【藤川球児】広末涼子と同級生!? 火の玉ストレート誕生前の球児の球歴

【藤川球児】広末涼子と同級生!? 火の玉ストレート誕生前の球児の球歴

2025年より阪神タイガースの監督に就任した藤川球児。現役時代は、"火の玉ストレート" と呼ばれる "魔球" で活躍した名投手ですが、魔球誕生以前にもたびたび話題になっていた選手でした。球児という名前、ドラフト1位、広末涼子と同級生など、火の玉ストレート誕生前の藤川球児のエピソードを振り返ります。


甲子園出場は高二の夏

兄の影響で野球を始めた球児は、兄と同じく高校野球の名門・高知市立高知商業高校に入学。甲子園には2年生の夏、1997年の第79回全国高等学校野球選手権大会に、3年生の兄・順一とともに出場しました。球児は投手、兄は捕手という兄弟バッテリーです。



第1回戦の相手は、北北海道代表の旭川大学高校。球児は4回裏からリリーフ登板し、残りのイニングを無失点に抑える好投を見せます。打線も着実に追加点を重ね、6対3で旭川大高に勝利しました。



第2回戦の相手は、京都府代表の平安高校。エースで4番の川口知哉(後にオリックスに入団)を擁する優勝候補です。球児は先発として登板しますが、自らのミスもあり初回に4失点。味方打線も川口の前に2安打完封を喫し、0対5で平安に敗れました。球児も10奪三振を奪う好投を見せましたが、初回の失点が最後まで響く結果となりました。

ドラフト1位で阪神に入団

1998年、3年生の春・夏はともに高知県大会で明徳義塾高に阻まれ、甲子園出場は果たせませんでした。しかし、その年のドラフト会議では、阪神タイガースが球児を1位指名。翌年就任した野村克也監督のもと、プロ野球選手としてのキャリアをスタートさせました。因みに、同年に高校生でドラフト1位指名を受けた選手には、松坂大輔(西武)、東出輝裕(広島)、古木克明(横浜)、實松一成(日本ハム)らが名を連ねています。

2003年4月11日の巨人戦

入団1年目の1999年は2軍で体力強化に専念し、1軍初登板は、2000年3月31日の横浜戦でした。2002年に星野仙一監督が就任すると、背番号をそれまでの「30」から球児(きゅうじ)に因んだ「92」に変更。2002年9月11日のヤクルト戦では、8イニングを初回の真中満のホームランによる1安打1失点に抑え、見事な投球でプロ初勝利を挙げました。



そして、阪神が優勝した2003年、チーム快進撃の起点となった、あの伝説の "2003年4月11日の巨人戦" に登板します。試合は、9回表終了時点で7対1と6点リード。最後は守護神ポートを投入する盤石の継投でしたが、これが大誤算。ポートがKOされ、吉野誠に続いて、緊急登板したのが球児でした。しかし、準備不足のままの起用では、巨人の勢いを止めることはできず、後藤孝志のホームランでついに同点に追いつかれてしまいます。



ところが、ここからが球児の真骨頂。その後は10回、11回と無失点に抑え、解説の江川卓も大絶賛の投球を見せました。最終的には、8対8の延長12回引き分け。星野監督も後に「あの試合を負けなかったことが大きかった」と語っており、実際に翌日と翌々日の巨人戦は2連勝を飾っています。

【阪神タイガース】2003年4月11日巨人戦!悪夢の同点劇・・・ここから快進撃が始まった!

火の玉ストレートの誕生

2004年、球児が1軍のマウンドに復帰した際、その球速の変化に驚いたファンも多かったことでしょう。この年も当初は2軍での調整が続きましたが、山口高志投手コーチの指導のもとフォーム改造を図ると、球質が一変。スピンの効いた伸びのあるストレートで、次々と空振り三振を奪うようになりました。



当時について、山口コーチは次のように語っています。

2004年は、7月からリリーフとして登板し、26試合中21試合で自責点ゼロ。この安定感抜群の投球が、翌年の勝利の方程式「JFK」誕生へとつながっていきます。

広末涼子は中学の同級生

広末涼子は、球児とは、かつて同じ高知市立城北中学校に通う同級生でした。広末は中学時代に芸能界デビューを果たし、一方の球児は高校野球での活躍を経てプロ野球界へ。しかし、芸能界とプロ野球界、それぞれの業界でスターとなった二人が同じ中学校の同級生だったというのに、今日までほとんど話題になったことがありません。



ところが、球児が阪神に入団した当初は、ドラフト1位の注目選手だったこともあり、広末からは正式なコメントがありました。

関連する投稿


赤ヘル黄金期の伝説が神保町に!髙橋慶彦氏のトーク&サイン会開催、昭和カープの“ヤバい”秘話も解禁

赤ヘル黄金期の伝説が神保町に!髙橋慶彦氏のトーク&サイン会開催、昭和カープの“ヤバい”秘話も解禁

広島東洋カープの黄金期を支えたレジェンド、髙橋慶彦氏の自伝『赤き球団の魂 髙橋慶彦』の発売を記念し、1月29日に神保町・書泉グランデでイベント開催が決定!昭和プロ野球の衝撃的な裏話や、スパルタ指導の真相などが語られる本書。当日はトークショーやサイン会も行われ、ファン必見の一夜となりそうです。


【野球選手から俳優!?】板東、長嶋、イチロー・・・人気ドラマに出演した元プロ野球選手!

