漫画雑誌「ビッグコミック」と派生誌の代表作まとめ!廃刊になった雑誌もある?

漫画雑誌「ビッグコミック」と派生誌の代表作まとめ!廃刊になった雑誌もある?

男性向け漫画雑誌として人気の「ビッグコミック」。スピリッツ、オリジナルなど派生誌もおおいですよね。各雑誌の特徴や代表作を見てみましょう。


ビッグコミック

ビッグコミックは1968年に創刊。はじめは月刊誌でしたが翌年から月2回発行に変わっていて、現在も月2回発行です。

表紙は毎回芸能人の似顔絵イラストになっているのが特徴的ですね。

創刊から手塚治虫さん、石ノ森章太郎さん、白土三平さん、水木しげるさん、さいとう・たかをさん、藤子不二雄さん、楳図かずおさん、ちばてつやさんというメンバーが連載されていました。レジェンド漫画家というか、漫画の神様のような方ばかりですよね。

現在でもベテラン漫画家さんの作品が多いです。中でも「ゴルゴ13」は創刊した年、1968年の11月から連載がスタートし、現在も連載中という長寿作品です。

他には「草壁署迷宮課おみやさん」、「HOTEL」、「カムイ伝」、「Age,35」、「総務部総務課山口六平太」、「築地魚河岸三代目」などが連載されていました。実写化されている作品も多いですね。

ビッグコミックオリジナル

続いて創刊されたのは「ビッグコミックオリジナル」。「ビッグコミック」の増刊号として発売されました。1972年なので「ビッグコミック」が創刊されて4年後に創刊されました。こちらも月二回発売です。もともとはビッグコミックの読者より1歳半上の世代をターゲットに作られました。当時、ビックコミックではベテラン漫画家が連載していましたが、オリジナルは若手中心でした。

2018年時点では「ビッグコミック」シリーズの中で一番の売り上げになっていましたよ。

「オリジナル」は長期連載作品が多いのが特徴。40年以上連載している「三丁目の夕日」、「釣りバカ日誌」のほか、「浮浪雲」、「あぶさん」、「風の大地」などが2021年現在も連載中です。

過去の作品には「じんべえ」、「家裁の人」、「弁護士のくず」、「MONSTER」、「人間交差点」、「あぶさん」などがあります。

元々はオリジナルもビッグコミックの増刊号ですが、「ビッグコミックオリジナル増刊
」という増刊誌が現在も発行されています。過去には「ビッグコミックONE」という雑誌もありました。

ビッグコミックスピリッツ

「ビッグコミックスピリッツ」は1980年に創刊されました。はじめは月刊誌でしたが月二回になり、1986年から週刊誌になっています。2001年までは野菜や果物が擬人化されたイラストが表紙でしたが、2002年からはグラビアを起用するようになりました。

こちらは、青年誌になるので年齢層が最も低いです。余談ですが私の父はビッグコミック系の雑誌をすべて買っていたのですが、中学生頃からスピリッツだけは借りて読んでいました。一番ターゲット層が低かったんですね。納得です。

ビッグコミック系ではあるのですが、年齢層的にも少年サンデー、ヤングサンデーと年齢層が近いことなどから週刊少年サンデーで連載していた作家さんがのちにスピリッツで連載することも多いです。

2008年にヤングサンデーが休刊してから、ヤングサンデーの作家が半分ほど移籍しています。ですからますます若い印象になりましたね。

無印、オリジナルに比べると連載も短いですが、その分代表作も多数。「美味しんぼ」、「土竜の唄」、「あすなろ白書」、「東京ラブストーリー」、「東京大学物語」、「いいひと。」「アフロ田中シリーズ」、「伝染るんです」、「ギャラリーフェイク」など。メディアミックスされた作品も多いですね。

ビッグコミックスペリオール

いわゆる「ビッグコミック四兄弟」の中で最後に創刊されたのは「ビッグコミックスペリオール」。1987年に創刊されました。月2回発行です。

創刊当初は「ビッグコミックオリジナル増刊号」の作家がそのまま移籍した形でしたが、最近は人気漫画家、ベテラン漫画家も増えてきていて他の三誌と遜色ありません。

「オリジナル」と「スピリッツ」の中間層、20代の社会人を主なターゲットにしています。2012年からはコア層向けの漫画も掲載するようになりました。

今まで連載されていた作品には「味いちもんめ」、「あずみ」、「医龍-Team Medical Dragon-」、「県庁の星」、「ギラギラ」、「非婚家族」などがあります。こちらも実写化された作品が多いですね。

廃刊になった雑誌も!

「ビッグコミック四兄弟」は現在もすべて発行中。たくさんの雑誌が休刊、廃刊になっている中ですごいですよね。

ですがビッグコミックシリーズの中には廃刊になった雑誌も。1979年から1987年まで発行されていたのは「少年ビッグコミック」。タイトルの通り少年誌で、もともとは「マンガくん」という雑誌だったのがビッグコミック系列になり、その後「ヤングサンデー」になりました。

代表作は「みゆき」、「冬物語」、「サイボーグ009」、「お〜い!竜馬」などがあります。

さらに1981年から1990年までは女性向けの「ビッグコミックフォアレディ」も発行していました。

池田理代子さん、竹宮惠子さん、山本鈴美香さんなどが連載していたんですよ。ですがやはりビッグコミックといえば男性向きのイメージが強かったのか9年間で終わってしまいましたね。

その他にも増刊号などを含めると数々の雑誌が存在します。雑誌低迷の時代ですがこれからもがんばってほしいですよね。

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