アメリカンロックの大御所 エアロスミス

エアロスミス 2011年名古屋公演
エアロスミス名古屋公演 2011: かあさんイイの~♪
日本でも根強い人気を誇るエアロスミス。
今回はそのデビューからの軌跡を動画も含め振り返ります。
ロック御三家と呼ばれた中で1番早くヒットがでたグループです。
KISSやクイーンは数年鳴かず飛ばずでなかなかヒットに恵まれませんでしたが、エアロスミスはファーストアルバムからヒットし現在にいたるまで第一線のロックグループとして現在も活躍中です。
エアロスミス 1970年グループ結成
アメリカボストンがエアロスミスのスタートでした。
最初はギタリストのジョーペリーとベースのトムハミルトンが組み、その後スティーブンタイラーが参加しました。

飛べ!エアロスミス ジャケット
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1970年から40年あまり多少の出入りがあっても現在もバンド結成時のオリジナルメンバーで活躍しているグループはめずらしいとも言われています。
1973年にファーストアルバムが全米59位までにヒット。その後も順調に活動したいたが1番の危機はスティーブンタイラーと曲を作っていたギタリストのジョーペリーが脱退した時だった。
ステージ上でこんなことが起こっていたんですね。
エアロスミスの長い歴史の間でメンバー同士のトラブルや脱退・再加入がその後も続きました。
エアロスミス ヒットチャート
エアロスミスでシングル全米1位はなくアルバム1位がこの「ゲット・ア・グリップ」、2001年発表です。
エアロスミスはシングルヒットは「Dream on」など長く愛される曲が多い。

邦題「野獣生誕」
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エアロスミスのヒット数多くありますが、そのアルバムジャケットも独特なデザインで注目をあびています。
名曲「ドリームオン」を初期ライブ映像でご覧ください。
エアロスミス ディスコグラフィー
エアロスミスのアルバム一覧。
ライブやコンビネーションアルバムも数多く発表されています。

Rocks Donington 2014 (Blu-Ray+2cd) Import
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1973年 Aerosmith(野獣生誕)
1974年 Get Your Wings(飛べ!エアロスミス)
1975年 Toys in the Attic(闇夜のヘヴィ・ロック)
1976年 Rocks
1977年 Draw the Line
1979年 Night in the Ruts
1982年 Rock in a Hard Place(美獣乱舞)
1985年 Done with Mirrors
1987年 Permanent Vacation
1989年 Pump
1993年 Get a Grip
2001年 Just Push Play
2004年 Honkin' on Bobo
2012年 Music from Another Dimension!
エアロスミスのセールスは1億5000万枚以上といわれています。ちょっと想像がつかないような数字ですよね。これは、ビートルズを筆頭に世界でもっとも売れたアーティストトップ30に入るというセールスです。
そして、まだまだこのセールスは伸び続けています。
エアロスミス CMに流れている曲知ってた?
エアロスミスは日本のCMやドラマにもよく登場しています。
映画では「アルマゲドン」があまりにも有名ですね。ヘヴィーな曲からスローで聴かせる曲まで幅ひろいレパートリーが彼らの魅力です。

1994年8月ウッドストック、1978年ボストンのミュージックホールで行われたパフォーマンスを収録した2枚組CD。
Aerosmith (エアロスミス)|ローチケHMV
ソフトバンクCMでキャメロンディアスが歩きならスマホでおしゃべりしてるシーンありましたよね。
この曲がバックに流れていました。もう、何年も前のCMですが印象的で結構好きなCMでした。
エアロスミスの映画のサウンドトラックは割と少ないのですが、この「アルマゲドン」がエアロスミスだったことご存じでしたでしょうか?感動的な映画でした。
エアロスミスの挿入もよく合っている気がしますね。また、「スパイダーマン」のテーマ曲カバーも手がけています。エアロスミスのサウンドトラックにもっとご興味がある方は、下記にご紹介する公式ファンサイトでのチェックがオススメですよ。
エアロスミス ライブ
日本が大好きなエアロスミス。
世界ツアーでファンと一緒に飛び入りライブをしている姿が注目されています。

2013年大阪での来日での出来事。
イーゼル芸術工房という音楽・動画ユニットが野外ライブを行っていた時、一人の外人が飛び入り参加しセッションを行ったとのこと。あまりに上手いヴォーカルに皆が驚いていたところそれがなんと!スティーブンタイラーだったという。あまりに凄すぎる話。
このセッションの後にイーゼル芸術工房の皆さんはエアロスミスの大阪公演に招待されたとのこと。
日本だけでなくモスクワでもファンと交流するエアロスミスのメンバーの陽気な姿がyoutubuに投稿されています。ファンを大事にするエアロスミスですね。
イーゼル芸術工房の皆さんにとっても思い出に残るコンサートになったことでしょう。大スターなのに気さくにライブに参加するスティーブンが人気なのは当然ですね。
エロスミス 来日公演 1977年から70回以上も
来日が多いエアロスミス。コンサート回数もトップクラスです。
エアロスミスのファンサイトは公式・非公式を含めて数多くありその一部ファンサイトもご紹介します。