【野球選手から俳優!?】板東、長嶋、イチロー・・・人気ドラマに出演した元プロ野球選手!

プロ野球選手が引退後、タレントとして新たな道を歩むケースは数多く見られます。その中には、俳優業にまで進出し、映画やドラマで活躍する人も少なくありません。今回は筆者の独断と偏見に基づき、人気ドラマに出演した元プロ野球選手の中から、特に印象に残っている面々をご紹介します。


緊急刊行!長嶋茂雄さんの追悼特集号『NumberPLUS 長嶋茂雄』(仮)が6月26日に発売決定!!

緊急刊行!長嶋茂雄さんの追悼特集号『NumberPLUS 長嶋茂雄』(仮)が6月26日に発売決定!!

6月3日に長嶋茂雄さんが89歳で死去したのを受け、文藝春秋が刊行するスポーツ総合誌『Sports Graphic Number』より、「ミスタープロ野球」としてファンに愛された国民的スーパースターである長嶋さんの功績をたたえた追悼特集号『NumberPLUS 長嶋茂雄』(仮)の発売が決定しました。


【訃報】巨人軍終身名誉監督・長嶋茂雄さん死去。3月には大谷翔平との“対決”が話題に

【訃報】巨人軍終身名誉監督・長嶋茂雄さん死去。3月には大谷翔平との“対決”が話題に

プロ野球界における伝説的存在“ミスタープロ野球”こと長嶋茂雄(ながしま しげお)さんが3日、肺炎のため東京都内の病院で亡くなっていたことが明らかとなりました。89歳でした。


【13球団から勝利!?】日本のプロ野球史で工藤公康だけが達成したとんでもない記録!

【13球団から勝利!?】日本のプロ野球史で工藤公康だけが達成したとんでもない記録!

現役生活29年、通算224勝、MVP2回の大投手で、選手として監督としてチームを何度も日本一に導いてきた人物といえば、もちろん工藤公康投手。実はあまり知られていませんが、日本のプロ野球史上、工藤投手だけが達成したとんでもない記録があります。セ・パ両リーグで活躍した、工藤投手ならではの意外な記録とは?


最新の投稿


槇原敬之×大貫妙子、名曲「都会」をリメイクカバー!PANAM55周年企画で豪華コラボ実現

槇原敬之×大貫妙子、名曲「都会」をリメイクカバー!PANAM55周年企画で豪華コラボ実現

日本クラウンのPANAMレーベル設立55周年企画第5弾として、槇原敬之 feat. 大貫妙子による「都会」のリメイクカバーが1月14日より配信開始された。世界的シティポップの名曲を佐橋佳幸プロデュースで再構築。両名のコメントやリリックビデオも公開され、歴史的レーベルの節目を祝う豪華な仕上がりとなっている。


アニメ『ジョジョ』フェアがアニメイトで開催!黄金の風&ストーンオーシャンが集結

アニメ『ジョジョ』フェアがアニメイトで開催!黄金の風&ストーンオーシャンが集結

株式会社アニメイトは、2026年3月13日より全国のアニメイトおよび通販にて「『ジョジョの奇妙な冒険』フェア in アニメイト」を開催する。『黄金の風』と『ストーンオーシャン』の2部構成で実施され、描き下ろしイラストを使用した新作グッズの販売や特典の配布が行われる。


『重甲ビーファイター』30周年!メタルヒーローPOP UP STOREが大阪・守口で開催決定

『重甲ビーファイター』30周年!メタルヒーローPOP UP STOREが大阪・守口で開催決定

放送開始30周年を迎えた『重甲ビーファイター』を中心に、『ビーファイターカブト』『ビーロボカブタック』が集結する「メタルヒーローPOP UP STORE in 守口」が1月29日より京阪百貨店守口店で開催される。ファン垂涎の新作グッズやアパレル、会場限定の購入特典など、熱いイベントの全貌を紹介する。


THEE MICHELLE GUN ELEPHANT、紙ジャケCD BOX詳細&爆音フィルムライブ解禁

THEE MICHELLE GUN ELEPHANT、紙ジャケCD BOX詳細&爆音フィルムライブ解禁

THEE MICHELLE GUN ELEPHANTのデビュー30周年プロジェクト「THEE 30TH」より新情報が解禁。幻のベスト盤を含む完全生産限定の紙ジャケCD BOXの詳細、ベスト盤のリマスター配信、そして1999年の横浜アリーナ公演が4Kで蘇る爆音FILM LIVE全国ツアーの開催が決定した。


サンライズ50周年プロジェクト始動!押井守監督×ボトムズ新作始動、3年間のアニバーサリー期間へ

サンライズ50周年プロジェクト始動!押井守監督×ボトムズ新作始動、3年間のアニバーサリー期間へ

アニメ制作ブランド「サンライズ」が、2027年の放送開始50周年を記念したプロジェクトを始動。2026年〜2028年をアニバーサリー期間とし、押井守監督による記念作品『装甲騎兵ボトムズ 灰色の魔女』の制作など多角的な事業を展開します。半世紀の歴史を祝うロゴやビジュアルも公開され、期待が高まっています。