【Merry Xmas Show】桑田佳祐、松任谷由実、明石家さんまが司会だった伝説の特別音楽番組

【Merry Xmas Show】桑田佳祐、松任谷由実、明石家さんまが司会だった伝説の特別音楽番組

86年(87年も)のクリスマス・イヴに放送された「Merry Xmas Show」は、当時、テレビではなかなか見ることのできないミュージシャンたちが出演したことで、大きな話題となりました。上記の三者以外に、泉谷しげる、忌野清志郎、BOØWY、吉川晃司、チェッカーズ、鮎川誠、THE ALFEE、鈴木雅行、アン・ルイス、小林克也などなど…。豪華な出演者たちが入り乱れてカバーを演奏した「伝説の音楽番組」です。「Kissin' Christmas (クリスマスだからじゃない)」(桑田佳祐と松任谷由実のコラボ)もここで生まれました。


「Merry Xmas Show」とは…。

「メリー・クリスマス・ショー」オープニング

 この「Merry Xmas Show(メリー・クリスマス・ショー)」は、1986年のクリスマス・イヴに日本テレビで放送されました。音楽番組なのですが、そのラインナップを見てるだけでも、豪華絢爛なミュージシャン等の集まりなので、ビデオを撮った方も多かったでしょう。私もしっかり撮りましたよ!
 では、86年にはどんなミュージシャンたちが登場したのか見てみましょう。

豪華な顔ぶれ

松任谷由実 桑田佳祐、泉谷しげる

 個人的な話で申し訳ないのですが、忌野清志郎さんやBOØWYを見ることができる…というのは、まだYouTubeなどない時代ですから、とっても貴重だったのですよ。そんなに毎度、顏を見ることのできるミュージシャンではなかったのですよ。ユーミンや泉谷さんもですね!
 そういう意味でも、この番組…今からしても「奇跡のような豪華メンバーのセッション」音楽番組だったように思います。

オープニング~Come Together(カム・トゥゲザー)

さんまさん&桑田さん

 オープニングです。
 ビートルズの「カム・トゥゲザー」にのって、出演者全員が紹介されます。
 演奏はKUWATA BAND。
 

 さんまさんに「下手やな」って言われた桑田さんの立場は…???

MERRY X'MAS IN SUMMER 〜 I Saw Mommy Kissing Santa Claus

 出演しているのは、KUWATA BAND、アンルイス、松任谷由実、原由子、中村雅俊、泉谷しげる、鮎川誠、ARB、吉川晃司、トミー・スナイダー、明石家さんま。
 スタジオにいらっしゃる方が紹介されていますね。
 この番組は、桑田さんと吉川さんの企画から…だったのですね!

Telegram Sam(テレグラム・サム)

氷室京介(BOØWY)

 マーク・ボランのT・レックス「テレグラム・サム」のカバーを演奏(歌と)したのは、ロッケストラ。
(KUWATA BAND、アン・ルイス、吉川晃司、BOØWY、高見沢俊彦、鮎川誠 、DEKAPAN(依田稔)、SUE CREAM SUE)

赤鼻のトナカイ

チェッカーズ

 泉谷さんとチェッカーズの共演で「赤鼻のトナカイ」です。パンクな感じで、かっこいいですね!
 チェッカーズと泉谷さん…なんとなく、すごく合ってる感じがするのは私だけ…?

達者でナ

 クリスマスに三橋美智也さんの「達者でナ」という選曲もなかなかおもしろいですね。
 歌に出演は、
 中村雅俊、小倉久寛、三宅祐司、スーパー・エキセントリック・シアター 、河内淳一。
 小倉さんのラップが聞けます。

セッションだッ!

 忌野清志郎、桑田佳祐、山下洋輔、今野多久郎というメンバーで、セッションです!
 ジャズ風なクリスマスで、これまた贅沢なメンバーが揃いました。
 清志郎さんは「歌う時に歌詞がわからないように歌うなんて、意味がない」とおっしゃていたことがあるのですが、その時、なんとなく「誰のことだろ? 桑田さんのこと…?」と思ってしまったのですが…。
「ばかやろう、ベイベ♪」
 が全てを物語ってるかも??
 暴れまくって終わりましたが…大丈夫だったのでしょうか?

A Horse with No Name(名前のない馬)

 出演・演奏は、KUWATA BAND、THE ALFEE、チェッカーズ。
 ギターが5人も…!

長崎は今日も雨だった - Dedicate to BEACH BOYS

ビーチ・ファイヴ?

 歌と演奏はビーチ・ファイヴのみなさんでした!
 BEACH FIVE(泉谷しげる、吉川晃司、桑田佳祐、高見沢俊彦、中村雅俊)、松田弘、琢磨仁)
 内山田洋とクール・ファイブとビーチ・ボーイズのコラボという、斬新な!
 それなのに、衣装がみなさん、ビーチ・ボーイというより、なんだか囚人さん(?)か昔の床屋さんみたいで、何故か笑ってしまいます…!

