長打力を武器に3球団を渡り歩いた男。【江藤智】の魅力!

長打力を武器に3球団を渡り歩いた男。【江藤智】の魅力!

本塁打を武器に、広島、巨人、西武と3球団を渡り歩いた男。江藤智はプロ史上19人目となる350本塁打を放ったスラッガーである。そんな江藤智の現役時代と今をご紹介します。


広島の4番として2度の本塁打王を獲った男、江藤智

1970年4月15日生まれ
身長182cm、体重95kg
右投げ右打ち
ポジション:三塁手、一塁手

広島カープ90年代の4番打者として活躍し続けたスラッガー。2度の本塁打に輝くなど長打力を武器に巨人、西武と渡り歩き通算20年で364本塁打を放った選手である。

江藤智(えとう さとし)

江藤智の獲得タイトル・主な表彰と記録

本塁打王:2回(1993年、1995年)
打点王:1回(1995年)
最高出塁率:1回(1996年)
最多勝利打点:1回(2000年)

ベストナイン:7回(1993年 - 1996年、1998年、2000年、2001年)
ゴールデングラブ賞:1回(1996年)

江藤智のプレースタイルは・・・

長打を基本に打撃の技術を高めてきた男である。サヨナラに縁がない選手で、サヨナラヒットは、2001年の巨人時代に打ったのが初である。サヨナラ本塁打に関しては、364本打った中で1本も放っていない。

守備は、本来捕手の選手であり、あまり得意ではない。まさに打撃のみの選手である。

3割30本90打点を超えるスラッガーとして成長した江藤智は、90年~99年まで広島で大活躍する人気者でした。愛嬌のある顔立ちで女性ファンからも人気を博した選手である。

90年代の和製大砲として大活躍

江藤智の生い立ちからプロに入るまでの軌跡

東京都東大和市出身で、高校時代は関東高等学校で高校2年の時に投手から捕手へと転向し、3年間で61本塁打を記録している。当時、東の江藤、西の谷繁と言われるほど全国的に有名な強打者で1988年に広島東洋カープへ捕手として入団しました。

広島に捕手として入団後、球界を代表するスラッガーへ

1989年の1年目のシーズン。1軍での出場は出来ず、2年目の1990年に1軍初出場。初めての1軍は右翼手での出場となった。38試合に出場し、5本塁打を放つなど打撃のアピールを首脳陣に見せつけた年で終わった。

広島カープには、不動の正捕手「達川光男」がいる。なかなか達川を超えることが出来ないことと、肩を故障したということもあって、打撃のセンスが光る江藤智を、内野手へと転向させた。

7番スタメンでの出場を果たし、2ケタの本塁打を放つが、打率が2割ちょっとという打率に、なかなかレギュラー定着するまでにはならなかった。

この時代に、山本、衣笠のような和製大砲がなかなか出なかった広島に、大砲の希望が差し込む。レギュラー定着になるのは、1993年で、その年に、初めて、全試合出場を果たす。

広島時代の4番打者として君臨

その1993年は、34本塁打を放ち、初の本塁打王に輝き、ベストナインにも選ばれるほど、名実と共に広島東洋カープの主砲となった年である。

それから、打率も3割を超え、1995年のシーズンには40本塁打に1本届かない39本塁打を放つ結果となる。

1999年のFA宣言まで、20本以上の本塁打を毎年放つようになるが、巨人の斎藤雅樹投手にはめっぽう弱く、45打席対戦し、本塁打はおろか、ヒットをわずか1本のみ打てただけであった。

1試合10打点と、4番としての強さを身につけてきた江藤であるが、FA権を行使し、横浜ベイスターズへの入団かと思われたが、巨人への入団が決まり、当時の33番長嶋茂雄から背番号を譲り受けての入団を果たした。

広島ファンの嘆きは、この上ない落胆振りだったことは間違いいありません。熱狂的なファンは裏切られたと語った人もいるほどです。

複雑な心境から巨人へ

2000年、前半戦は不振に悩む高橋由伸に代わり3番打者として活躍、リーグ最多の勝利打点を挙げ(最多勝利打点のタイトル表彰はこの年限りであったため、江藤が最後の受賞者となった)、セ・リーグ優勝と日本一に貢献。特にリーグ優勝を決めた9月24日の中日戦(東京ドーム)では、4点ビハインドで迎えた9回裏に当時の守護神エディ・ギャラードから同点満塁本塁打を放つなど、勝負強さを発揮した。これは2000年巨人の通算200本塁打であった。福岡ダイエーホークスとの日本シリーズでもホームランを放っている。同年はシーズンの打率は.256と低調だったが32本塁打、91打点をマークした。 2001年、移籍後2年連続のベストナイン・30本塁打を記録。スラッガーとして結果を残した。 2002年、2割台前半・本塁打18本とレギュラー定着以降最低の成績に終わり、この年から徐々に成績が低迷。2003年、前年からの不振が続き、11年ぶりに規定打席に到達しなかった。代打での起用も多くなり、2004年には三塁手である小久保裕紀がダイエーから移籍してきたこともあり、スタメン出場は15試合にとどまった。2005年には、打率も2割を切り、スタメン出場は8試合で完全に代打要員となってしまった。 2005年には通算350本塁打にあと1本に迫っていたが、7月30日の対中日12回戦で本塁打性の当たりを放ったものの、天井に当たり左翼フライとなってしまい、通算350号本塁打は幻となってしまい、結局、遂に本塁打を1本も打てなかった。同年オフの契約更改では野球協約の限度である40%を超える減俸となった。その直後、FAで巨人へ移ってきた豊田清の人的補償として西武ライオンズへの移籍が決定。「FA移籍」と「別の選手のFA移籍に伴う人的補償選手として移籍」の両方を経験、プロ野球史上初の選手となった。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%9F%E8%97%A4%E6%99%BA#.E3.83.97.E3.83.AD.E5.85.A5.E3.82.8A.E5.89.8D

江藤智 - Wikipedia

人気選手が目白押しの中、4番ではないがスラッガーとして活躍

巨人時代の江藤智

2006年のシーズン、年齢もキャリアもチーム最高齢となった江藤智は、若い選手の多い西武でリーダー的存在となったのです。

チームの心の主軸となりながら、自身の記録、350本塁打、1500本安打、1000打点と節目の記録を西武ライオンズで達成するのである。

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