて欲しい」以外に2枚のシングルを発売しており「Easy Lover(全英1位、全米2位)」、「One More Night(全英4位、全米1位)」と、どの曲も大ヒットしています。
そして、全英、全米共に第1位となり、全世界で2000万枚を超える売り上げ枚数を記録しているフィル・コリンズ最大のヒット・アルバム「フィル・コリンズIII」が1985年に発売されます。
オファーを受けた仕事は極力断らないということで、この時期「世界一忙しい男」と呼ばれていました。
フィル・コリンズIII
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...But Seriously
80年代最後の1989年に発売となったアルバム「 バット・シリアスリー 」でもフィル・コリンズの勢いは衰えることなく全英、全米共に1位を記録しました。
しかし、内容はシリアスで、北アイルランド紛争、人種差別、貧困問題など様々な問題提起がなされた曲が並んでいます。
バット・シリアスリー
この後、90年代以降も素晴らしい活動を続けているフィル・コリンズ。2010年に発売となった現在のところ最新アルバム「ゴーイング・バック」も全英1位、全米34位と、その人気は衰えることを知らないようです。