畑山隆則 炎のハート、氷の頭脳、そして圧倒的な闘争本能を持った狼

畑山隆則 炎のハート、氷の頭脳、そして圧倒的な闘争本能を持った狼

ライオンでもトラではなく、そのイメージは狼です。しなやかで、狡猾で、ハングリーで、ガツガツしてて、いつもなにか狙っていて。あ、でもパンチ力はゴリラですけど。


6戦目(決勝戦)は
1RでKO勝ちした
西日本の新人王との全日本新人王を賭けての戦いも
3RKO勝ち

「日本J・ライト級10位 畑山隆則」
ランキング表に名前が載った
日本チャンピオンは鈴木敏和選手だった
ちなみに1つ上の階級(ライト級)の日本チャンピオンは坂本博之選手だった
畑山は
日々、パチンコ屋の仕事と
プロボクサーとして練習をしながら
2、3ヶ月に1度試合を行い勝ち続けた

9戦目
堀口昌彰、
「拳聖」といわれたピストン堀口の孫を4RにTKO
デビュー以来9連勝
日本ランキングは3位まで上がった
この頃の日本のボクシング界は
辰吉丈一郎に勝った薬師寺保栄が王座を失い引退し
辰吉もダニエル・サラゴサに敗け
畑山は彼らの後継者として注目され始めた
また後に結婚する彼女と同棲生活をスタートした

10戦目を控え
韓国でのキャンプを終え
日本に帰ってきた翌日の練習で
鋭い柳トレーナーがいった
「お前、女の子いるだろ?」
畑山は否定したが
結局バレてしまい柳トレーナーは激怒した
「女の子は絶対ダメ!!
お前に世界は無理!!」
しかし畑山は黙って練習を続けた
「もし弱くなったら自分の責任、彼女のせいではない」
「いつか先生に彼女を認めてもらう」
やがて柳トレーナーも合流した
目標は「世界チャンピオン」だった
後に「横浜光ジム」に移籍するときも
2人は一緒だった

1度目の世界挑戦 vs 崔龍洙

畑山は
WBA世界J・ライト級チャンピオン、崔龍洙(チェヨンス)への挑戦した
入場曲は
氷室京介の「Reborn」
世界チャンピオンになって生まれ変わるという思いだった
11R終了後
コーナーに戻ったとき
畑山陣営は
ポイントではリードしていると思っていた
残りは最終の12Rのみ
畑山はふと思った
「リングに立っていれば勝ちかな」
12R
崔龍洙の攻撃から畑山は逃れようとした
試合は判定となり
116-114
114-116
114-114
と3人のジャッジによりドロー
チャンピオンは防衛成功
挑戦者、畑山は世界チャンピオンになれなかった
畑山は悔やんだ
「最終ラウンド
守りりに入らず
最後まで挑み続け攻め続けていれば・・・」

史上最大の日本タイトルマッチ vs コウジ有沢

次の試合の相手は
コウジ有沢選手だった
18戦全勝12連続KO
強敵だった

「自分の部屋に試合用のポスターを貼った
そこにはオレとコウジ選手がいる
ボクサーになってから俺は試合前
闘う相手を憎むことにしている
憎むたって「親の敵討ち」とかではない
時代劇じゃないんだから
もう単純に相手を憎む
相手の試合のビデオみたりポスターみたりして
コンナロー、ブッ倒してやるっという感じ
練習で調子がイマイチなときとか
朝起きてロードワークがキツいなって感じたら
俺は対戦相手の顔をみる
そうするとイヤでもメラメラとくるモンがある」
9R、
畑山は強烈なボディでダメージを与え左右で追撃
TKOで勝った

2度目の世界挑戦、崔龍洙との再戦

2度目の世界挑戦が決まった
崔龍洙との再戦だ
今度こそ失敗は許されなかった
これまでイケイケのこわいもの知らずだった畑山が
周囲のどんな声に耳を傾けた
「どんなちっちゃなことでも聞く
1mmでも0.1mmでも上に行きたい」

「ハタケ ここだ ここでやらなくちゃいままでのことがゼロになるよ」

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試合は
一進一退
最終の12Rの前
「ハタケ
ここだ
ここでやらなくちゃ
いままでのことがゼロになるよ」
セコンドの片岡鶴太郎がいった
(そうだいまだ
いまやらなくていつやるんだ)
畑山は命がけで挑んだ
(意識を飛ばすな
倒れるな
打って打って打ちまくる)
前回同様
試合は判定にもつれた
「勝者、畑山~」
23歳の畑山隆則は
WBA世界スーパーフェザー級チャンピオンになった

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