【1984年】40年前に一番売れた曲は『もしも・・・』オリコン年間トップ10を振り返る!

【1984年】40年前に一番売れた曲は『もしも・・・』オリコン年間トップ10を振り返る!

今から40年前の1984年、歌謡界ではどんな曲がヒットしたのでしょうか。今回は、オリコンの年間シングルチャートトップ10を振り返ります。ミドルエッジ世代の方にとっては、恐らく聴きなじみのある曲ばかりでしょう。そして、第1位は、超人気バラエティ番組から生まれたあのユニットの曲です。


10位『サザン・ウインド』

中森明菜への楽曲提供ではおなじみの来生えつこ・たかお姉弟。彼らが作詞・作曲を手がけた楽曲というと、バラード系の『スローモーション』、『セカンド・ラブ』、『トワイライト -夕暮れ便り-』がおなじみです。ところが、8枚目のシングルとなる本曲『サザン・ウインド』は、作詞は来生えつこですが、作曲は玉置浩二が手がけました。玉置にとっては、『禁区』のB面『雨のレクイエム』以来の楽曲提供です。オリコンシングルチャートで3週連続1位を記録しています。

9位『北ウイング』

杉山清貴&オメガトライブの楽曲のファンだったという中森明菜。彼らのデビューシングル『SUMMER SUSPICION』と同じような曲を作ってほしいと、彼女が作詞・作曲を依頼したのが康珍化&林哲司のコンビです。彼らが手がけた7枚目のシングルは、当初『夜間飛行』というタイトルでしたが、彼女の提案で『北ウイング』に変更されました。北ウイングとは、成田国際空港の第1ターミナル北部分の呼称です。オリコンシングルチャートで最高位2位を記録しています。

8位『星屑のステージ』

1984年1月、2枚目のシングル『涙のリクエスト』でブレイクしたチェッカーズ。3枚目のシングル『哀しくてジェラシー』に続いて、オリコンシングルチャート1位を獲得したのが、4枚目のシングルとなる本曲『星屑のステージ』です。その年の暮れには、本曲で日本レコード大賞・金賞を受賞し、NHK紅白歌合戦にも初出場を果たしました。人気ドラマ『うちの子にかぎって…』の主題歌に起用され、翌1985年には「第57回選抜高等学校野球大会」の入場行進曲に採用されるなど、ファンならずとも当時よく聴かれた曲です。

7位『娘よ』

『娘よ』は、俳優・芦屋雁之助の "演歌歌手" としてのシングルで、『裸の大将放浪記』での人気も相まって、異例のロングヒットを記録しました。オリコンシングルチャートでの最高位は6位ながら、年間チャートではトップ10入りを果たしています。その年の暮れには、53歳にしてNHK紅白歌合戦に初出場。また、自身が出演する時代劇『必殺仕切人』では、第11話 「もしも父親が"娘よ"と泣いたら」で、本曲を歌っています。これを機に、芦屋雁之助は立て続けにシングル・アルバムをリリースし、俳優だけでなく歌手としても活躍しました。

6位『十戒<1984>』

中森明菜の楽曲の作詞ではおなじみの売野雅勇。しかし、作曲はすべて異なり、『少女A』は芹澤廣明、『1⁄2の神話』は大沢誉志幸、『禁区』は細野晴臣が手がけました。そして、9枚目のシングル『十戒<1984>』作曲を手がけたのが高中正義です。タイトルは、通常の "じっかい" ではなく "じゅっかい(いちきゅうはちよん)" と読みます。オリコンシングルチャートで2週1位を記録。この年も中森明菜の活躍は凄まじく、結局、年間トップ10に、彼女の曲が3曲もランクインしました。

5位『哀しくてジェラシー』

『哀しくてジェラシー』は、『涙のリクエスト』に続くチェッカーズの3枚目のシングルで、本曲で初めて、オリコンシングルチャート1位を獲得しました。『涙のリクエスト』の大ヒットがまだ冷めやらぬ頃のリリースだったため、また、デビュー曲『ギザギザハートの子守唄』も再評価されたことから、「ザ・ベストテン」など音楽番組で3曲同時にトップ10入りする怪記録を達成しました。

4位『涙のリクエスト』

『涙のリクエスト』は、チェッカーズを一躍スターダムに伸し上げた2枚目のシングルです。チェッカーズにとっては実質初めてのヒット曲で、オリコンシングルチャートで最高位2位を記録しました。作詞・作曲は、中森明菜の『少女A』と同じコンビ売野雅勇&芹澤廣明。本曲のヒットで、その後二人はチェッカーズの一連のヒット曲を手がけるようになります。売野によると本曲は、映画『アメリカン・グラフィティ』の世界を描いたもので、DJのウルフマン・ジャックを "ミッドナイトDJ" として歌詞に登場させています。

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