NYパンク〜ニューウェイヴのアイコンとなったブロンディ!

NYパンク〜ニューウェイヴのアイコンとなったブロンディ!

70年代末~80年代初頭、トーキング・ヘッズやラモーンズなどと並びパンク~ ニューウェイヴ・シーンでセックス・シンボルとなったデボラ・ハリーを中心に活躍したブロンディ。現在も断続的な活動を続けています。


ブロンディ

Blondie

1974年に「スティレットーズ」というガールズ・バンドにいたデボラ・ハリーと、そのバックバンドだったクリス・シュタインを中心に結成されました。
ブロンディというバンド名は、紅一点のボーカル、デボラ・ハリーのブロンド・ヘアーからきています。

メンバーは↓

1945年7月1日生まれ
ニュージャージー州出身
ボーカル担当

デボラ・ハリー

ギター担当

クリス・シュタイン

そして、クレム・バーク、ジミー・デストリ、ゲイリー・バレンタインがオリジナルメンバーです。
1976年にデビュー・アルバム「妖女ブロンディ」発表し、1982年に解散するまで6枚のスタジオ・アルバムを残しています。

妖女ブロンディ

1976年リリース
全米チャート:-
全英チャート:-

妖女ブロンディ

ブロンディは1976年、デビュー・アルバム「妖女ブロンディ」発表しますが、残念ながらアルバムチャートにランクインすることは出来ませんでした。
しかし、ライブハウスに出演することで徐々に地元ニューヨークでは人気を獲得していきました。

【収録曲】
1. Xオフェンダー
2. リトル・ガール・ライズ
3. 愛してほしい
4. ブルーな気持ちで
5. イン・ザ・サン
6. 暗闇のスリル
7. マン・オーバーボード
8. 汚れた天使
9. 射撃場の出来事
10. 戦え、カン・フー・ガールズ
11. 恐怖のアリ軍団

ところで、このデビュー・アルバムのジャケットですが、氣志團がリスペクト(?)していますね。

氣志團_BOY'S COLOR

囁きのブロンディ

1978年リリース
全米チャート:72位
全英チャート:10位

囁きのブロンディ

デビュー・アルバム発売後にベースのゲイリー・バレンタインが脱退してしまいます。
代わりにフランク・インファンテがベーシストとして加入。
が、間もなくナイジェル・ハリスンがベーシストとして参加したため、フランク・インファンテはギターを担当することになります。

【収録曲】
1. 恋する手紙
2. デニスに夢中
3. フライト45
4. 恋の狙撃者
5. 赤い広場の饗宴
6. 今が最高
7. Eに魅せられて
8. イヤと言わないで
9. 桟橋で愛が
10. ノー・イマジネーション
11. 夢みるキッドナッパー
12. 私のデトロイト
13. 妖しい唇

60年代のドゥーワップグループ(ランディ&ザ・レインボウズ)のカヴァー曲「デニスに夢中」がヒットしたことでアルバムもチャートインしました!

恋の平行線

1978年リリース
全米チャート:6位
全英チャート:1位

恋の平行線

このアルバムは何と言っても「ハート・オブ・グラス」でしょう。
勿論それ以外にもいい曲がたくさん収録されてはいますが、1979年にシングルとして発売された「ハート・オブ・グラス」は大ヒットし、ブロンディは人気バンドになりました。

【収録曲】
1. ハンギング・オン・ザ・テレフォン
2. どうせ恋だから
3. 恋のピクチャー
4. フェイド・アウェイ
5. プリティ・ベイビー
6. 知ってるかい?
7. 11:59
8. どうなるかしら?
9. サンデー・ガール
10. ハート・オブ・グラス
11. 好きになりそう
12. ジャスト・ゴー・アウェイ