エアロスミス 公式ファンクラブ | AERO FORCE ONE!
こちらは公式のファンサイト、エアロスミスのファンは「エアロフォースワン」と呼ばれて
います。
公式ファンサイトなのでアルバム情報・コンサート情報を知りたい方は要チェック。
また、メンバーからのメッセージやアメリカでのサイン会などの情報もかなり更新されていて
エアロスミスの今を知るには外せないサイトです
AERODYNAMICS - エアロスミス unofficialファンサイト ver.2005
こちらは一般の方のファンサイトで最近更新が少ないようですがエアロスミスの歴史を丁寧に紹介されています。特にエアロスミスのアルバム・シングルのビルボードチャートの一覧が凝っています。エアロスミスの資料館としてはこのファンサイトが1番情報が集まっていると思います。
アメリカンロックの王者 グラミー賞4回 ロック殿堂入り
これぞ、夢の3ショット!グラミー賞にB'zの松本孝弘とジョニーディップ、そしてエアロスミスのジョーペリー。

これは、スゴイ!
B’zサイトよりの引用ですがこんな豪華な顔ぶれはさすがグラミー賞会場でないと実現しませんね。ファンにとっては貴重な1枚です。
エアロスミスはグラミー賞での受賞は4回。グラミー賞のスペシャルゲストとしても何度も出演しアワードを盛り上げています。特にオススメは1994年発表のLivin' On The Edgeでしょうか。
第36回グラミー賞でも「ベスト・ロック・パフォーマンス」を受賞。MTVもストーリーも絶妙で高い評価を得ていました。
アメリカンアイドル スティーブンが審査員に
アメリカで最も高視聴率番組「アメリカンアイドル」この審査員にスティーブンが登場しています。
アメリカンアイドルという番組をご存じでしょうか?
BSのDlifeでよく放送されている番組です。アメリカ全土から次のアメリカンアイドルをめざして地区予選から全国大会まで勝ち上がって優勝を競う、リアリティー番組です。この審査員をスティーブンタイラーが務めています。
最近の若いフアンはこの審査員としてのスティーブンの方がよく知られていると思います。私も、何度かみたことがありますが地方大会でも一人一人オーディションを行い、ジェニファーロペスなど共に審査しています。スティーブンのコメントはちょっと今ひとつなチャレンジャーでも一生懸命な人には温かいまなざしで良いところを見つけてあげ励ましているところが好感が持てます。
でも、ちょっと態度が悪い参加者には「オイ!オイ!オイ!」と注意し厳しいコメントをだすことも。
また、この番組はファイナリストの審査中にエアロスミスのライブも同じステージでみることができるのが楽しみの一つです。機会があれば一度見てみてください。
エアロスミスこれからも伝説が生まれ続ける
40年におよぶ活動と現在進行形のエアロスミスの今後に期待

Walk This Way (Remastered) [Live]
Amazon.co.jp: エアロスミス: アルバム、ディスコグラフィー、バイオグラフィー、写真
デビューから順調にスターダムに上ったエアロスミスも40年の間にはメンバーの交代や解散の危機。
また、スティーブンが解雇寸前までいくような時期もありました。
スティーヴン・タイラー、エアロスミス解雇寸前!? レッド・ツェッペリン加入説も浮上
http://www.oricon.co.jp/news/88084/full/スティーヴン・タイラー、エアロスミス解雇寸前!? レッド・ツェッペリン加入説も浮上 | ORICON STYLE
2008年前後、スティーブンは自身の病気や離婚。
お母様の死や薬物依存など様々な事が重なり活動が危ぶまれる時期がつづきグループからは解雇される寸前までいったとか。その前後 レッドツェッペリンのジミーペイジとグループ加入の相談まであったと記事にされています。これらはスティーブンの自伝に明かされている内容でした。
しかし、その危機を乗り越え現在のエアロスミスが存在しています。今年2016年、スティーブンは新曲を発表してソロライブも計画されています。残念ながらエアロスミスとしてツアーの情報はまだありませんが、きっとまた、元気なステージを見せてくれることでしょう。彼等とファンの夢は「Dream on」で続きます。
ご覧いただきありがとうございました。