別れても好きな人 - Dedicate to SANTANA

 出演は、SANTA★NAさんでした!(なんという名前…!)
 SANTA★NA(鈴木雅之、桜井賢)、KUWATA BAND
 サンタナの「ブラック・マジック・ウーマン」とロス・インディオス&シルヴィアの「別れても好きな人」のコラボ! こんなにボサノバちっくな歌になってしまうのですね…。なんだか「哀愁のヨーロッパ」(サンタナ)が聞こえてきそう…!

年下の男の子 - Dedicate to CHORDETTES

アンさん、ユーミン、原由子さん

 歌は、アンルイス、原由子、松任谷由実。
 これは、キャンディーズとザ・コーデッツのコラボで、レトロな雰囲気でキュートでした。
 すごくきれいなハーモニーですよ!
 アンさんの金髪(?!)、ユーミンさんのメガネも似合ってます。

さんまのまんま

 この動画がみつからなかったので、残念です!
 明石家さんまさん&桑田さんがその場(スタジオ)で歌を披露…でした!

I Wish I Was in New Orleans(想い出のニューオリンズ)

 個人的に大好きなトム・ウェイツの「想い出のニューオリンズ」を歌ったのは、石橋凌、小林克也、桑田佳祐。
 モノクロで映画のようなシーンなのに、マージャン屋さんで歌ってる三人!
 なんて渋いのでしょう!

一緒に暮らそう

 松任谷由実さんのアルバム「NO SIDE」に収録された曲を披露。
 こんな風にユーミンがテレビで歌う姿も当時は珍しかったですよ。

Help!

吉川晃司さん&氷室京介さん

  ビートルズの「Help! 」ロック・ヴァージョンの歌は、氷室京介、吉川晃司、演奏は、BOØWY、吉川晃司。
 今となっては、とても貴重映像かも? 最後まで見たら、「え…?」と思うようなシーンが…(キス・シーンでした)。
 ギター(布袋さんかな?)がぶち切れな感じでかっこいいです。

Let's Spend the Night Together(夜をぶっとばせ)

 ローリング・ストーンズ「夜をぶっ飛ばせ」は、再び、ロッケストラ!
 (KUWATA BAND、アン・ルイス、吉川晃司、BOØWY、高見沢俊彦、鮎川誠 、DEKAPAN(依田稔)、SUE CREAM SUE)
 鮎川誠さんのギターもかっこいいですよ!
 桑田さんの歌詞(英語)…これまた怪しげですが、そこは桑田節で乗り切っていらっしゃいますよ!

鮎川誠さん

第九交響曲 - ROLL OVER BEETHOVEN

忌野清志郎さん

 今ではもう見ることのできない故・忌野清志郎さんのソロです。
 やっぱり暴れてしまうのですね! 
 動画説明にもありますね。「ぶっ飛ばして」いらっしゃいます…。
(暴れてもいいから、帰ってきてほしいと願ってしまいます…無理ですが…)。

Kissin' Christmas (クリスマスだからじゃない) ラスト

KISSIN' CHRISTMAS(クリスマスだからじゃない) - Dailymotion動画

最後、全員が登場する「Kissin' Christmas (クリスマスだからじゃない)」だけが、YouTubeになく、リンクでぜひとも見てみてください。
 桑田さんとユーミンの夢のコラボです。しかも名曲です。
 この曲を聴くと…季節に関係なく、なんとなくクリスマス気分になりますね。
 何度、聴いてもいいですね、この曲…。
 

松任谷さん、桑田さん、泉谷さん

 これで、この「Merry Xmas Show」('86)は、最後でした。
 全17曲、さんまさんの歌のみ、みつかりませんでしたが、全て紹介できるとは思っていませんでしたが、全部、紹介できました!
 なんだか、これが30年も前のテレビ番組だとは思えないような感じがしませんでしたか?
 こんな素晴らしい番組があったんだな…と今更ながらに感動しています。
 今では「生」で見ることのできない貴重な映像も多々でしたね!
 次の歳の87年にもあったのですが、また機会があれば記事にたいと思います。
(「良いお年を…」と書きそうになりました…すっかり動画に見入ってしまっています…!)

画像いろいろ

KUWATA BAND

渋くてせつない歌と、マージャン屋さんの雑踏が妙にマッチしていた傑作でした。

渋い三人組

このロッケストラもかっこよかったです!

ロッケストラ

ユーミン、吉川さん、中村さん、トニーさん

アンさん&アルフィー

小林さん&鈴木さん

BOØWY

チェッカーズ

ARB

忘れてはいけない総合司会者はさんまさん。

明石家さんま

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