近年は引退と復帰を繰り返しているフィル・コリンズ。今年は復帰の年のようですよ。

近年は引退と復帰を繰り返しているフィル・コリンズ。今年は復帰の年のようですよ。

ジェネシスとソロ活動の両方にわたり、今まで数々の大ヒット曲を放ってきたフィル・コリンズ。2008年に引退を表明してからは復帰と引退を繰り返していますが、今年の10月には自伝が発売される予定とか。これで弾みをつけて音楽活動を再開してもらいたいものです。あの名曲の数々が聴けなくなるのは余りにも勿体なさすぎます。


Philip David Charles Collins

Phil Collins

1980年代から90年代にかけては出す曲すべてが大ヒットとなっていたフィル・コリンズ。シングルとアルバムの総売り上げ枚数はなんと1億5000万枚にもなります。

フィル・コリンズは、1951年にロンドンに生まれました。5歳の時から子役として演劇界で活躍し、映画「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!」にも観客役のエキストラとして出演しています。

一般にフィル・コリンズが注目されるようになったのはジェネシスに参加してからですが、ジェネシスの前にフレミングユースというバンドに参加しています。

1970年時のフィル・コリンズ

Phil Collins

1970年ということはフィル・コリンズ19歳ですか、さすがに若いですね。
このバンドでもボーカルとドラムスを担当しています。

Genesis

ジェネシスには3作目にあたる1971年発売のアルバム「怪奇骨董音楽箱」からドラムとして参加しています。それまでボーカルを担当していたピーター・ガブリエルの脱退に伴い1976年発売のアルバム「トリック・オブ・ザ・テイル」よりフィル・コリンズがボーカルも担当するようになります。
それに伴い音楽性は大きく変化し世界的なポップバンドとして高い人気を獲得するようになります。

1981年よりジェネシスはフィル・コリンズのソロ活動として並行して行われることになります。

フィル・コリンズのソロ活動の成功もあり、1983年にはシングル「That's All」が初の全米トップ10入り(最高位6位)を果たします。

1986年のアルバム「インヴィジブル・タッチ」はジェネシス史上最大のヒット作です。アルバム・タイトル曲「インヴィジブル・タッチ」も初の全米1位に輝いています。

1986年リリース

【】
インヴィジブル・タッチ - Invisible Touch
2.トゥナイト、トゥナイト、トゥナイト - Tonight, Tonight, Tonight
3.混迷の地 - Land of Confusion 
4.イン・トゥー・ディープ - In Too Deep
5.エニシング・シー・ダズ - Anything She Does
6.ドミノ - Domino
7.スローイング・イット・オール・アウェイ - Throwing It All Away 
8.ザ・ブラジリアン - The Brazilian

インヴィジブル・タッチ

また、グラミー賞で最優秀コンセプト・ミュージック・ビデオ賞を受賞した「混迷の地」は本作に収録されています。

Face Value

ジェネシスと並行しながらのソロ活動ですが、1981年に発売されたソロ1作目のアルバムから大成功を収めます。最高位は全英1位、全米7位ですが、これ以降出す曲、出す曲大ヒットするわけで、それはもう呆れてしまうほどです。

1981年リリース

【収録曲】
夜の囁き - In the Air Tonight (Collins)
2.愛の証 - This Must Be Love (Collins)
3.ビハインド・ザ・ラインズ - Behind the Lines (Banks,Collins,Rutherford)
4.天を仰いで - The Roof is Leaking (Collins) 
5.ドロウンド - Droned (Collins) 
6.ハンド・イン・ハンド - Hand in Hand (Collins) 
7.アイ・ミスド・アゲイン - I Missed Again (Collins)
8.言葉はいらない - You Know What I Mean (Collins,Machina)
9.雷鳴と稲妻 - Thunder and Lightning (Collins) 
10.アイム・ノット・ムービング - I'm Not Moving (Collins) 
11.甘い囁き - If Leaving Me Is Easy (Collins) 
12.トゥモロー・ネバー・ノウズ - Tomorrow Never Knows (Lennon,McCartney)

夜の囁き

良い曲だとは思いますが、シングルとしては地味すぎはしないでしょうか?という心配をよそに全英2位、全米19位とヒットしました。フィル・コリンズに勢いがあったんだと思わずにはいられません。