恋のハートビート

1979年リリース
全米チャート:17位
全英チャート:1位

恋のハートビート

前作の好調を維持していて、とても勢いを感じるアルバムです。

【収録曲】
1. ドリーミン
2. ハーデスト・パート
3. 涙のユニオン・シティ
4. シェイラ
5. 恋のハートビート
6. アクシデンツ・ネバー・ハプン
7. 青春のときめき
8. 素敵な時間をスローモーション
9. 銀河のアトミック
10. サウンド・ア・スリープ
11. ヴィクター
12. リアル・ワールド

オリジナル・アルバムには収録されていませんが、1980年に映画「アメリカン・ジゴロ」で使われた「コール・ミー」が、米英でナンバーワン・ヒットとなりました。
この曲は、ブロンディの代表作といってよいでしょう。

オートアメリカン

1980年リリース
全米チャート:7位
全英チャート:1位

オートアメリカン

収録曲「ラプチュアー」ではラップ、「夢見るNo.1」ではレゲエとデビュー当初はパンク・バンドのひとつとみなされることもあったブロンディですが、ここでは最先端の音楽にも手を広げ随分と音楽性が幅広くなってます。

【収録曲】
1. 遥かなるヨーロッパ
2. リヴ・イット・アップ
3. 貴方の瞳に恋してる
4. 夢みるNo.1
5. バルコニーのエンジェル
6. 恋はハイウェイ・ドライヴ
7. ドゥ・ザ・ダーク
8. ラプチュアー
9. 愛の面影
10. 憧れのサンダーバード
11. ウォーク・ライク・ミー
12. 渚のデート・ウォーク

ザ・ハンター

1982年リリース
全米チャート:33位
全英チャート:9位

ザ・ハンター

本作を最後にブロンディは解散してしまいます。
解散の原因はリーダー格のクリス・ステインの病気によるもので、デボラ・ハリーはクリス・ステインの看病にあたったとのことです。

【収録曲】
1.Orchid Club
2.Island Of Lost Souls
3.Dragonfly
4.For Your Eyes Only
5.The Beast
6.War Child
7.Little Caesar
8.Danceaway
9.(Can I) Find The Right Words (To Say)
10.English Boys
11.The Hunter Gets Captured By The Game

82年発表の6作目。後に再結成するもりのの、このアルバムでグループは一旦解散する。前作は作品としてはクオリティも高く、演奏のテンションも高かったが、本作では打って変わって「脱力」とも言いたくなるほどリラックスした演奏が耳につく。グループとしての作品というよりも、デボラと寄せ集めのバック・バンドといった印象すら受ける。バンドの解散の原因はリーダー格のクリス・ステインの病気によるもので、実際にグループ解散後、デボラはクリスの看病にすら立ち会ったそうだが、その不調ぶりが曲作りにも影響しているようだ。シンセが大々的に導入されたエキゾティックな1.は妙に力の抜けた感じのする曲。2.はブラスの入ったコミカルで楽しい曲だが、この曲も力があまり入っていない気がする。系統的には前作の夢見るNO.1に近い感じの曲で楽しめる。4.は初期〜中期を思わせるちょいロカビリーな曲。6.はシンセのシーケンスが導入された曲で、派手な展開を見せる。7.はモロに夢見るNO.1を狙ったレゲエ曲だが、こちらはマイナー・キーとなっている。8.はチープなオルガンが、いい味を出しているオルドタイミーなロックンロールで、このアルバムでは個人的には一番好きな曲。9.はノスタルジックな雰囲気のポップな曲で、この線あたりがブロンディの真骨頂だろうが、やはりテンションはやや低い。間奏のギターはなぜか涙腺にくる。10.はこれもブロンディらしいスタンダードっぽい佳曲。前半は新しいことをやろうと躍起になっていて後半でやっとブロンディらしさが出て来るアルバム・・・といった感じだろう。

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Amazon.co.jp: Blondie : Hunter - ミュージック

ブロンディは、97年に復活を遂げ、今日まで断続的ながらも活動を続けています。
2011年に「Panic Of Girls」を発表以降、ブロンディは現在でも盛り上がりを見せています。

現在も元気に活躍しています。

Blondie

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