ロジャー・ムーアが演じた007ことジェームズ・ボンド。もっと評価されてもいいと思いますが。。。

ロジャー・ムーアが演じた007ことジェームズ・ボンド。もっと評価されてもいいと思いますが。。。

ロジャー・ムーアがジェームズ・ボンドを演じたのは1973年から1985年までで作品数は全部で7本。歴代のボンド役の中で最も多く、作品はどれも大ヒットしています。十分に評価されているとは思いますが、それでもまだ足りない!もっと、もっと評価されてもいいのがロジャー・ボンドなのだと言いたいです!


私を愛したスパイ

ロジャー・ムーアが最も気に入っている作品がこれ「私を愛したスパイ」です。シリーズの第10作で、1977年7月に公開されました。
タイトルこそイアン・フレミングのシリーズ長編第9作と同じですが、本作より内容はオリジナルとなります。同時にコミカル路線に移行され、ロジャー・ムーアのジェームズ・ボンド像が完成した記念すべき作品となっています。

監督:ルイス・ギルバート
製作:アルバート・R・ブロッコリ
脚本:クリストファー・ウッド、リチャード・メイボーム
音楽:マーヴィン・ハムリッシュ
主題歌:「007 私を愛したスパイ のテーマ」
作詞:キャロル・ベイヤー・セイガー
作曲:マーヴィン・ハムリッシュ
唄:カーリー・サイモン
撮影:クロード・ルノワール
編集:ジョン・グレン
プロダクション・デザイン:ケン・アダム
美術:ピーター・ラモント
特殊効果:ジョン・エヴァンス
視覚効果:デレク・メディングス
メインタイトル・デザイン:モーリス・ビンダー

私を愛したスパイ

本作は、それまでのシリアスな雰囲気から一変し、現実にはありえない秘密兵器に大掛かりなアクション・シーン。荒唐無稽なスペクタクル・アドベンチャー映画ともいえる作品に仕上がっています。
しかし、まぁ、この年にヒットした映画は、「スター・ウォーズ」に「未知との遭遇」ですから、この路線への変更は世の中のニーズにかなっていたのでしょう。シリーズ最高の世界興行成績を上げています。

見どころは、やはり派手なアクションシーンでしょう。水中も走るジェームズ・ボンドが乗っている白い車はロータス・エスプリです。もちろん実際には水中を走れませんし、ロケット砲も装備していませんよ。

リチャード・キールが演じたのが殺し屋のジョーズ。なぜジョーズ かといえば、彼の歯を見てもらえればお分かりになるかと思います。もちろん 1975年に公開されたスピルバーグ監督の同名映画からきていることは疑いようがありません。
このジョーズ役ですが、当初はジャイアント馬場にオファーがきたということで話題となりました。「悪役は嫌だ」ということで断ったそうですが残念でしたねぇ。ジャイアント馬場のジョーズ、観たかったです。因みにこのジョーズは大当たりし、リチャード・キールは人気者となりました。

ムーンレイカー

これは流石にどうなんだ?!と思わないでもありません。何と言ってもジェームズ・ボンド宇宙へ行くですからね。これまでも世界を駆けまわっていたジェームズ・ボンドですが、ついに宇宙に進出ですか。。。なんでこんなことになったのかといえば、例の映画、そう「スター・ウォーズ」の爆発的なヒットの影響ですよ。
タイトルはイアン・フレミングのシリーズ第3作の長編からですが、内容は全く別物の「ムーンレイカー」、1979年の公開でした。

監督:ルイス・ギルバート
製作総指揮:マイケル・G・ウィルソン
製作:アルバート・R・ブロッコリ
音楽:ジョン・バリー
主題歌:シャーリー・バッシー
作詞:ハル・デヴィッド
作曲:ジョン・バリー
撮影:ジャン・トゥルニエ
編集:ジョン・グレン
視覚効果:デレク・メディングス
美術:ピーター・ラモント
プロダクション・デザイン:ケン・アダム
メインタイトル・デザイン:モーリス・ビンダー

ムーンレイカー

荒唐無稽もここに極まった感がある「ムーンレイカー」ですが、それだけに見どころも多い作品です。何と言っても物語の舞台が、カリフォルニア、ベニス、リオ、アマゾン、そして宇宙と目まぐるしく移り変わるというスピーディーな展開は観る者を飽きさせません!
そして、前作で評判の良かったジョーズが引き続き登場しているのもちょっと嬉しいです。

日本での興行成績は外国映画部門で「スター・ウォーズ 帝国の逆襲」に次ぐ第2位でしたが、世界興行成績においては見事第1位に輝きました。興行収入は2億1030万ドルで、シリーズ最高額を更新しています。

ユア・アイズ・オンリー

商業的には大成功を収めた「ムーンレイカー」でしたが、内容的には流石にやり過ぎたと思うところがあったようです。1981年6月に公開されたシリーズ第12作目の「ユア・アイズ・オンリー」は、原点回帰となった作品です。
結果、空中アクションに銃撃戦。カーチェイスにスキーアクション。水中でも戦い、ロック・クライミングもあるという実にスリリングなシーン満載のアクションムービーとなりました。

監督:ジョン・グレン
製作:アルバート・R・ブロッコリ
脚本: リチャード・メイボーム、マイケル・G・ウィルソン
音楽:ビル・コンティ
主題歌:シーナ・イーストン
作詞:ミック・リーソン
作曲:ビル・コンティ
撮影:アラン・ヒューム
編集:ジョン・グローヴァー
脚本:リチャード・メイボーム
プロダクション・デザイン:ピーター・ラモント
美術:ジョン・フェンナー
特殊効果:ジョン・エヴァンス
視覚効果:デレク・メディングス
メインタイトル・デザイン:モーリス・ビンダー

ユア・アイズ・オンリー

シリーズ中最高傑作の呼び声も高い「ユア・アイズ・オンリー」。監督は誰だかご存じですか?…知らない方がほとんどではないかと思います。ジェームズ・ボンド役が代わっていることは知っていても、監督が変代わっていることには興味がない。そんな方、多いと思います。誰が監督だろうと関係ない、007なら問題なし!そう思っている方も相当数いるのではないかと。。。
しかし、当然ながら監督は大事ですよ。この監督あってこそ「ユア・アイズ・オンリー」は生まれたわけですからね。監督の名は、ジョン・グレン。本作から5作連続で007シリーズを手掛けることになります。

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