2度目の防衛戦で
アルレドンドと再戦
激しい打撃戦となったが
浜田の前脚である右膝の状態は悪く
後ろ脚に重心がかかり
膝で左右にウィービングすることが出来ず
アッパーを食って目を切り裂かれ
6R、
無情の右フックを浴び続け
レフェリーが試合をストップした
浜田は王座を失った
突然の復帰戦キャンセル、突然の引退
浜田は
とにかく右膝を治して
1勝1敗となったアルレドンドとの決着をつけたいと思った
右膝さえ万全であれば絶対に負けない自信があった
しかし
東京ドームで予定されていた再起戦を
浜田はキャンセルした
対戦相手はフィリピン4位の選手
力の差は歴然としていた
ファイトマネーは1500万円が用意されていた
試合をキャンセルした2週間後
浜田は引退した
あまりに突然の出来事だった
アルレドンドに負けた試合がラストファイトとなった
(24戦21勝(19KO)2敗1無効試合)
引退後
引退後も
酒や煙草は一切やらずトレーニングを続け
後進の見本となり
プロボクシング解説者としての評価も高い