3年B組金八先生~第1シリーズ~

ストーリー

世田谷第一中学校から桜中学へと転勤になった坂本金八。
受験・妊娠・出産・非行・家族不和・自殺などの問題を真正面から受け止めて3年B組の生徒と共に立ち向かっていく。
『十五歳の母』では6話に渡って放送し、命の大切さについて訴えた。
主な登場人物



~3年B組の主要生徒~







キャストが豪華ですよね。
雪乃を演じた杉田かおるさんが幼くてとても可愛らしいです。
また、今では見ることのできない“たのきんトリオ”の三人が出演しています。
3年B組金八先生の主題歌といえばこちら!
3年B組金八先生の主題歌と言えば、『贈る言葉』を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
シリーズごとに主題歌は違いますが、スペシャルドラマでは基本的に『贈る言葉』が使われていました。
『贈る言葉』を耳にするだけで、金八先生を思い出しますよね。
今でも卒業式に『贈る言葉』を歌う学校が多いみたいです。

海援隊『贈る言葉』
愛について考えさせられる
3年B組金八先生の第1シリーズで、もう一度見たい名場面は『愛の公開授業』という方が多いはずです。
今、見返してみてもとても考えさせられます。こんなに真剣に愛について教えてくれる先生はいたでしょうか?
現代の学生にも見てもらいたいシーンの1つですね。
3年B組金八先生~第1シリーズ~の最終回ネタバレ
3年B組は受験シーズン真っ只中。大事な試験に向けて金八はもちろん、乾や服部もアドバイスをします。また、生徒を早めに帰宅させ金八が一人で教室の掃除を引き受けていました。それに気づいた生徒の安藤卓は教室に戻り掃除を手伝います。
受験日当日、緊張している金八のもとへ一本の電話が・・・。電話の相手は阿部トシエ。受験票を忘れたと泣きじゃくります。動揺を抑えながらも受付に申し出るようにアドバイスする金八。

また、九十九弥市は他校の生徒から嫌味を言われケンカへと発展。休むひまもなく生徒のフォローをします。一段落着いたので校長へ連絡をすると、雪乃が産気づいたと報告を受ける金八。
陣痛が強くなるも雪乃の両親は駆けつけず・・・。翌日、ついに元気な男の子を出産しました。雪乃と面会をした金八は、子どもの名前を『歩』はどうか?と伝えます。
病院からの帰り、金八は天路から出産間近に『お母さん』と叫んでいたことを聞かされます。雪乃を思いを知った金八はもう一度浅井家に足を運びますが、雪乃の両親から一蹴されてしまうんですね。

3年B組では期待されていた生徒が不合格になり新しい道を決めるために頑張っていました。金八自身も優秀であれば必ず合格するのではないと実感。また、東大への期待をされていた雪乃の兄はまさかの不合格。不合格となった洋一は自殺。それを耳にした雪乃は自宅へ戻り、家族を笑顔にしていきます。
クラス全員で無事卒業式を終え、3年B組ではお別れ会を自ら企画。また、お別れ会に先立ちトシエの誕生会や雪乃と保の結婚式も行います。お別れ会では、金八が最後の説教をしました。
「あなたたちは私のことを愛してくれました。私もあなたたちのことを愛しました。なぜならば、あなた方は愛するに値する素晴らしい生徒だったからです。」
3年B組みんなが涙を流し、お別れ会を終えました。
衝撃的な中学生の妊娠・出産
浅井雪乃(杉田かおる)の妊娠・出産はとても衝撃を受けました。
中学生で妊娠や出産なんて早すぎますよね。大人が反対をするのは当たり前だとは思いますが、金八先生は向き合ってくれます。また、天路先生も『セックス』という言葉を使い生徒と向き合ってくれました。
放送されていた当初よりも中学生の妊娠は増えている現代。残念ながら小学生で妊娠してしまったという例も少なくありません。
愛の公開授業があれば、現代の学生も妊娠や出産について深く考えてくれるかもしれないですね。