Hello, I Must Be Going

1982年にリリースされた2枚目のソロ・アルバム全英2位、全米8位となっています。シングル・カットされたスプリームスのカバー曲「恋はあせらず」は、全英1位、全米でも10位とヒットしました。

1982年リリース

【収録曲】
空虚な心 - I Don't Care Anymore (Collins) 
2.アイ・キャント・ビリーブ - I Cannot Believe It's True (Collins) 
3.チャイナ - Like China (Collins)
4.心の扉 - Do You Know, Do You Care? (Collins)
5.恋はあせらず - You Can't Hurry Love (Dozier, Holland)
6.心配御無用 - It Don't Matter to Me (Collins)
7.この壁の向こうに - Thru These Walls (Collins)
8.君への願い - Don't Let Him Steal Your Heart Away (Collins)
9.ウエスト・サイド - The West Side (Collins)
10.朝がくるまで… - Why Can't It Wait Till Morning (Collins)

フィル・コリンズ 2:心の扉

「恋はあせらず」。これは楽しいです。ヒットしたのも素直にうなずけます。

No Jacket Required

フィル・コリンズの曲で忘れてはならないのが、1984年発売の「見つめて欲しい」でしょう。この曲は映画「カリブの熱い夜」の主題歌として使われ初の全米1位(全英2位)となっています。

1984年には、「見つめて欲しい」以外に2枚のシングルを発売しており「Easy Lover(全英1位、全米2位)」、「One More Night(全英4位、全米1位)」と、どの曲も大ヒットしています。

そして、全英、全米共に第1位となり、全世界で2000万枚を超える売り上げ枚数を記録しているフィル・コリンズ最大のヒット・アルバム「フィル・コリンズIII」が1985年に発売されます。
オファーを受けた仕事は極力断らないということで、この時期「世界一忙しい男」と呼ばれていました。

1985年リリース

【収録曲】
ススーディオ - Sussudio (Collins)
2.ユー・ノウ&アイ・ノウ - Only You Know and I Know (Collins,Stuermer) 
3.ロング・ロング・ウェイ - Long Long Way to Go (Collins) 
 (スティングとのデュエット)
4.知りたくないの - I Don't Wanna Know (Collins,Stuermer) 
5.ワン・モア・ナイト - One More Night (Collins) 
6.ドント・ルーズ・マイ・ナンバー - Don't Lose My Number (Collins) 
7.フー・セッド・アイ・ウッド - Who Said I Would (Collins) 
8.静寂の扉 - Doesn't Anybody Stay Together Anymore (Collins,Stuermer)
9.インサイド・アウト - Inside Out (Collins)
10.テイク・ミー・ホーム - Take Me Home (Collins)

フィル・コリンズIII

...But Seriously

80年代最後の1989年に発売となったアルバム「 バット・シリアスリー 」でもフィル・コリンズの勢いは衰えることなく全英、全米共に1位を記録しました。
しかし、内容はシリアスで、北アイルランド紛争、人種差別、貧困問題など様々な問題提起がなされた曲が並んでいます。

1989年リリース

【収録曲】
1.ハング・イン・ロング・イナフ - Hang in Long Enough (Collins) 
2.悲しみのザッツ・ザ・ウェイ - That's Just the Way It Is (Collins)
3.ドゥー・ユー・リメンバー - Do You Remember? (Collins)
4.ウェイ・トゥ・ヘヴン - Something Happened on the Way to Heaven (Collins,Stuermer) 
5.カラーズ - Colours (Collins) 
6.雨にお願い - I Wish It Would Rain Down (Collins) 
7.アナザー・デイ・イン・パラダイス - Another Day in Paradise (Collins) 
8.ヒート・オン・ザ・ストリート - Heat on the Street (Collins) 
9.オール・オブ・マイ・ライフ - All of My Life (Collins,Stuermer) 
10.土曜の夜と日曜の朝 - Saturday Night and Sunday Morning (Collins,Washington) 
11.ファーザー・トゥ・サン - Father to Son (Collins)
12.ウェイ・トゥ・マイ・ハート - Find a Way to My Heart (Collins)

バット・シリアスリー

この後、90年代以降も素晴らしい活動を続けているフィル・コリンズ。2010年に発売となった現在のところ最新アルバム「ゴーイング・バック」も全英1位、全米34位と、その人気は衰えることを知らないようです。

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