有馬記念の後、陣営はカムイオーの引退を決断。
伊藤調教師の「これ以上ファンの夢を壊したくありませんので」のコメントに、涙した人も多かったのではないでしょうか。
こうして、勝つか着外かの激しいレースをしたハギノカムイオーの競走馬人生はエンディングを迎え、ターフを後にし、種牡馬として第2の人生を歩むことになるのでした。
ありがとう、カムイオー
北海道・中村畜産で種牡馬生活をスタートしたハギノカムイオーですが、高額な(200万)種付け料の割には、産駒に恵まれませんでした。目立った成績を残す子供を輩出できないまま、2000年以降、種牡馬から功労馬へと隠居していきます。
そして、余生を送っていた本桐牧場で、2013年4月10日午前8時10分、34歳の生涯を閉じるのでした。
燦燦たる成績を残しながらも、引退後はたいしてマスコミに取り上げられることもなく、人間のエゴ社会から様々な洗礼を受け、揶揄されながらも、ただただ、懸命に走ることに生涯を掛けた、悲運の名馬ハギノカムイオー。お疲れさまでした。そして、感動をありがとう。
本桐牧場 馬房