「ユータァロゥ!」ベスと祐太郎のワケアリの国際結婚♡青い瞳の聖ライフ

「ユータァロゥ!」ベスと祐太郎のワケアリの国際結婚♡青い瞳の聖ライフ

「ユータァロゥ!」ベスの訛り(?)がめちゃくちゃ可愛くて、外国人の女の子が身近に感じた作品でした。暗く、ドロドロ重くなりがちな大映テレビの雰囲気が、この作品ではベスの「ユータァロゥ!」と、鎌倉の風景で明るく吹き飛んでいました。


「青い瞳の聖ライフ」とは?

ストーリー

鎌倉が舞台だからか、とっても爽やか。ドロドロしかけても、風景で持ち直す(?)というか。でも、自分たちの都合のみで、親や周りを巻き込むカモフラージュ結婚、しかも国際結婚・・・凄いですよね。

主なキャスト

ベス・グリーン役 フローレンス芳賀

祐太郎の高校にやってきた留学生。ロックフェスティバル開催の夢を叶えるまでは帰国したくない!、ただそれだけの理由(本人にとってみれば、死ぬか生きるか、くらい大事件)で、好きでもなんでもないクラスメート、祐太郎と国際結婚することになる。

祐太郎役 宮川一朗太

少々ドジな平凡な高校生。マラソンでライバルに勝ちたい!そのためにどうしても熊本へ転校をしたくない!そんな悩みを抱えていた時に、同じようにどうしても帰国したくない留学生のベスと利害関係が一致し。国際結婚をする。何故だか、モテる。

賢役 竹本孝之

ベスと祐太郎の仲を裂こうと必死!根は良い奴。

弥生役 大沢逸美

祐太郎が好き。それゆえに2人を別れさせようと必死になります。もちろん嫉妬からベスに意地悪もします。

高校生のカモフラージュ結婚を軸にしたラブコメディ「青い瞳の聖ライフ」は、大映テレビの「高校聖夫婦」の焼き直しとも言われた作品。主人公のベスを新人女優のフローレンスという外国人にすえた、当時でも珍しく、話題になった作品でした。相手役は当時の青春ドラマへの出演で、人気・知名度の高かった宮川一朗太。ドラマの内容は高校生の国際結婚と衝撃的でしたが、「高校聖夫婦」よりノリが軽めで、お家芸のドロドロはほとんどなかったです。フジテレビでの放送だったからですかね?そして、なによりもベスのたどたどしいカタコトの日本語が可愛かったですよね♡2人がお互いを意識しはじめ、本当に愛し合っていくまで、最終回のハッピーエンドまでの道のりが本当に長かったです!

「青い瞳の聖ライフ」のオープニング

主題歌は谷山浩子『DESERT MOON』

その~時~ひかぁりが、はじぃけたぁ~♪透明感溢れる伸びやかな歌声が、ドラマにマッチしていましたよね!

見どころ!

ベスと祐太郎の夫婦喧嘩!

ベスと祐太郎の夫婦喧嘩はしょっちゅう!カタコトながら、口喧嘩が強いベス!
「YOUはバカヨ!」
「サイテーヨ!」
「死んだほうがイイヨ、腹切りナサイ!」など、「ユータァロゥ!」だけじゃない名セリフ(?)も飛び出しました。学校でもベスの口真似が流行!当時小学生の私も、ベスの真似をして男子に絡んでました!

大映テレビ、名わき役の比企理恵も出演!

この頃には、もう大映の名わき役として知名度が上昇しつつあった比企理恵。隣の特徴的な眼鏡の女性は梶芽衣子。

オープニングのベスの大和撫子な姿にキューン♡

お着物姿で日舞を披露するベス。とっても可愛らしいですよね!

ドラマの最後のベスの笑顔

ダンスパーティ用の青いドレスが大人っぽくてステキでした。この映像を観ると、早く来週にならないかな~!と、もう次週の放送が待ちきれなかったです。

シングルも出していたフローレンス

ハワイ出身。ドイツ系アメリカ人の父、日本人の母を持つ。大学「青い瞳の聖ライフ」でドラマデビューした彼女。レコードデビューもしていましたが、「青い瞳の聖ライフ」以降は、ドラマは「花の聖カトレア学園」、数本のCMのみで日本での活動は長くはありませんでした。

最終回は2人が離れ離れになりかけますが、おじいちゃんの機転で・・・と、最後の最後までハッピーエンドまでの道のりが険しかっただけに、ずっと2人を見守ってきた視聴者は(私のような小さい視聴者は特に?)2人が幸せになれるんだ♡と、心底ホッとしたと思います。
残念ながらDVD化はされていません。是非、もう一度ゆっくり観直したい名作です。

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