生粋のニューヨーカー
Billy Joel
ニューヨーカーとは、まさしくビリー・ジョエルのことではないか。ビリー・ジョエルの風貌や曲からいつもそう思ってしまいます。
ビルの谷間を吹き抜ける風のように孤独で、でも優しさに溢れている。
そんなビリー・ジョエルの名曲をご紹介します。
Billy Joel
全世界で1億枚以上のレコード・セールスを記録し、アメリカでのレコード総売上第6位となっているビリー・ジョエルですが、日本での人気を決定づけたのは5枚目のアルバムからの同名のシングル「ストレンジャー」でしょう。
日本でのみシングルになっていますが、なんとも物悲しい感じが日本人好みの良い曲です。
それでは順に聞いていきましょう。
ピアノ・マン
Piano Man
デビューアルバム『コールド・スプリング・ハーバー〜ピアノの詩人』(1971年リリース)がセールス的に失敗となり、初のアメリカ・ツアーも途中で打ち切られるという厳しい状況の中での2枚目のアルバムが本作で、全米27位というヒットを記録しました。
【収録曲】
1.流れ者の祈り - "Travelin' Prayer"
2.ピアノ・マン - "Piano Man"
3.悪くはないさ - "Ain't No Crime"
4.僕の故郷 - "You're My Home"
5.さすらいのビリー・ザ・キッド - "The Ballad of Billy the Kid"
6.陽気な放浪者 - "Worse Comes to Worst"
7.ネバダ・コネクション - "Stop in Nevada"
8.愛する言葉に託して - "If I Only Had the Words (To Tell You)"
9.小雨降るパリ - "Somewhere Along the Line"
10.キャプテン・ジャック - "Captain Jack"
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ストレンジャー
The Stranger
「ピアノ・マン」のあと、「ストリートライフ・セレナーデ」、「ニューヨーク物語」と順調にアルバムを発表していますが、大きな成功とはなっていなかったビリー・ジョエルがついに大ヒットさせたのが本作です。
【収録曲】
1.ムーヴィン・アウト (Movin' Out (Anthony's Song))
2.ストレンジャー (The Stranger)
3.素顔のままで (Just the Way You Are)
4.イタリアン・レストランで (Scenes from an Italian Restaurant)
5.ウィーン (Vienna)
6.若死にするのは善人だけ (Only the Good Die Young)
7.シーズ・オールウェイズ・ア・ウーマン (She's Always a Woman)
8.最初が肝心 (Get It Right the First Time)
9.エヴリバディ・ハズ・ア・ドリーム (Everybody Has a Dream)
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ニューヨーク52番街
52nd Street
前作「ストレンジャー」が通算1000万枚の大ヒットとなったことで、名実ともにスーパー・スターの仲間入りを果たしたビリー・ジョエル。続く本作も乗りに乗っています。
【収録曲】
1.ビッグ・ショット - "Big Shot"
2.オネスティ - "Honesty"
3.マイ・ライフ - "My Life"
4.ザンジバル - "Zanzibar"
5.恋の切れ味 (スティレット) - "Stiletto"
6.ロザリンダの瞳 - "Rosalinda's Eyes"
7.自由への半マイル - "Half a Mile Away"
8.アンティル・ザ・ナイト - "Until the Night"
9.ニューヨーク52番街 - "52nd Street"